HGUCマラサイの劇場公開記念・限定版を作ります!

   

秀逸キットの限定版

HGUCのマラサイを作ります。

劇場公開記念の限定版のほうですね。

これ、昔『ゼータガンダム』の劇場版が公開される際に、関係者の方からいただき、そのまま押入れの奥で眠っていたやつです。

通常のマラサイと、劇場公開記念版の違いは、メッキ。

めちゃくちゃ鮮やかなメッキがパーツにほどこされています。

特にオレンジのパーツが鮮やかで綺麗ですね。

昔、これと同じ色のメタリックオレンジのザクティを持っていました。


SANYO Xacti DMX-C4(D) デジタルムービー アクティブオレンジ

SANYO(サンヨー/三洋電機)から出ていた片手で操作できる便利なデジカメで、これが発売されたときは、当時SMAPの草薙くんが「なんじゃこりゃ~!」とCMで叫んでいたのがインパクトでしたね。

今はパナソニックに吸収されてしまったサンヨーですが(というより、元はといえば、戦後にナショナルから 暖簾分けする形で創業した会社だったので、元の鞘に戻ったというべきなのかもしれませんが、でもやっぱりパナとはテイストが連邦とジオンのMSなみに違いますね)、私、けっこうサンヨーのファンでして、ザクティのように独創性あふれる商品を世に出す開発者魂みたいなところが好きだったんですよ。

ユニークといえば、エネループ(充電式ニッケル水素電池)とかもそうですね。

あと話飛びますが、サンヨーといえば特撮時代劇『仮面の忍者赤影』のスポンサーだったのもサンヨーだったそうです(カラーテレビ普及のため)。

それはそうと、HGのマラサイは、私、好きなガンプラのひとつで、ズゴック、アッガイ、ジ・オと同様、何度でも作りたくなる秀逸なキットだと思っています。

少ないパーツ構成ながら、出るところは出る、引っ込むところは思い切り引っ込むというデザイナー小林誠氏の独特なセンスを、さらに美しい立体物としてカトキハジメ氏がリファインすることで磨き上げられた逸品です。

特に脚部のふくらみのあるボリューミーな立体感は圧巻です。

ほっぺたをスリスリしたくなるほどの曲線美で(実際すりすりしたことはありませんが)、この大胆かつ繊細なカーブは見飽きることがありませんね。

さて、箱の中身です。

ランナー袋は3枚。

袋の中に、さらに袋にはいったパーツ類もありますが、非常にすっきりとまとまった梱包です。

ランナーを並べてみました。

あの複雑なカタチながら、少ないパーツ数で、コンパクトにまとめられていると思います。

今回は素組みでいくつもりですが、単に組み立てるだけでは、ちょっとテカテカしたおもちゃっぽくなってしまいそうなので、もう少し重量感を付加したいところ。

水性塗料を使ってエッジをチッピングで強調するような工程も取り入れてみたいと思います。

記:2020/04/25

続きの記事⇒脚部まで完成/HGUCマラサイ劇場公開記念・限定版

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