クライマックスに前の小休止/マジすか学園5の第9話
2021/02/28
今回のマジすか学園は、小康状態といったおもむきか、珍しく(?)人が死にません。
格闘シーン少しはありましたけど(おたべ、さくら、マジックの3人がラッパッパの部室を荒らしていた中国マフィアの手下たちをボコボコにする)。
第9話は、クライマックスに向けての準備運動といったところでしょうか。
理事長、警察、政治家、校長、チャイニーズマフィア、明智総業と、それぞれ「大人」たちにも様々な思惑があるようで、具体的に動き出したり、動かなかったり、探りを入れたり、放免されたりと、静かでありながらも着々と物語の終盤に向けての助走が始まった空気を感じます。
ヨガ(入山杏奈)の死を契機に、マジ女と矢場久根高校が接近、さらに、激尾古も来週あたりには合流し、3つのヤンキー女子高が連合していくのでしょうね。
そもそも、ことの発端は激尾古高校看護科の生徒が風俗に沈められそうな所をアントニオが助けるも、その際にアントニオは竜頭組との闘い負傷し、捕まってしまったところをマジ女のソルト(島崎遥香)に助けたこと。
だから、激尾古はマジ女に恩義を感じている(弓を引けなくなった)。
一方、矢場久根女子商業高校のほうも、ルーキー(川本紗矢)やキャンディー(村山彩希)たちが風俗店「生徒手帳」の店員たちに追われているところをヨガ(入山杏奈)に助けられたことにより、マジ女には借りがある。
そして、窮地を救いだしたマジ女「ラッパッパ」の2人(ソルトとヨガ)は両名とも殺害されているため、これはマジ女と激尾古と矢場久根が連合を組むのも時間の問題でしょう。
実際、次回予告には、あたかも仮面ライダーが横並びで全員集合したかのように、3大ヤンキー女子高が前進してゆくシーンが映されていましたからね。
それにしても明智総業会長のリリー・フランキーは、先週もそうでしたが、いい味出していますね。
終盤に向けて、センター(松井珠理奈)も裏のほうから動くんでしょうけど、個人的にはネズミ(渡辺麻友)にも登場してもらい、今回の抗争劇に加わってほしいと思っています。
父親が政治家だし、いろいろ裏で暗躍するのが得意そうだし。
そういえば、センネズコンビ(センターとネズミのコンビ)は、2人とも父親や祖父が大物の金持ちの家に生まれ育ったお嬢さんだったんだね。
記:2015/10/07
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