オーディションとおまじない
2015/08/13
先日、息子はバレエのオーディションを受けたようです。
ぜーんぜん緊張してないようですが、緊張しすぎないのもよくないので、「いいか、混雑したデパートの中いきなり、火事や地震になったらどうする? 人々は大混乱だろ? そういうときは、慌てた行動を起こすまえにどうすると思う? まず、親指を引っ張るんだよ。それから行動。ちょっとしたタメが状況判断の冷静さを取り戻すことだってあるんだぞ。それと、面接前の緊張を解きほぐすのはどうするか知ってるか? 耳たぶを引っ張るんだよ。ちちうえは、緊張しそうなときは、耳たぶを引っ張ることにしているけど、これ、脳にもホントいいらしいぞ。」と教えてあげ、出かけました。
帰宅すると、息子は、「ちちうえ教えてくれたこと、役に立った!」と喜んでました。
なんでも、バレエのオーディションだから、試験を受ける男の子は少ないだろうとタカをくくってたようなんですね。
ところが、熊川効果なのか、オーディション会場には、男の子だらけだったのだそうです。
競争相手が予想より多い!
しかも、「おい、お前、今年で何回目だ? はっ、初めてか? オレなんて今回で4回目だぜ」
「初めてで受かるやつっていないんだよな」
みたいな、自分より先輩のお兄ちゃんたちの話を聴いているうちに、次第に不安になってきたようです。
オーディション本番で実力発揮できないのはマズイ!と思った息子は、あわてて私の言葉を思い出して、親指ひっぱって、耳たぶひっぱって、緊張をほぐし、なんとか自分なりのベストを出してきたそうです。
もっとも、審査の結果が出るのはまだまだ先のことですが、とりあえず、自分の普段練習していることを失敗せずに出せたことが嬉しかったみたい。
ちょっとしたオマジナイでも、子供にとっては効果抜群なこともありますな(笑)。
▼おまじない本っていっぱい出てるんだなぁ~(驚)
記:2008/08/10