ねずみ男(イマイ・マスコットシリーズ)制作記
2021/12/07
ねずみ男、作ります
押し入れの奥から出てきたイマイの「ねずみ男」。
IMAI MASCOT SERIES No.5と表記されていますね。
イマイから出ていた復刻版です。
以前、高円寺で買ったような記憶が。
せっかく買ったのに作らんと、プラモ神の祟りにあいまする。
たしか北条氏滅亡のエピソードではないけど、「よそったモノは最後まで食え」。
自分の力量や処理能力をわきまえずに、その場の欲望だけでプラモを買いまくってたら、北条家ではないけど滅んじゃうかも?!
なので、作るぞ~。
おっ、箱の側面を見ると、700円(税抜き)の値札になっているなぁ。
700円(+税)で買ったんだね。
買った場所はどこだったろう?
おそらく、今はなき高円寺文庫センターだったような。
そういえば、ゲゲゲ好きだった店長の能川さんとは最近飲んでないな~。
ねずみ男の箱を開けると……
押し入れの奥に眠っていたイマイの「ねずみ男」の箱を開けてみると、こんな感じ。
(・∀・)b
で、下の箱の中央には、このようなスタンプが。
製造年月日が、10年6月29日。
2010年ではないことは確かなので、これは平成10年6月29日ですな。
1998年。
今から、18年前に製造されたのですな。
ほわぁ~、いつ買ったのか全然覚えてないわぁ……。
(-。-)y-゜゜゜
ねずみ男のオモリ
ねずみ男のキットの中には、このような鉄のオモリがはいっています。
台座の中にオモリを入れて、クルクル回すようになっているんですね。
くるくる、くるくる。
完成が楽しみですね。
ちなみに、こちらは設計図。
設計図のイラストも、なかなか味わい深い。
(・∀・)b
サフ吹き
ねずみ男のランナーにサーフェイサーをシュッと軽く吹きつけました。
最初にシュッと軽く、乾いたら、再びシュット軽く。
上の画像は2度目のシュッの後です。
この後、組み立てて、パテ埋めしたりするので、とりあえずは、万遍なくサーフェイサーが乗らないでもいいかな、って感じでとどめておきます。
袖接着&パーツ切り出し
ねずみ男の胴体のパーツと袖のパーツを切り出しました。
そして、袖のパーツの両面を接着。
昔のキットなだけあって、両面を合わせると隙間だらけです。
ですので、接着する前に、両パーツを耐水ペーパーの上でゴシゴシして、できるだけ隙間が生まれない状態にして両側に接着剤をたっぷり塗って合わせました。
胴体のほうも、耐水ペーパーでゴシゴシしないと。
ふくろうさん接着
イマイのねずみ男に付属しているふくろうさんのパーツ、前後を接着しました。
ねずみ男の袖にくらべれば、合わせ目は良好、あまり隙間は生まれません。
接着する前に耐水ペーパーの上にパーツを乗せてスッスッと数回擦るだけでOKでした。
記:2016/09/19
水溶きタミヤアクリルで筆塗り
しばらく作っていることを忘れて放置していたことに気付き、慌てて塗ってます。
タミヤのアクリル塗料を水で薄く溶いて、塗っては乾かし、塗っては乾かしを繰り返し、現在3層目あたりですね。
ねずみ男の肌の最初の色は、ハルレッド(!!)。
その上に、水で薄めたフラットフレッシュを重ね、さらに乾いたら、フラットフレッシュと明灰白色の混色を水で4~5倍に薄めて平筆で塗装しました。
記:2019/07/24
皺を塗りこみ完成
ネズミ男が羽織っている服(布?)に皺を描きこみ、完成です。
皺の色は、ダークグレーの水溶き、レッドブラウンなど、何種類かの色を段階的に描きこんでいます。
フクロウ君の眼球は、白にするべきか黄色にすべきか悩んだんですが、先日Twitterの動画で観た稼動範囲がもの凄いフクロウの眼球がまっ黄色だったことが非常に印象的だったので、黄色にしました。
フラットイエローを塗り、さらにフラットイエローにフラットホワイトを混ぜた色で塗り重ねています。
箱と並べると、けっこう小さく見えますね。
机の上に飾るぶんには、ちょうど良い大きさではあるのですが。
こうして保管しておけば、いつでも取り出せて、フクロウ君とともに「ゆらゆら遊び」が出来ますね。
けっこう、単純ではあるのですが、ゆらゆらさせて遊ぶのが楽しかったりします。
ちょっとした暇つぶしになりますね。
今回はアクリル塗料をメインで塗装しましたが、油絵の具でじっくりと服の皺やフクロウ君の羽を塗りこんでも良かったかなと思っています。
古くて、仕組みもパーツも単純なキットではありますが、プラモ作りの楽しさの原点に立ち返ることが出きる好キットだと思いました。
記:2019/08/02