ドクターペッパーが炭酸飲料の中では一番好きだ
インベーダーハウスで味を覚え、片岡義男の小説でせつなさを感じる
一番好きな炭酸飲料はドクターペッパーで、小学生のときに、インベーダーハウス(懐かしい響きだ)で味を覚えて以来、病みつきになっている。
アメリカの大学で研修していた頃の私の朝飯は決まってドクターペッパーで、学食のセルフサービスのディスペンサーには、1.5リットルまではいる容器があったので、そこになみなみと氷とドクター・ペッパーを注ぎ、ストローでチューチューと吸いながら、個人練習が出来る音楽室へ向かい、そこでピアノを弾きながら、ドクター・ペッパーを飲むのがなによりの楽しみだった(講議はサボってました)。
そういえば、片岡義男の『人生は野菜スープ』で、主人公が映画館のロビーでドクター・ペッパーとポップコーンを食べているシーンがあるが、とてもオイシソウな描写だったと思う。
そして、この小説は個人的には大好きな小説で、とても切ない気分になるのだ。
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このせつなさをドクターペッパーが直接彩っているわけではないのだけれど、やはり好きな小説にドクターペッパーが登場するのは嬉しいことだ。
記:2000/09/16
俺の体の成分の98パーセントはドクターペッパーで出来ているぜ
というのは冗談だが、先ほどの買い物から帰り、何か買うのを忘れたと思ったら、そうだ、ドクターペッパーを買うのを忘れていた!
したがって、近所の自動販売機へ。
ワンコイン100円というシールが貼ってあるドクターペッパーを買う。
100円也。
プシュっと缶を開けると、ショワショワと大量の泡。
ドクターペッパーは他の炭酸飲料と比べると炭酸が強めなのだ。
それに加えて、よく冷やしていない状態の缶を開けると、すごい勢いで泡が噴き出す。
なので、気を付けなければならない。
よって、ベストなのは、買った缶はすぐに開けて飲まずに、冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲むのがベストなのだが、身体の成分の98パーセントがドクターペッパーで出来ているため(嘘)、一気に開けて、一気に飲んだ。
炭酸が強いということは、それだけ、味付けが甘めということなのだが、ぬるいドクターペッパーは甘いというよりも、まったり甘い。
喉が渇いているときに、まったり甘いぬるめのドクターペッパーは最悪なのだが、そこまでぬるいわけではなく、適度に冷えていたので、まあまあおいしく飲むことが出来た。
ビールと一緒で、ドクターペッパーは最初の一口が最高に旨い。
記:2017/08/25
缶のビジュアル
たまにドクターペッパーを自動販売機で買うたびに、缶のデザインが面白く変化していますね。
いかにも、アメリカ!なイメージを強調しているものが多いのですが、それはそれでなかなか。
追記:2018/07/20