『幸福な食卓』観てほんわり
先日、『幸福な食卓』の試写を見てきました。
ストーリーや設定は、えーと、書くの面倒なので(笑)省きますが、なかなか良い映画でした。
この良さは、説明するのが難しい。
ゆるやかにほんわか、そこはかとなく哀&愛、微妙にくすり、………て感じかなぁ。
高校時代に戻りたいと思ったよ、今度は男子校ではなく共学のね。
主人公の佐和子を演じる北及きいの可愛いこと、可愛いこと。
常に平熱感覚なしっかり者の中学生、高校生の役を演じていました。
彼女はドラマ『14歳の母』にも、主人公の親友役で出演していましたが、この役よりも『幸福の食卓』の佐和子役のほうがずっと良い。
おそらく、佐和子役が北及きいでなければ、この映画、まったく違ったトーンになっていたことでしょう。
微妙に曇りがかった晴天そら模様の街並みに、制服姿で自転車をこぐ彼女の姿が綺麗に溶け合ってました。
個人的には、マイペースな佐和子の兄役、平岡祐太と、彼の彼女役のさくらがツボでした。
とくに、若い頃の二谷友里恵を彷彿とさせるさくらは、私の予備校時代の英語の先生にそっくり(笑)。
あの不機嫌な顔、ぶっきらぼうなぐらいのキビキビ&大胆な動作……。
嗚呼、高嶋先生、今ごろどうしてますか?(笑)
号泣、大感動、衝撃、といった大袈裟な形容は似合わない映画ですが、ゆるりと暖かい気分になりたい方は、是非、映画館に足を運びましょう。
1月27日からの上映です。
記:2007/01/10