1/144 ガンダムヴィダール(機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ)制作レビュー
ヴィダール購入!
『鉄血のオルフェンズ』のガンダムヴィダールをヨドバシカメラで購入しました。
1100円でした(税抜き)。
凶悪なつらがまえ、黒と水色の配色。
かっちょえぇ~です。
ヴィダール箱の中
ガンダムヴィダールの箱の中です。
思っていたよりもランナーの枚数が少ない。
写真で見る限りだと複雑な形状をしたガンダムのような気がしたのですが、少ないパーツでうまくまとめられているのでしょう。
1/100スケールのガンダムバルバトスやグレイズも、パーツ数が思いのほか少なく、比較的短時間で組みあがった記憶がありますから。
ヴィダールのランナー
HGガンダムヴィダールのランナーとシール、ポリキャップです。
部品少ないので、すぐ組めちゃいそうですね。
プラの成型色、なかなかおいしそうな色です。
(・∀・)b
ヴィダールの設計図
HGヴィダールの設計図(取説/組み立て説明書)です。
ひとまわり小さいサイズですね。
先日発売されたHGシャア専用旧ザクの設計図と比較すると、けっこう小さいですね。
1色ページ。
文字を一切つかわず、イラストだけで分かり易くレイアウトされています。
4色ページ。
コンパクトながら、なかなかレイアウトや解説に工夫が施された設計図だと思います。
Aランナー
HGガンダムヴィダールのAランナーです。
このフレームの薄めのグレーの色は、
RLM75グレーバイオレット 90%
ホワイト 10%
だそうです。
設計図によると。
RLM75グレーバイオレットか。渋い色をフレームの色にしますの~。
Bランナー
ガンダムヴィダールのBランナーです。
1枚のランナーに4種類の色のパーツが構成されています。
水色のパーツの色は、
クリアブルー45%
ホワイト45%
インディブルー10%
クリアレッド少量
とのことです。
なるほど、このキレイな水色はクリア系の塗料がキモだったんだ。
生クリームのような白は、
ホワイト90%
グレー5%
セールカラー5%
で調合するそうです。
ほんのり微妙に黄色っぽい感じの色はなるほど、セールカラーだったんだ。
残りの薄いグレーは、
Aランナーと同じく、
RLM75グレーバイオレット 90%
ホワイト 10%
濃いグレー、というより濃いブルーは、Cランナーと同じく、
ミッドナイトブルー90%
ホワイト10%
ブラウン少量
です。
Cランナー
ヴィダールのCランナーです。
色は、ジャーマングレイ系かと思いきや、基本はミッドナイトブルーでした。
ミッドナイトブルー90%
ホワイト10%
ブラウン少量
だそうです。
ヴィダールのポリキャップ
ガンダムヴィダールのポリキャップです。
宇宙世紀モノのMS、HGのポリキャップに比べると、かなりポリキャップの数、少ないですね。
ヴィダールのシール
ガンダムヴィダールのキットの付属していたシールです。
目のシールはともかく、意外と色分けのために必要なシールがけっこう多めにありますね。
これで全パーツ確認終了!
胸部フレームの製作
ガンダムヴィダールの胸部のフレームを組み立てました。
前から見たところ。
後ろから見たところ。
かなり薄めの色のフレームですね。
顔フレーム
ガンダムヴィダールの顔フレーム(?)を組み立てました。
目のシールが小さいので、貼りつけるときは慎重に慎重に。
ま、だいたいHG 1/144スケールのガンダム系の顔は小さく、目のシールは小さいので、どれもが注意が必要といえば必要ですが。
写真ではわかりにくいけど、薄紫メタリックのギラリ目、なかなか邪悪でカッコ良いです。
で、胴体のフレームと合体させると、こんな感じ。
今のところ、まったくガンダムではありません(笑)。
腰を製作
ヴィダールの腰を組み立てました。
けっこうシャープ。
で、胴体と合体させると、こんな感じ♪
怖いw(゚o゚)w
脚フレームの組み立て
ガンダムヴィダールの脚フレームのパーツを組み立てました。
こんな感じ。
カッコ良い!
二本の細い動力パイプ(?)が、なんとも良い感じです。
爪先の組み立て
ガンダムヴィダールのつま先を組み立てました。
包丁のような刃物が足底に仕込まれているんですね。
フィギュアスケートのスケート靴のようでもあります。
で、脚部フレームと合体させると、こんな感じ。
面白いカタチになります。
頭+胴+腰+脚
ガンダムヴィダールの頭部と胸部と腰部と脚部を合体させると、こんな感じになりました。
なんか異様に足先が目立つ。
ダイバーみたいでもありますな。
それとも水色の河童?
脚部に黒っぽい外装の取り付け
ヴィダールの脚部に、黒っぽい外装を取り付けました。
先にこれで覆っておかないと、関節部のパーツがポロっと取れちゃんですよね。
で、頭と胴体、腰のユニットと合体させると、こんな感じ♪
やっぱり足が異様にデカい河童さんみたいです。
水色ガッパ?
