素組み!HGBD 煌・ギラーガ(ガンダムビルドダイバーズ)
2022/09/16
長い尻尾
今年6月に発売予定の『ガンダムビルドダイバーズ』の煌・ギラーガ。
しっぽ長げぇ~!
かっちょえぇ~!
ギラーガは、『ガンダムAGE』に登場した機体なんだけど、正直、あまり記憶に残ってないんだよね。
いちおう『AGE』は全話観たんだけど、敵メカは、みんなこんな感じのトゲトゲしたデザインが多いな、ぐらいな記憶しかないんですわ。
Amazonの商品説明を引用すると、以下の通り。
『機動戦士ガンダムAGE』に登場するギラーガが真っ青なカラーでダイバーズに出撃。
長い尻尾を持ったライバルガンプラが登場。
■ベースとなったガンプラ「HG 1/144ギラーガ」のものより約3倍の数の節を採用した尻尾は取り外して鞭の様に使用することが可能。
■約3倍長い尻尾の節は、それぞれが独立。鞭の様に使用する際のアクションポーズに制限が起きず自由自在に可動。
■全身に追加されたクリアパーツによりシルエットも大きく変化。
【商品内容】成形品×13、ホイルシール×1、リード線×1、取扱説明書×1
【付属品】ギラーガギラスピア×1、ギラーガギラテイル×1
なるほど、原作に登場していたギラーガは、尻尾短かったんだ。
でも、これぐらい長いほうがカッコ良く見えますね。
ポージングも色々と楽しめそうです。
長い尻尾といえば、ずいぶん昔に息子が作っていたガンダムエピオンを思い出します。
MG 1/100 OZ-13MS ガンダムエピオン EW版 (新機動戦記ガンダムW Endless Waltz)
このMSも尻尾の長さが印象的でした。
しかも変形すると色も色ということがあってサソリのようにも見える。
変形原理は、ハンブラビを彷彿させるものがありましたが。
ハンブラビといえば、そういえば、ハンブラビも尻尾がありましたね。
HGUC No.145 1/144 RX-139 ハンブラビ (機動戦士Zガンダム)
ハンブラビの尻尾は直線的な鉄の棒って感じでしたが、変形したときに一直線に伸びる尻尾は、なかなかインパクトでした。
尻尾つきのMSって、なかなかイイもんですな。
いずれにしても、これは買わな!
水色ブルーもおいしそうな色ですね。
6月30日発売予定とのことですが、発売が早まるのを祈ろう。
記:2018/03/27
発売されとるやんけ
イン・ヨドバシカメラ西新宿のGAME&HOBBY館。
『ガンダムビルドダイバーズ』の煌・ギラーガと、『ガンダムNT(ナラティブ)』のユニコーンガンダム3号機 フェネクスが発売されておりました。
両方とも「尻尾系」モビルスーツですな。
「尻尾MS」にはさまれて新作リーオーも積まれていました。
販売価格は以下のとおり。
リーオーはちょい高いかな?
とりあえず、煌・ギラーガは作ってみるつもり。
記:2018/06/22
買うた
で、発売されたので『ガンダムビルドダイバーズ』の煌・ギラーガを買いました。
作ります。
煌は「ギラ」と読むようです。
ギラ・ギラーガ。
ギラギラッ!
