最後の四天王・おたべ(横山由依)が負けた!「マジすか学園4」7話

      2021/02/28

おたべ敗北!

ついに、というか、やはりというか、マジすか学園4の第7話では、おたべ(横山由依)が負けちゃいましたね。

小細工なしの真っ向勝負

もう少し、激尾古高校が絡んだストーリー展開になるのかと思いきや、ストレートの真っ向勝負。

「下手な小細工は一切なしや」と、先週の次回予告にもあったとおり、さくら(宮脇咲良)との真っ正面からの一騎打ちでした。

パンチ、蹴り、頭突きが出るわ出るわの、比較的長めの尺での格闘シーンでしたね。

序盤はおたべがさくらを圧倒していましたが、さくらが一度ダウンして立ち上がってからは形勢逆転。

四天王との闘いにおけるいつもの流れではありますが、きっと「ケンシロウさくら」としては、最初に相手の攻撃を受けておき「お前の動きはすべて見切った」と一気に形成逆転に持って行くのが、彼女の「勝ちパターン」なのかもしれませんね。

さくら的フィニッシュブロウ

なにしろ、ボコボコにされて、一度ダウンした後のさくらは、相手の攻撃を一切受け付けないことが多いので、やはり最初は相手に攻撃をさせておきながら、相手の「マジ度」と「コブシの重さ」をリサーチすると同時に、敵の戦い方のクセを学習し、ダウン中にその後の勝負の展開、戦術を無意識に練っているのかもしれません。

そういえば、今回も炸裂していましたね、さくらのジャンプをしながら相手に拳をたたき落とす必殺拳(?)。

もう少しジャンプの高さが高ければ、『リングにかけろ』の香取石松の必殺ブロー、ハリケーンボルトになる?

いや、身体や顔が下に向いていないので、カタチ的には、阿修羅一族の百鬼丸が志那虎一城に放った「阿修羅垂剛拳」に近いのかもしれません。

おたべは強いという前振りが大きかったわりには、今回の「タイマン」は、少々呆気ない気もしないでもありませんでしたが、あの馬鹿力のバカモノ(川栄李奈)でさえも「あたしより馬鹿力」と評するほどのさくらの打撃力は、相当なモノだったのでしょう。

こぶしの軽重

さくらは、あの細い脚、細い身体でよくも「めちゃくちゃ重いっす」(バカモノ・談)な拳を放てるのかが不思議といえば不思議ですが、まあこれは物理的に計測できる重さというよりは、気合いや気迫、そして「マジ度」のような計測不能な精神的なものなのかもしれませんね。

劇中では「コブシの重さ」にコダワる描写がけっこうあり、この「重さ」と「マジ」は比例しているのでしょう。

今回もおたべを倒した後は「お前のコブシの重さは忘れない」と言ったさくら。

きっと、この世界では「強敵(とも)」を認め、称える最上級の賛辞なのかもしれません。

「おたべ」のイメージ

それにしても、今回は最後の最強四天王との「激戦」な様子がよく描かれていましたが、もう少しさくらは苦戦して欲しかったですね。

尺の関係上、仕方のないことだったのかもしれませんが、あれだけ「強さ未知数」な匂いを『マジすか2』の頃から醸し出していたおたべなだけに、もう少し百戦錬磨な強さを見せつけて欲しかった。

なにしろ、おたべは、あの前田敦子とタイマン勝負をしたこともあるツワモノです。

その前田が直々にラッパッパの部長に指名をし、わざわざ京都から呼んだだけの「大物」でしたし、実際『マジすか2』では、突然やってきた転校生でありながらも、一応は他部員からの信頼も得て、ネズミ(渡辺麻友)の悪巧みを見抜き、よくラッパッパをまとめていましたからね。

otabeラッパッパの部長時代のおたべ

その時のおたべのイメージとしては「賢者」というニュアンスがピッタリだった『2』したが、どうも『4』では、メンツと責任感は人一倍強いだけの古参部員以上のものが感じられないのが残念。

『4』での彼女は、少なくとも最低2年は留年しているはずだから、だとすると、現在の年齢は20歳。

あるいは、それ以上かもしれない。

その一方で、高校2年生という設定のさくらは現在16歳か17歳。

少なくとも3歳は年の開きがあるわけですが、若さのはじける勢いとエネルギーには勝てなかった?!ということでしょうかね。

さて、いよいよ、来週の第8話はソルト戦?

激尾古高校・看護課がどう絡んでくるのかも見モノではあります。

▼「賢者」時代のおたべは『2』でたっぷり見れます

記:2015/03/03

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