素組み!グリモアレッドベレー from ガンダム・ビルド・ダイバーズ
2021/02/11
まるで「ボトムズ」な箱絵
先日発売された『ガンダムビルドダイバーズ』のグリモアレッドベレー。
作ります!
とりあえず素組みで!
おいしそうな箱絵。
やっぱり「ボトムズのスコープドッグかいな!」と思っちゃいますね。
片方の肩、赤いし。
レッドショルダーだよなぁ。
これから作って、もし作りやすくて完成度が高かったら、30個くらい作って「グリモア1個小隊じゃぁ~!」なんてやりたいんだけど、いや、やらないと思うけど、でも、やったら迫力だろうなぁ。
箱の中
HGグリモアレッドベレーの箱の中を取り出してみました。
取説(取り扱い説明書/設計図)にランナー等のパーツ類を入れた袋は5分割されています。
見た目から受ける印象以上にパーツ数が多く感じます。
かつてタカラから出ていた1/35のスコープドッグタイプのプラモを作っていたのですが、キットのつくりはシンプルで、けっこうパーツ数は少なかったのですね。
その時の記憶と無意識に比較しているのかもしれません。
ランナー、パーツ類
キットのパーツ類を並べてみました。
ランナーの枚数が多く感じるのは、ベースとなるグリモアのランナーにプラスして、レッドベレーのオリジナルパーツが追加されているからでしょう。
これも、ジム・ビームマスターなど『ダイバーズ』シリーズのMSと同様、余剰パーツが出てきそうですね。
A1、A2ランナー
グリモアレッドベレーのA1ランナーとA2ランナーです。
嗚呼、色といいパーツの形といい「むせる」(最低野郎用語です)。
スコープドッグついでに作りたくなってしまうではないか。
B1、B2ランナー
B1、B2ランナーです。
サイヤ人の宇宙船ポッドみたいなお腹のパーツにどうしても目がいってしまいます。
成型色の薄いグリーンは、昔、『ボトムズ』のスコープドッグを作っていたときと同じ色なので、妙な懐かしさを感じてしまいます。
う~む、やっぱり確信犯ですな、グリモアレッドベレーのデザインは。
D1ランナー
D1ランナーです。
ミニモアやプラズマナイフのパーツでまとめられていますね。
この青いミニモアを頭部に差し替えても良いかも。
グリモアブルーベレー。
ブルーベリーみたいですな。
ただ、頭部が青になると赤よりはインパクトがかなり薄れそう。
しかし、実戦ではそのほうが良いのかもしれません。
E1、E2ランナー
E1、E2ランナーです。
ミニモアのパーツ中心で構成されており、プラス肩のパーツ。
ミニモアの形を見ていると、なんとなくですが『マクロス』の映画と「セブン」バージョンのエキセドル(記録参謀)の頭を思い出してしまいます。
F1、F2ランナー
F1とF2ランナーです。
登山隊のようなミニモアなどを収納するランドセルに目がひきつけられてしまいますね。
身体の大きさに比べると不釣合いなくらいに大きな背中のコンテナを見ると、陸戦型ガンダムを思い出してしますな。
G1、G2ランナー
G1、G2ランナーです。
ダークグリーンうまそう!
スコープドッグ的な緑は、いつ見ても旨そうな色ですな~♪
ポリキャップとシール
ポリキャップとシールです。
ミニモアの目の下地となるシールがカラフルですな。
取説(取り扱い説明書/設計図)
グリモアレッドベレーの取説(取り扱い説明書/設計図)です。
4C(4色)面その1。
1C(1色面)その1。
1C(1色面)その2。
4C(4色)面その2。
配色
グリモアレッドベレーを塗装する場合の塗料の調合は以下の通りです。
・本体等グリーン部
機体内部色:50%
カーキグリーン:30%
グリーン:20%
・本体等ライトグリーン部
ホワイトグリーン:40%
グレー:20%
よもぎ色:20%
・本体等グレー部
グレー:90%
ブラック:10%
・本体等レッド部
モンザレッド:100%
ブラック:少量
・ミニモア等ブルー部
インディブルー:70%
レッド:20%
ネイビーブルー:10%
・ナイフ刃 シルバー部
シルバー:80%
ニュートラルグレー:20%
以上、取説(取り扱い説明書/設計図)より。
胸部の組み立て
グリモアレッドベレーの胸部を組み立てました。
シールで再現する首元が、なかなか目立ってます。
緑と青竹色の組み合わせ。
まるで零戦ですな。
腹部の組み立て
グリモアレッドベレーの腹部を組み立てました。
胸部と合体!