辮髪のような、というより『男塾』で天挑五輪大武會に参加した狼髏館(ろうろうかん)の鎮獰太子(ちんどうたいし)の髪の毛のように長い尻尾が特徴の機体で、色々なポージングが楽しめそうですね。
箱の中
煌・ギラーガの箱の中です。
ランナーはいった袋が6枚。
先日、新発売のガルバルディβを作った後だけに、ちょっと多めな感じますね。
パーツ類
煌・ギラーガのパーツ類を並べてみました。
ランナー12枚、シールにポリキャップ、そしてリード線です。
ギラーガのランナーは4枚。
煌・ギラーガ用の新作ランナーが8枚。
中央のシールを境に向かって左側がギラーガのランナー、右側が煌・ギラーガのランナーです。
調色レシピ
塗装をする人のための調色レシピは以下の通りです。
本体等ブルー部
インディブルー:90%
ホワイト:10%
本体等ダークブルー部
インディブルー:55%
ダークグリーン:30%
ブラック:15%
本体等イエロー部
ホワイト:90%
イエロー:5%
クリームイエロー:5%
本体等ライトグリーン部
ホワイトグリーン:100%
本体等グレー部
ミッドナイトブルー:90%
ホワイト:10%
ブラウン:少量
センサー等グリーン部
下部シルバー:100%
クリアグリーン:100%
ボディの組み立て
ボディを組み立てました。
胸のでっぱり装飾パーツ、シール貼る箇所が多くて面倒といえば面倒。
もう少し丁寧に貼っておけば良かったと後悔。
わー失敗してもうた~!と思ったら、ホワイトグリーンを筆でちょんちょんと乗っければ、そのほうが見栄えがよくなるかもしれませんが、とりあえずは、このまま突っ走ります。
水性のみでラッカー系がないのが残念だけど、ラッカー系を使うとしたらイスラエル砂漠迷彩色のブルーFS35622で代用すればビシッと締まるかもしれません。
頭部の組み立て
頭部を組み立てました。
『AGE』でギラーガが登場した時から思っていたんですが、なんとなくエヴァ初号機に似ていなくもない。
もう少し初号機をザックリとディフォルメした感じの機体だなと思っていたものです。
特に顔の部分にそれが如実に現れているというか。
で、頭部をボディにドッキング。
青いカブトムシロボットにも見えます。
配色から、なぜか昔なつかし『タイムボカン』のタイムメカブトンを思い出したりもしています。
腰部の組み立て
腰部を組み立てました。
複雑な形状を最小限のパーツ数でうまくまとめられていると思います。
上半身とドッキング。
なかなか「カッコいい悪役」感が漂っていますね。
ま、劇中でこのスリムな機体を操る(操れなくなった)おデブなドウジは、「悪役」というわけではないけれど(コスいガキぐらいな感じ)。
脚部の組み立て
脚部を組み立てました。
結構組み立てるの面倒くさかたtかも。
おそらく最近のガンプラは親切設計のため、組み立て後の塗装は極力しなければ良い設計になっているので、設定がの色分けが、そのままパーツ分けになっているのですよ。
この煌・ギラーガの脚部でいえば、青、濃い青、黒っぽい青、そしてクリーム色っぽい黄色。
これら色分けされたぶん、それぞれが独立したパーツになっているため、ひとつひとつランナーから切り離して組み立てていかなければならない。
だから面倒に感じたのかも。
もちろん、組み立て大好きな人からしてみれば、これこそが「嬉しい手間」なんでしょうが、組み立てよりも塗りが好きな私からしてみれば、もうちょいパーツが少ないほうがいい~!って感じです。
でも、ギミックが多く、可動範囲が広いほうがユーザーは喜ぶからでしょうね、最近のガンプラは、特にHGは、小さなボディの中に、ギリギリまで細かな工夫をいきわたらせており、かなり頑張っていることは伝わってきます。
ただ、いかんせんスケールが小さいため、その細かな配慮が逆に仇となり、保持力の弱さや、時に部品のポロリにつながっているのかも。
そのあたりは、ユーザーのニーズと技術との鬩ぎ合いのようなものを感じ、それはそれで組み立てながらもヒリヒリと伝わってくるし、バンダイさん頑張ってるよな~!といつも思っています。
ただねぇ、いかんせんパーツ多いは、ギラーガ。
この先、「尻尾」も作らなあかんのかと思うと、少々気分は萎え気味だということは、夏のような気温の暑さのせいだけではないと思います。
脚部をボディにドッキングさせました。
エヴァ初号機に息子がいたとして、その息子がグレたら、こんな感じなんでしょうね(?)。
足先の組み立て
足先を組み立てました。
子どもの頃、部屋には「こども百科事典」があったのですが、その中で「みらいののりもの」みたいな項目にリニアモーターカーの模型の写真が小さくページの下にレイアウトされていたのですが、「新幹線よりかっけぇ!」といいながらよく眺めていたものです。
なんだか、足先を見ていると、子どもの頃に「かっけー!」と思った「みらいのリニアーモーターカー」の想像図を思い出してしまいました。
脚部とドッキング!
こんなフォルムの仮面ライダー(平成のほうね)がいてもおかしくないかもしれませんね。
位置づけ的には主人公のライバルあたりがイイかもですね。
555に対してのカイザ、ディケイドに対してのディエンド、フォーゼに対してのメテオみたいな感じで。
仮面ライダーカブトの青バージョン、武装強化トゲトゲバージョン!といっても、少なくともゼクトのパワードスーツよりはカッコいいと思うんだよなぁ。
腕部の組み立て
腕を組み立てました。
これも脚部と同じく、明るい青に暗い青と、色分けごとにパーツになっているので、予想以上に部品の数が多く、切り出し、ナイフでバリ落とし、組み立てを繰り返していると、結構時間がかかってしまいました。
ボディと合体!
