カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

サロン・ミュージックの『O BOY』

      2022/12/03


O BOY

良い曲づくし

私が高校生のころに夢中になっていたバンドというかグループ(ユニット?)のひとつに「サロン・ミュージック」があります。

初期のころの、スカスカ・アコースティックによるヘタウマサウンドも妙に耳に心地よかったのですが、少しへヴィになりはじめた頃のサロンのサウンドが一番好き。

特に、傑作『MASH』も好きですが、この路線になりはじめた『O BOY』が最高に好きです。

へヴィに歪んだギターと、過剰気味にかかったボイスエコー。

ギターの歪みっぷりがワイルドでありながらも、とても繊細というか、パンチもあるんだけれども、どこかしら美しいんですよ。
かなりサウンドメイクには心を砕いているんじゃないかということが分かります。

『O BOY』はどのナンバーも良いのだけれども、とくに、ソフト・セルのマーク・アーモンドのカバー名曲《セイ・ハロー・ウェイヴ・グッバイ》が最高。

《サムデイ・イン・プラハ》も、なんだかイイ。

そういえば、この曲、キーボードに打ち込んで、吉祥寺のライブハウスで歌ったこともあったっけ。

《アイ・アム・ユー》も、なかなか魅力的なメロディ。特にサビがキャッチーで、大好きでした。
そういえば、この曲、私がヴォーカルをやりながら、ベースの音を歪ませて、ドラムとのデュオで六本木のライブハウスでカバーしたことがあるんだけれども、この曲は最高に気持ちいいですね。

ステージ見てた人から、「グランジ好きなんすか?」と聴かれたんだけど、いわれてみれば、グランジな要素もありますな。

で、その後に発売されたサロンのアルバム、『チュー・イット・イン・ア・バイト』を聴いたら、これも、同曲の再演がドラムと歪んだベースのみのリズムセクションだったので、「おー、おれと考えていること一緒だよ、やっぱりこの曲は歪んだベースとドラムだよ!」と嬉しくなった記憶があります。

psyche

発売日に購入、しかし店頭では……

そうそう、この『O BOY』は発売日に買ったんだよね、秋葉原の石丸電気で。

結構売り場面積の広いフロアだったんだけれども、発売日だというのにどこにも並んでないんだよ。
だから、品出ししている店員に尋ねてみたんだよ。
「サロン・ミュージックの新譜ってどこにあるんですか?」って。
そしたら、「は?」って顔をされたのが悲しかったなぁ(笑)。

で、店員さんと一緒に探したら、邦楽の「さ」のコーナーに1枚だけあって、思わずあわてて掴んでレジに持っていったものです。
新譜なのに面陳もされていない。

そんなに人気のないバンドなのかなぁと、ちょっと悲しくもあり、オレだけの秘密の楽しみという気分にもなったりと、なんだか複雑な思いになったものです。

ところで、どなたか、私とサロン・ミュージックのカバーバンドやりませんか?(笑)

タンバリンの似合う女性ヴォーカルと、カチカチの四角い8ビートを叩けるドラマー募集!

あっしは歪ませた音色でベースをやるけんのう(笑)。

記:2008/10/17

created by Rinker
¥2,400 (2023/02/08 20:29:43時点 Amazon調べ-詳細)

追記

『O BOY』について語った動画をアップしました。

いただいたコメント

Jazz Kissa Styleさんからのコメント。

たしかに学生時代に「Salon Musicいいね~」って言い合える同士はいなかったですね。もちろんリアルタイムで買ってましたよ。個人的に好きな曲は「My Pinup Honey」とか「Muscle Daughter」かな。それと立花ハジメについてもぜひ語ってください。「XP41」がどうしようもなく好きなんです

立花ハジメ!
うーん、大好き過ぎます😍
もちろん語ります!
でも、どこからどう語ろうか、いま凄く悩んでいるんです。
もうちょっとお待ちください。
マイ・ピンナップ・ハニーは、ドラムのソリッドな打ち込みと、どんどん展開いていくアレンジにハマっていました。
マッスル…ドーターは、教授のパースペクティブ同様に、中学生英語に最初は仰け反り、そしてハマっていきました。こんなに単純であっけらかんと楽しくていいんだ!と嬉しい気分にさせてくれた曲ですね。

柴田賢作さんからのコメント。

弟の家内(オーストラリアン)に o'boyを聴かせて、
どんな意味?って訊いたら
「これは情欲の歌」って

それ以上話してもらえなかったよ

>これは情欲の歌
そ、そうなんですね?!

いやぁ、本場の人じゃないとわからない意味ってあるもんなんだなぁと思いました。

大昔に、Depeche Modeの《Never Let Me Down Again》が流行っていた時に、帰国子女の友人にこの曲を聞かせたところ、ニヤニヤしながら、これって(男同士の)同性愛の歌じゃんと言われて「えっ、そうなんだ?!」と驚いた時のことを思い出しました。

そして、そういう目線で歌詞を読むと、ふむふむなるほど、まったくもって目からウロコ……。

《O Boy》も、「情欲目線」で歌詞カードを見直してみます。
情報ありがとうございました!

 - 音楽