般若 vs.SIMON JAPのバトルが熱かったフリースタイルダンジョン

      2021/02/06

強いぜサイモン・ジャップ

2018年9月25日(正確には9月26日)放映の『フリースタイルダンジョン』が面白かったですね。

熱いバトルが繰り広げられました。

チャレンジャーは関東でメンチが一番怖い男・SIMON JAP(サイモンジャップ)。

前回、前々回の放送では、FORK、ACE、崇勲とモンスターたちを立て続けに撃破して、最後の砦・4人目のモンスター輪入道にも勝利。

SIMON JAP強ぇ!

そして、強いだけではなくて、なんだか佇まいもワルなんですよ。

まるでオッサン悪ガキを絵に描いたかのような存在感。

悪ガキオヤジですな。

ろぼっ子ビートン

そして、いよいよラスボス般若とのバトル。

般若も負けず劣らず悪ガキおっさんではあります。

2人とも悪ガキオヤジオーラが出まくりラッパーです。

悪ガキオヤジといえば、ガキオヤジを思い出す。

ガキオヤジとは、昭和51年頃に放送されていた『ろぼっ子ビートン』というアニメに登場するキャラね。
ちなみに、番組の音楽担当は久石譲だった。
当時は本名の藤沢守という名前がクレジットされていたと思ったけど、なかなか懐かしいですな。

ろぼっ子ビートンのガキオヤジは、ガキレンジャーという子分を引き連れていたな、そういえば。

ヒップホップユニットの餓鬼レンジャーではありません。

餓鬼レンジャーもデビューしてから20年以上経つ、ある意味老舗HIP HOPユニットになっていますね。うちにはなぜか初期の餓鬼レンジャーのCDが何枚かあったりするんだけど、最近は滅多に聴いてません。

ガキオヤジ同士の熱きバトル!

それはそうと、期待に胸ふくらむSIMON JAPと般若のバトル開始。

しょぱなから飛ばしまくる般若。

「てめぇ、さっきから何見てんだよ、この野郎、初対面だかなんだか知らねぇけどよ」

いつもに増して、えらい迫力。
押せ押せドリャドリャな力押し。

引かずに応酬するSIMON JAP。

まるでガキのケンカ。

いや、いい年こいた不良オヤジ同士の容赦なき殴り合いって感じ。
コブシなき言葉と言葉の殴り合い。

なかなかの迫力。

もし、タイムスリップをしてディジーとバードのビバップの演奏を生で見たら、こんな感じのスリリングさを味わえたんだろうね。

参考:バード・アンド・ディズ/チャーリー・パーカー

判定は般若のクリティカル勝ち。

気迫勝ちって感じですな。

だけどもSIMON JAPもいいところまでいっていたと思う。

なかなかの熱きバトルでやんした。

記:2018/09/28

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