9号鍋。我が家の野菜爆入れ鍋
9号サイズの鍋
先日、洗っていた鍋を足の甲上にボトンと落としてしまいました。
幸い私の足の骨は大丈夫だったんですが、鍋がカパッと割れてしまいました。
そういえば、5~6年前にも似たようなことがあって買い換えたような記憶が。
成長してませんね、私。
すまん、鍋。
で、我が家で使用する土鍋のサイズは、だいたい9号。
現在、息子と私の2人家族ですが、大の大人2人が食べる1食ぶんにはちょうど良い容量なのですよ。
そして、先日、新しい9号鍋が届きました。
野菜爆盛り
9号鍋って、調べてみると、4~5人用なのだそうです。
えっ? そんなに大人数用の鍋だったんだ?!
では、2人家族がこの4~5人用の鍋に何を入れているのかを書いてみます。
とはいえ、男所帯の我が家の鍋は超適当。
とにかく野菜がたっぷり摂取できて、寒い冬は湯気でほっこり暖を取れればそれでいいかな?って感じではあるのですが、こだわりがありまして、とにかく野菜は大量に入れるということ。
簡単に我が家の暴力野菜鍋の作り方を紹介すると(作り方ってほどでもないけど)、まずは、スーパーで買ってきた鍋つゆ3~4人ぶんを鍋の中にいれます。
水炊きして、後でポン酢などで食べることもあるので、必ずしも鍋つゆは必要というわけではないのですが、いつも大量に野菜を入れるため、野菜の甘みでなんとなく同じ味になってしまうので、バリエーションとして、焼あごだしだったり、ごま豆乳鍋だったり四川風だったりと、その日の気分で鍋つゆを選んで、味の変化を愉しんでいます。
鍋つゆを鍋に張ったら、あとはだいたい、白菜半分を刻んだもの、にんじん2本を輪切りにしたもの、タマネギ3個をぶつ切りにしたものをガバッと入れます。
だいたい、この3つがベースですね。
あとは、スーパーで売っていた野菜の在庫次第。
白菜がないときはキャベツで代替することも。
あとは、ほうれん草、こまつ菜、えりんぎ、しいたけ、ニラ、水菜、しめじ、まいたけ、えのき、春菊、大根、じゃがいもなど、家にストックしてあるものを適当に入れます。
もうこれだけで、鍋から具がはみ出るほどモリモリになります。
横から見ると鍋から富士山が生えているようなイメージです。
しかし、こんな山盛りでも、弱火で加熱していれば、すぐに野菜がくたっとなり山が崩れていきます。
そして、空いたスペースにつみれや肉団子や魚などを入れます。
これもスーパーの在庫次第ですが、魚の場合はサケかブリが多いですね。
時々安売りのときは鯛を入れることもあります。
他には、気分によって鶏つくね、豆腐、ちくわ、アサリ、豚バラなどを入れることもあります。
あとは、ひたすらコトコトと煮ているうちに、野菜から水分が出て、あれほど山盛りになっていた野菜が小さくなってくれます。
その時が食べごろ。
息子とひたすらバクバク食べます。
そして、具がなくなったら、ご飯かうどんかラーメンの麺を入れて食べるのですが、うちの場合9割以上がご飯と卵を入れて雑炊を作ることが多いですね。
野菜爆量の鍋ゆえ一度でかなり繊維が取れるので、なんとなく気分的に健康、満足な感じです。
昔、バルチックカレーってあったじゃないですか?
そこのカレールーは、水を一切使わず、とにかく野菜に汗をかいてもらい、その水分がメインとなったルーをライスにかけたカレーだったのですが、息子が幼い頃によく連れて行ったものです。
息子はこのバルチックカレーのルーが大好きだったので、なんとなく野菜が出した汁の味が好きなのかもしれません。
あと、昔は、もやしやキャベツなどを爆発的に入れたラーメンを作ってよく食べさせていたので、その時の野菜エキスの味が幼少期に形成された味覚の基礎になっているのかもしれません。
だから、とにかく野菜だらけ鍋は、本当にすごい勢いでバクバク食べます。
だから、とにかく昔から、我が家は鍋に限らずラーメンや野菜炒めなんかでも野菜爆量のことが多いです。
私が野菜を爆盛りするのは、若い頃から定期的に通っている四ツ谷の中華料理店「こうや」のタン麺の影響が強いのだと思います。
野菜ばかりとれば健康になるとは思ってはいないのですが、とにかく繊維は大量に取れるので、お通じはとても良いです。
あと、食べた後の満腹感が、脂っこいものを大量に食べたときの重たいかったるさとは違うんですよね。
軽やかな満腹感とでもいうのでしょうか?
とにかく、食べたぁという満腹感はあるのですが、後に引きずらない感じが良いですね。
寒い冬も、それほど寒くない冬も、野菜鍋は良いもんですよ。
……って、これを書いている現在はすでに春にさしかかってますが、先日鍋が届いたので、鍋について書いてみたくなったので書いてみました。
記:2020/03/26