「ジャズマンは不健康だから俺も不健康だぜ~」なんて言ってる年齢ではなくなってきた

      2018/03/22

先日、この「カフェモンマルトル」の記事のカテゴリーに「健康」を設けました(で、それに合わせて他のカテゴリーもけっこう増やしちゃったけど)。

2018年、新年明けて気が付いたんですが、私、今年の夏で50歳になるんですよね。
というか、もっと早く気づけよって感じなんですが。

ちょうど、この「カフェモンマルトル」を始めたのが1999年の3月で、その時の私は30歳だった。その約2カ月ちょっと後に息子が生まれて、さらに2カ月後には私は31歳の誕生日を迎えて。

つまり、いつまでたっても、この「カフェモンマルトル」に文章を書いているときの気持ちって、30歳くらいの時のままなんですよ。

ぜんぜん成長していない。

気持ちだけ30歳、でも肉体は50歳。

おおいおい。

よく、年寄りが「若いモンには負けんぞ~、ワシはまだ若いぞ!」と言って張り切る「年寄りの冷や水」的な描写が漫画やテレビにありますが、まさに、それに近い状態。

そして、「気持ちはまだ若いぞ~っ!」と言い張っている年寄りの気持ちが少しわかるようになってきた。

年をとったからといって、特に自覚するほどの体力の衰えはありませんが、強いていえば階段を上るのが面倒くさくなったことですかね。

中学生の頃から駅の階段は上る時も降りる時も一段飛ばしだったのですが、そういえば少し前から、階段は一段一段踏みしめながら上り下りしている。

自分で自覚できる変化はこれぐらいなものですが、それでも目に見えないところで確実に「老い」は迫ってきているんじゃないかと思います。

ただぞれを表面的に自覚していないだけ。
怖い怖い。

階段の昇降で息切れをすることはないけれども、あ、5~6階ぶんくらい登ると少し息切れするかな?

そんな状態が少々ヤヴァいような気がしないでもないので、タバコやめようかな?なんて思ったりもしますが、うーんどうでしょうね。

そういえば、ジャズ喫茶「いーぐる」のマスター・後藤さんも、「メグ」のマスター・寺島さんも昔から喫煙習慣ありませんでしたしね。

思うに時代とともに、「ジャズ=アングラ」とか、「ジャズ=不健康」というイメージが払しょくされてきているような気がします。
ウィントン・マルサリスの台頭に反比例するかのように、ジャズは不健康なイメージから、教養と品格のあるエスタブリッシュメントなイメージが増長してきているような感じがするのは気のせい?

もちろん、私がジャズを聴き始めた頃も、ジャズのイメージはどちらかというと「オシャレ」なイメージもあったのですが、それでも、入門したての頃にむさぼるように読んだ講談社の『名演!モダンジャズ』(後藤vs寺島の初バトルの対談が収録されています)という本自体、JTBの企画制作の本でしたから、今と違って、まだ煙草に関しては慣用な時代だったんだな~と思います。

ま、煙草に限らずですが、少しずつ年齢も考えて、「身体を鍛える」のではなく、身体が衰える速度を遅くする何かをしなければと思う今日この頃なのです。

今のところ、朝起きたときのストレッチぐらいかなぁ? 習慣的にやっていることは(これは就職した最初の年から体力維持のために続けています)。

記:2018/01/26

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