スリムなトゲトゲロボ。
ここまでの組み立てで結構時間がかかってしまったなぁ。
ちょい疲れ。
妙にエネルギーが消耗。
私のようなヘナチョコだと、このキットは一気に組み立てるのは無理だなぁ。
手4種類
このキットに付属するギラーガの手は4種類。
左右それぞれグーとパーです。
もっともパーとはいっても、ゴーストボックスの手のようなオドロオドロしい形をしていますが。
ゴーストボックスというのは、昔なつかし昭和40年代のおもちゃ屋さんに行けば、必ずといっていいほど売られていたプラモデルです。
棺おけのような木箱からミイラのような手が出てきて、台に置かれたコインを箱の中にかき込んでしまうもの。
動力はゼンマイでした、たしか。
最近では、ゴーストスカルという名前で、もう少しツルリとしたお洒落な貯金箱が発売されていますが、その元祖となったゴーストボックスは、もっとオドロオドロしかった記憶があります。
腕に装着!
ゲンコツバージョンに次いで、ゴーストボックスの手バージョン。
凶悪そうな手なだけに凶悪なポーズもサマになりそうですね。
バックパックの組み立て
バックパックを組み立てました。
楕円形のタマゴがパカッと割れて、カマキリの手のように鋭利な物体が生えてきているような感じが良いですね。
ボディに装着。
けっこうクリアパーツのトゲというか、カッターのような箇所、ボディと比較するとデカいです。
正面から見ても、なかなかバックパックのトゲトゲブーメランのようなパーツは、スリムでシャープな印象をさらに増強させていますね。
カッコよろし!です。
ロングテールの組み立て
ロングテールを組み立てました。
ロングテールというと、なんだかインターネットのマーケティング用語っぽいですが、要するに長い尻尾ということですね。
ギラーガの長い尻尾、こうしてみると、まるで龍のようです。
30個前後のパーツをビーズでオブジェを作るような要領で、リード線に通していくわけですが、パーツによっては、なかなかリード線が通らないものもあります。
ピンバイスで穴の直径を広くしようとしたのですが、手持ちのドリルだと1.5mmだとスカスカ、2mmだと穴の大きとピッタリの幅なので、穴を広げるには役に立ちませんでした。
かわりに用いた方法は、ピンセットぐりぐり方法。
こっちのほうが簡単ですぐに穴の大きさが広がりますね。
つまり、穴にタミヤのピンセットを差し込んで、あとはグリグリとねじっていけば、少しずつ穴が広がるのです。
この作業をノンビリとテレビを見ながら繰り返しせば、退屈せずに済みますし、1時間番組のドラマ1話以上、2話分未満の時間があれば、だいたいすべてのパーツをリード線に通せると思います。
たぶん、この作業だけを繰り返すのは、飽きっぽい人はすぐに飽きてしまうでしょうね。
私がまさにそうです。
テレビのお陰で、なんとか飽きずに最後まで組み立てられました。
ボディに装着しました。
けっこう長いですね。
正面から見ても、かなり目立ちます。
作るのは少々面倒ですが、ボディに装着すると、なかなかのインパクトが生まれます。
ギラーガギラスピア
ギラーガギラスピアです。
ランナーからパーツを切り出して、シールを貼っただけ。
相変わらずシール貼りが下手だなぁ、俺。
煌・ギラーガに持たせてみました。
メカというよりは、魔法の世界の強そうな門の番人といった感じですな。
完成!
煌・ギラーガ、ようやく完成しました。
途中、古めのガンプラに浮気をしてしまい、そっちのほうに夢中になってしまい、しばらく作るのが滞っていましたが、ようやく素組み、完成です。
完成してみると、尻尾がなかなか見ドコロ有りのキットなのですが、リード線にパーツを通す作業が人によっては面倒くさく感じるかもしれません。
私の場合は、映画を見ながらのんびりと通していったので、さほど気にはなりませんでしたが、一気に作業をしようとすると、まとまった時間を確保する必要がありそうですね。
プロポーションは精悍でカッコ良し。
塗装派は塗ればまったく問題なしなのですが、シールでの色分けがちょいと多い感じがしました。
後姿。
やっぱり竜のような尻尾がツボですな。
カドカド、トゲトゲが多いキットなので、お父さんがお子さんと作る場合は、気をつけましょう。
今のところ、目だったポロッポ~(パーツがポロリと落ちること)はないのですが、見た感じ以上に、以外とパーツやプラの柔らかさ含め、全体的にデリケートな作りなので、あまり強い力でグイグイとポーズをとらせない方がよろしいと思われます。
記:2018/07/24