ポッコリと出た丸いお腹がチャーミング。
いやぁ、ポンポコたぬきみたいで可愛いですな。
頭部の組み立て
HGBD グリモアレッドベレーの頭部を組み立てました。
クリアパーツの下に光る青竹色のメタリックシールの色合いがたまらない。
ボディとドッキングするとこんな感じ。
ひとつ目ぽんぽこ狸みたいですな。
やっぱり球体の腹がなんともユーモラスでなごみます。
腰部の組み立て
腰部を組み立てました。
後ろから見るとこんな感じ。
太腿のアーマーに回転式のスラスターがあるのですが、なんか土偶というかカエルの顔のように見えてユーモラスです。
ポコッとした腹部のパーツと合体させました。
う~む、ユニークなフォルムにむせる……。
脚部の組み立て
脚部を組み立てました。
スネに隠されたシザークロウを引き出してみました。
単純なようで、こらがなかなか面白いのです。
ちょっとナイフに厚みがあり過ぎるように感じますが、まあまあ気にしない気にしない。
腰部とドッキング。
こうして見ると『ロボコン』に登場したお坊さんロボット・ロボゲラを思い出しますな。
やっぱり隠しシザークロウを出したり引っ込めたりはクセになりますな。
ジ・オの隠し腕のように。
つまみ出しては折り畳んで、つまみ出しては折り畳んでを繰り返して遊んでいます。
足先の組み立て
足先を組み立てました。
前にも後ろにも車輪が。
ローラーダッシュ?!
む、むせるぜ~!
そして、前輪をくるりと回転させると、こんなところにも刃が。
足先を脚部にドッキングさせたら、こんな感じ。
やっぱりスネの隠しシザーハンズで遊びたくなる……。
なかなか凝った改造をグリモアに施したものですな、ロンメルさんは。
腕の組み立て
グリモアレッドベレーの腕を組み立てました。
う~ん、レッドショルダ~。
それもウドの街で、キリコが治安警察に報復する際に、バニラが間違って左側の肩に塗装したスコープドッグのバージョンね。
本当のレッドショルダー(ギルガメス宇宙軍第10師団メルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団特殊任務班X-1)は、右肩が赤く塗られていますからね。
胸部に装着!
これで本体が完成しました!
どりゃ~!と、ついつい隠しクロウで遊んでしまいます。
『ビルドダイバーズ』の「プロローグ」では、この箇所はクキョウキョウヤのマグナムの剣にカキョーン!と斬られてしまいましたけどね。
その前にグリモアもマグナムの片目をクラッシュさせていましたけど。
アサルトライフルの組み立て
アサルトライフルを組み立てました。
けっこうデカいです。
部品の一部がポロッポ~(ポロリと落ちる)なのですが、気になる人は接着しちゃいましょう。
早速持たせてみました。
やっぱりデカい。
かっちょええ。
盾
グリモアレッドベレーの盾です。
裏です。
塗装する人は、裏側も丁寧に塗装したほうが良いでしょう。
基本色ではなく、濃いグレーやガンメタルや焼鉄色などのメタリック調の色のほうが良いでしょうね。
左腕に装備!
もう少し広くて、串刺し棒がついていればベルゼルガ?!
ミニモアの組み立て
ミニモア×2を組み立てました。
背中のコンテナに収録されている2体のミニモアは、偵察や攻撃に使用され、グリモアグリーンベレーの作戦行動を支援します。
なかなか可愛いやつです。
後姿。
プラズマナイフは後頭部にも装着できます。
なかなかユニークな支援機ですね。
背中コンテナ
背中に背負うコンテナを組み立てました。
パカッと開けるとこんな感じ。
奥にプラズマナイフが収納できます。
ミニモアも収納できます。
収納は下から順に。
蓋を閉じて、背中に背負わせました。
コンテナの下の四角いパーツはスラスター? それとも排気口?
完成!
HGBDグリモアレッドベレー、完成しました。
うん、メルキア戦略装甲騎兵団強襲任務班使用機、あるいはメルキア方面軍第24戦略機甲歩兵団のATみたいでカッコええです。
『ボトムズ』のスコープドッグ的でもあり、『ロボコン』のロボゲラ的でもあり、背中のみ陸戦型ガンダム的でもあり、見飽きることのないAT、いやMSです。
ついついスネの隠しシザークロウで遊んでしまうんですよね。
今回は無塗装素組みで制作終了としますが、つや消しのトップコートを吹き、モールドにスミ入れすれば、さらにカッコよく引き締まったクリモアレッドベレーになることでしょう。
今度作るときは、きちんと塗装して作ってみようかと思います。
記:2018/05/04