メイド喫茶に行ってきました。

      2015/06/01

cappuccino

本日、秋葉原のメイド喫茶に行ってきました。

メイド喫茶初体験(照)。

もう7年ごしのプラトニックな淡くて清い交際(?)を続けている、私がいつも「姫」と呼んでいる、モデルの横山優貴ちゃんのような可愛い女の子がいるんですが、彼女、結婚してから旦那の仕事の都合で福島に行ってしまったのですね。

そんな彼女がたまたま本日、東京の実家に戻ってくるというので、東京のどこかで会いましょうということに。

どこに行きたいのかメールで尋ねたら、メイド喫茶ってところに行ってみたい(笑)。

正直、私は、そっち方面にはまったく興味はなかったのだけれども、でも一度ぐらいは覗いてみても良いのかなという好奇心はありました。

くわえて、メイド喫茶方面に詳しい某女子大の教授様も案内してくれることになったので、3人で秋葉原で落ち合ったのです。

行く前に、まずは腹ごしらえ。

和牛専門の焼肉屋で、カルビやロースやハラミやイカやレバをたっぷり食べ、赤ワインのボトルも空け、すでに、メイド喫茶に行く前からマッタリしてしまった我々。

いやぁ、焼肉といえば、やっぱ赤ワインでしょ。

幸せぇ。

メイド喫茶のことなど頭から離れかけたのですが、いかんいかん、今日のメイン趣旨を忘れるわけにはいかん!と心を奮い立たせ、いざ、メイド喫茶へ。

私、秋葉原にはよく行くんですが、メイド喫茶らしき店は見たことがない。

果たして、どのあたりにあるんだろう?と思っていたら、ヤマギワ電気のビルのわき道に入っていくんですね。

歩行者天国の中央通りを御徒町に向かって左側の通りですね。

このヘン一体がメイド喫茶が多い。

しかも、地階ではなく、雑居ビルの2Fだったり5Fだったりなので、銀座のクラブを探すのと同じように、看板で探すわけです。

教授様オススメの一番店は、ガチャガチャがたくさん置いてあるビルにありましたが、すっげー混雑していたので、結局、コスチャという店に行きました。

「おかえりなさいませ、ご主人様」ってちゃんと言われた(笑)。

さりげなく、小さい声でだけど。

私はもっとキャバクラのような店を想像していたのですが(笑)、そうではなくて、メイドの格好をしたウエイトレス数人が忙しく動き回っている喫茶店という感じでした。

ただ、客層は9割が男。あたりまえか。

ただ、内装は凝ってましたね。

まるで中学や高校の教室のよう。

椅子や机は学校の教室のものだし、上履きを入れる下駄箱もあれば、黒板もある。

黒板にスペシャルメニューが書かれているわけですね。

せっかくだからスペシャルメニューを頼みました。

「ミカのタロット占い」付きのソーダー水です。1000円です。

2つの机を面と向かって合体させて、放課後の教室のトランプ遊びよろしく、私の運勢をタロットでミカさんというメイドさんに占ってもらいました。

ここ半年の私の運勢は、一言で言えば、好転。

特に、仕事は、約束を守り、誠実さを貫けば、良いほうに一気に開花するそうです。良かった。

あと、今年は目だったり、歯だったり、腰だったりと色々な病院に通いまくっている私なので、健康も占ってもらいましたが、健康も好転。

よかった。

横でそれを聞いていた姫は悔しそうに「ちっ!」と舌打ちしてました。

だって、彼女、ちょっと前から私の腰痛を予言していたんですよ。

どうして分かったのかというと、私をイメージしたときに、腰のあたりに黒い靄というか雲のようなものがかかっていたそうなのです。

ほんとは、占いじゃなくて、腰を悪くして、ベースや女を弾けなくなるようにオレに呪いをかけたんじゃないの? と訊いたら、「そう」 だって(笑)。 

ヒドイな、それは。

ま、それは冗談なのでさておいて、圧巻だったのが、某女子大教授が挑んだ「天国と地獄ジュース」ですね。

2500円也。

これは、指名したメイドとジャンケンをするのです。

買ったほうが、牛乳に、納豆、もずく、リンゴジャムなどを入れることが出来る。

で、負けたほうが、それを一気飲みするわけです。

一気飲みできれば、エンジェルと一緒に写真撮影、一気飲み出来なければ、罰ゲーム。

で、教授、負けてやんの(笑)。

500ml以上は優にある牛乳の中に納豆ともずくとリンゴジャムを入れられ、それをシェイカーでシェイクした液体を飲むはめに。

このイベントは、店中にアナウンスされるので、否が応にも店内の客からの注目のマト。

一気飲みしようとコップを持ち上げた教授、もずくと納豆の強烈な匂いで、すでに口をつける前から「うっぷ!」と気持ち悪そうな顔です。

お客さらの「一気!」コールに煽られ、一口だけ飲みましたが、あとはあえ無く玉砕。

さあ、楽しい罰ゲームの時間です。

罰ゲームの内容は、「びんた」です。

「旦那様、3、2、1、とカウントダウンをなさいませ」

とメイドさんに促された私。

言われたとおりに、3,2,1と数えたら、

「バッシーン!!!」

猛烈なビンタの音が店内に響き渡りました。

いやはや手加減なしの本気のビンタです。

このメイドさん、うちのバンドのドラマーにそっくりな、手の平にも乗りそうなほど小っちゃ可愛い女の子なのですが、ビンタ慣れしているとしか思えないほどの、見事なスピードとタイミングでした。

教授は本気で痛がってました…。

しかし、罰ゲームはビンタ1発では終わりません。2発です。

今度は、

「お嬢様、カウントダウンをお願いします。」

と姫に3,2,1を言わせ、

またもや同じ右の頬をバッシーン!!

「2500円も払って、不味いもの飲んで、可愛い子からビンタされて…ううう」と教授は、かなりヘコんでました。でも、これを嬉しがる客もたくさんいるんだろうな。

このヘコみを癒すかのように、テーブルに運ばれてきたのが、ドラえもんの顔が泡の上に描かれたカプチーノ。

教授殿は、無言でドラえもんのカプチーノを飲んでおりました。

初めてのメイド喫茶は、期待していたよりも、フツーな喫茶店の延長の店って感じでしたが、それでも、このようなイベントがあると盛り上がって面白いですね。

また行こうとは思わないけれども、良い社会勉強(?)になりました。

記:2006/04/02

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