ヴィダールの肩の組み立て
ガンダムヴィダールの肩を組み立てました。
けっこうモールドが太く深いのには驚き。
そして、裏側はこんな感じ。
けっこう裏側の中身、隙間からよく見えるので、素組み派の人も、肩の裏は部分塗装したほうが良いかもしれませんね。
肩関節の組み立て
ヴィダールの肩関節を組み立てました。
で、肩の装甲に取り付け、ヴィダールの本体に取り付けました。
こんな感じ。
肩幅広いですな。
より一層顔が小さく見えます。
腕フレームの組み立て
ヴィダールの腕のフレームを組み立てました。
よく曲がります。
で、肩パーツに取り付けました。
くねくねと面白いくらいに動くので、色々とヘンなポーズで遊んでいます。
マニピュレーターの組み立て
ヴィダールのマニピュレーターです。
ゲンコツパーツに、水色のカバー。
水色が鮮やかです。
で、腕フレームに取り付けると、こんな感じ。
握りこぶしのみで、平手がないのが残念。
バックパックの組み立て
ヴィダールのバックパックを組み立てました。
中央部。
赤い部分は付属のシールです。
で、背中に取り付けると、こんな感じ。
これが、バックパック両脇に取りつけるスタビライザー(かな?)です。
百式の背中にもついているようなやつですかね。
1枚のパーツです。
ランナーから切り出しただけ。
スタビライザー(?)を両脇に取りつけたところ。
で、再び背中にドッキング。
わりとすぐにポロリと取れる……。
┐(゚~゚)┌
ライフル組み立て
ヴィダールのライフルを組み立てました。
ギャラルホルン特性(・∀・)b
で、ライフルを持たせた状態。
持たせると意外と大きく長いことに気が付きます。
爪先から腰ぐらいまでの長さになります。
レイピアの組み立て
ヴィダールのレイピアを組み立てました。
なんかギャンみたい。
で、持たせてみると、こんな感じ。
なんかギャンみたいですな♪
ヴィダールの顔
ヴィダールの顔フレームに、ツノのような飾り(?)のようなものを取り付けました。
なんだかウィングマンみたいですな。
で、ボディに取り付けるとこんな感じ。
で、レイピアを持ってヘンなポーズを取ってるところ。
なかなかヒーローっぽいルックスですな。
黒と水色って配色がね。
前の腕に外装取り付け
ガンダムヴィダールの前の腕に外装を取り付けました。
取り付け前のフレームむき出しの腕はこんな感じ。
これに外装を取り付けると、こんな感じ。
水色と黒の外装を取り付けるのです。
黒っぽいパーツ(本当はミッドナイトブルーですが)を中央に、両脇から水色のパーツを挟み込むようにします。
で、黒っぽいパーツ(ミッドナイトブルー)のアップがこちら。
前の腕を取り付けた状態の全身は、こんな感じになりました。
少しずつ、水色の占有面積が増えてきましたね。
胸の外装の取り付け
ヴィダールのフレームに、胸の外装を取り付けました。
こんな感じ。
水色と白で構成された、そこはかとなくオシャレな胸外装です。
(・∀・)b
アクセントの水色パーツの取り付け
ヴィダールの腰ユニットに、水色のアクセントとなる外装パーツ(?)を取り付けました。
股間よりちょっと上のあたりですね。
取り付け前状態。
取り付けると、一気に明るくなります。
だいぶ「水色度」が増してきました。
(・∀・)b
二の腕の外装の取り付け
ヴィダールの腕のフレームに、二の腕の外装を取り付けました。
二の腕パーツはこちら。
ランナーから切り出すだけです。
で、取り付け前の状態がこちら。
取り付け後がこちら。
なんだかガッツポーズを取っています。
(・∀・)b
足の外装(飾り?)パーツの取り付け
ヴィダールの足の根っこの部分、そう股間に近い箇所のフレームに、水色の外装(飾り?)パーツを取り付けました。
こちらが取り付け前。
こちらが取り付け後。
どんどん水色のガンダムになってきましたね。
(・∀・)b
膝とヒザ後方にバーニアを取り付け
ガンダムヴィダールの大きな特徴としては、膝とヒザの後ろに大きなバーニアがあること。
このちょっと違和感を感じるようなところにあるところが、逆にカッコ良いのです。
バーニアとスラスター。
劇中ではスラスターと呼び名が統一されているようですが、ラウンドバーニアンのバイファム世代としては、どうしても、お寺の鐘のような形をしたほうはバーニアと呼んでしまうんでうね。
スラスターは基本、姿勢制御のための推進口だと思っているのですが、劇中では、メインの推進噴射口のこともスラスターと呼んでいますね。
で、膝にバーニア(スラスター?)を取り付けたところ。
さらに、膝の後ろにも取り付けたところ。
だんだんヴィダールらしくなってきました。
(・∀・)b
ひざの外装を取り付け
ガンダムヴィダールのヒザに外装を取り付けました。
四角く大きいひざカバーみたいなやつですね。
こんな感じです。
で、ひざカバーを取り付け、銃を持たせた全身はこんな感じです。
四角く角ばったヒザカバー、目立ちますね。
