カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

ホルニッセ(ナースホルン初期型)制作記

      2022/12/09

Dragonのナースホルンの初期型を作ってみました。

この巨大でカッコいい自走砲、ずーっとナースホルンと呼んでいたのですが、生産されて初期の頃は「ホルニッセ」と呼ばれていたようですね。

箱に印刷された文字を改めてみると、思い切り「Sd.Kfz.164 Hornisse」と書かれているにもかかわらず、そのことに気づかぬまま、長い間おしいれの中に眠らせていたという。

ちなみに、ホルニッセといえば、SF3Dオリジナル(現在はマシーネンクリーガー)のシュトラール軍の飛行機を思い出しますね。
パワードスーツのPKA(パンツァー・カンプ・アンツォイク)と合体して飛ぶ、というかPKAそのものが操縦席になっちゃうという画期的なアイデアの戦闘機です。

こちらが、「SF3D Original」時代のNITTOバージョンのホルニッセ。

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こちらが、名前が変わって「マシーネンクリーガー」になった後のWAVE版のホルニッセのキットです。

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それはともかく、ホルニッセとはドイツ語で「スズメバチ」の意味。

対して「ナースホルン」は、サイの意味。

スズメバチの強烈な「針撃」も、殺傷能力高いですが、サイの攻撃力もそうとうなもの。以前、走るジープを追いかけ、ジープに乗っている人の腿を角で一突きしたサイの画像を見たことがありますが、なんとも恐ろしい身体能力と動体視力です。
「サイの一撃」もかなり強力。

いずれにしても、強力な破壊力を持つという意味のネーミングで、実際、ソビエトのKV-Iなどの重装甲の戦車に対してもかなりの貫通力を誇ったそうです。

とにもかくにも、箱の中です。

パーツを並べてみました。

履帯、足回りのパーツです。

組立説明書は、カラーで見やすい、わかりやすい。

おっしゃ、作ってやるで~!という意欲が湧くのと同時に、なんだかもったいないから手をつけるの、やっぱやめとこうかな?という気分にもなります。

でも、べつにカラーじゃなくてもいいから、そのぶんもう少しお値段安くなっていてくれたほうが嬉しかったりもするのだけれど。

塗装

そして、あれやこれやと時間をかけて少しずつ組み立てていき、組みあがった時点で下塗り作業です。

ラッカー系の缶スプレーのつや消し黒をプシュー!と吹き、乾いたらマホガニーをプシャー!と吹き、また乾いたらプラスチックの地肌が残っている箇所に向けてふたたびプシュッとつや消しブラックを吹き、を何度か地道に繰り返し、とりあえず、プラスチックの下地を見えなくなるようにしました。

ここまでがラッカー系塗料。
その先は、アクリル塗料です。
タミヤのアクリルミニね。

マホガニーを薄く吹き、その上から下地をわざと残すような感じでジャーマングレーを薄く吹き、さらにその上から下地をわざと残しながらデザートイエローを吹き、ダメ押しで薄めたダークイエローを「あえて適当に」吹きつけました。

この時点では、ダークイエロー単色の仕上がりにしようかと考えていたのですが、なんか、メリハリがないんですよね。単調な感じ?というか。

なんだかツルッとしています。

だから、やっぱり迷彩しようとなり、薄くダークグリーンを吹きつけました。しかし、あまりメリハリが出てこないんですよね。地味な感じになる。もう少し明るさが欲しい。
だから、もう少し明るめなNATOグリーンをこれまた薄めに薄めまくって吹きつけました。

これでも薄いといえば、薄いし、メリハリがないといえばないんだけれども、あまり露骨に黄色!緑色!の主張が際立ちすぎてもオモチャっぽくなるかな?と判断し、「うっすら緑迷彩」で基本塗装はストップすることにしました。

あとは、履帯や装備品などの部分塗装。
こういうところは伸びの良いエナメル塗料が便利ですね
茶色、オレンジ、ピンクオレンジ(?)などなど、色々な色を重ねてみましたが、やっぱり、タミヤのスミ入れ塗料が便利ですね。

これらが乾いたら、あとは油彩で汚し。
というか、油彩でアクセントをつけていく感じですかね。

薄めまくったバーントアンバーとピーチブラックを中心に、窪みに流し込み、少しずつ筆で全体に伸ばしていきます。

オープントップゆえ、車輛の中身が丸見えの自走砲って、細かいパーツが多くて作るのが面倒くさいんですが、メカむき出しの魅力があり、分厚い装甲に覆われた戦車とは違う独特な風情があって良いですよね。

メリハリ、立体感を生み出すため、油彩のアイヴォリーホワイトで軽くドライブラシをかけています。

あまり派手に汚しをかけたつもりはないのですが、油彩で表面をこねこねしているうちに、なんとなく汚い感じになってきました。

このアングルが力強くて好きですね。

履帯(キャタピラ)と予備の履帯は、ちょっとオレンジ茶色の度合いが強すぎたかもしれません。

あと、足回りは、もっと泥や砂など「地面で汚れましたよ表現」をしておけばよかった。

細かい部品の数が多く、カタチになるまではなかなか難儀しました。
途中でだんだん作るのが面倒くさくなり、ガンプラ作りに浮気をしてしまったりもしましたが、そのぶん気持ちをリフレッシュさせて、また新たに制作再開、そしてまた簡単なガンプラ作り(エントリーグレード)で休憩して、再び組み立てに舞い戻り……ということを繰り返して、ようやく完成。

苦労したぶんだけ、そのぶんだけ完成したときの嬉しさもひとしお。

イチオシのキットです。

記:2022/11/15

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