さらにその下のバーニアの内側をオレンジレッドに塗ると、こんどはそちらのほうが目立ちそう。
レイピアの剣先入れです
レイピアの剣先は、やはり細長いから、すぐに折れたり曲がったりするんでしょうね。
劇中でも、剣先を交換しながら戦闘しているシーンがありましたけれども、そのレイピアの剣先をストックするための剣先ホルダーを組み立てました。
三角に尖ったカザリは、昔のSFロボットやメカを彷彿とさせます。
で、腰に取り付けるとこんな感じ。
急に腰回りが忙しくなってきたぞ!って感じです。
で、レイピアの束も差すことが出来ます。
さらに、側面にはライフルを取り付けることもできます。
こんな感じに。
溝が浅く、デッパリも小さいので、すぐにポロッと落ちてしまいます。
ま、仕方ないですね。
ピストル(ハンドガン)二挺
HGヴィダールには、二丁の拳銃も付属しています。
ランナーから切り出すだけの簡単拳銃。
そのピストルを、いや、ハンドガンを持たせてみました。
ガンマン・ヴィダールです。
なんかピストルっぽい銃を持つ人型マシンを見ると、パトレイバーのイングラムを思い出します。
ライフルを持たせた後に、拳銃を持たせると、なんだか妙な違和感が。
でも、これはこれで面白い。
ガンダムヴィダール素組み完成
素組みで作ったガンダムヴィダール、とりあえず完成です。
このポーズにもっていくまで苦労しました。
なにしろ、部品がポロポロと取れるんですよ。
レイピア入れを腰につけたら、バックパックのスタビライザーがポロリ。
ライフルを持った手首がポロリして付け直そうとしたら、今度はレイピアケースがまたポロリ。
レイピアケースを取り付けようとしたら、足の付け根の水色パーツがポロリ。
腰を少し回転させようと手に持ったら、今度は、胸のフレームと腰のフレームが分離ポロリ。
胴体と腰を付け直そうとしている段階で、今度は肩の装甲がポロリと、上記画像のポーズにもっていくまで、かなり時間がかかりました。
柔らかめのプラということもあるのでしょうし、未塗装ゆえ重量がないということもあるのでしょう。
これから少しずつ塗装していきますが、塗っていけば少しずつポロリが解消されてゆくのではないかと。
あと、腕のフレームと、肩の装甲は接着してしまったほうが良いかもしれませんね。
その前に肩の外装の内側を塗装しないとね。
まだまだこれからやること色いろです。
素組み完成で、ようやくスタートラインに立った感じかも。
マホガニーで下塗り
ヴィダールの全身をマホガニーで下塗りしました。
最初は筆塗りだったんですが、凹凸がけっこうあるので凹んだところに塗料が行きわたらず、途中から面相筆に持ち替えて、ガシガシ塗っていきました。
グシオンリベイクフルシティと並べると、なんだか小ぶりなボディですな。
色々な色のせ
ヴィダールのボディにペタペタと色々な色を乗せていきました。
スカイブルー、ミドルストーン、RLMグレー、濃緑色、紫などなど。
筆でペタペタランダムに乗せていきました。
なかなか変態な色合いで楽しいでござる。
(・∀・)b
薄くカーキ、スカイブルーを乗せてみる
下塗りをしたヴィダールの上にシャブダブに薄めまくったカーキや、スカイブルーを筆で軽くちょんちょんと乗せてみました。
やっぱりミリタリーチックな色よりも、設定に近い配色のほうが良いかもしれないですね。
ヴィダール塗装途中
ガンダムヴィダールの外装にスカイブルーを塗ったり、バーニアの内側に艦底を塗ったりと、すべて筆塗で薄め薄めに塗り重ね中。
頭、胴体、腕、脚とパーツをバラして塗っているのですが、様子見のために、いったん組んでみました。
もう少し、色々な色を重ねて重量感と迫力を出していきたいものです。
ただでさえ華奢なボディですから。
ボディ各所にスミ入れ
ヴィダールのボディ各所にスミ入れをしました。
ラッカー系塗料のつや消し黒、マホガニー、レッドブラウン、オレンジを混ぜ、ジョビジャブに薄めたものを、面相筆でアバウトに流し込んでいきました。
溝から面にこぼれるぐらいアバウトに。
そうすると、下地に塗った塗料が微妙に溶けて、良い按配の色合いになってくれる箇所もあるんですよ。
この偶然が楽しいのです。
完成!
長らく放置していたガンダムヴィダールですが、先日、全体をつや消し白で軽くドライブラシをかけて完成としました。
もっと色々と塗り重ねたかったけど、他の作りたいガンプラ、まだまだありますからね。
いったん、ここで終了!ってことで。
背中のバックパックのユニットは、片方のスタビライザーを千切り取っています。
他の1/144のMSと比べると、少々小ぶりな感じもして、ちょっと貧弱な感じがしないでもないですが、完成後の見栄えは、まあまあ悪くないですよ。
というか、撮り方次第では、けっこう強そうに見えます。
(実際、アニメの本編では強いけど)
各パーツのポロポロがなければ、もっと良いキットなのにな~と思います。
記:2017/05/03