筆塗りHGCEフォースインパルスガンダム

      2021/12/07

設定色に塗りなおし

以前、砂漠用として、ダークイエローというかミドルストーンというか、これらの色をあれこれ混ぜたりしながら塗装した、ガンダムSEEDのフォースインパルスガンダム。

華奢なボディながらも、なかなかバランスの取れた精悍なボディゆえ、たぶん何色に塗ってもそれなりにカッコよくなってしまうカタチではあるんですが、だんだん見飽きてきたので、本来の設定色に塗ってみます。

とりあえず、中間報告。

けっこう色分けが多くて、面相筆で細かなところを塗る良い練習になっています。

今回はタミヤアクリル塗料の筆塗りです。

まずは、サーフェイサーを吹いて、砂漠色は「なかったこと」にして、乾いたら、タミヤアクリルミニのニュートラルグレーを全体に筆塗り。

乾いたら、各色を筆でちまちまと塗り分けていくわけです。

各色は、以下のとおりに塗っています。

白い箇所

ロイヤルライトグレーを塗って乾いた後に、フラットホワイトを混ぜたロイヤルライトグレーを塗装。

青い箇所

フラットブルーを塗り、乾燥後に、ロイヤルライトグレーを混ぜたフラットブルーで塗装。

赤い箇所

フラットレッドを塗り、乾燥後、さらにパンチと深みを出すために、フラットレッドにクリアオレンジ、ハルレッドを少々混ぜた色を筆塗り。

黒い箇所

NATOブラックを2度塗り。

銃、手、噴射口など

ジャーマングレーを塗装後、乾いたら、ダークグレーに微量のライトグレーを混ぜて塗装。

足首、膝、肘などの間接部

フラットブラウンを塗装し、乾燥後にハルレッドで塗装。

フィルタリング

アクリル塗料でザックリと全体を塗りわけたら、2~3日乾燥させ、Mr.ウェザリングカラーのグレイッシュブラウンでフィルタリングをかけました。

毛先がぼろぼろになった捨てる直前の平筆でパーツ全体に薄く膜がかかるように擦り付けました。

なんとなく全体的に埃っぽい感じになってしまいましたね。

アクリル塗料ならではのマットな感じ。

なんとなく、うすボンヤリです。

ぼわーっと漂っているような感じ。

「引き締め」が必要ですね。

完成

うすボンヤリ感を払拭するために、もう少しメリハリを出すために、スミ入れをしました。

ステインブラウン(Mr.ウェザリングカラー)をモールドにスミ入れしました。

プラス、各関節まわりを中心に、ラストオレンジ(Mr.ウェザリングカラー)で軽く汚しを面相筆で入れています。

左膝周辺のオレンジ色、お分かりになるでしょうか?

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他にもいろいろとオレンジを乗せたのですが、乾くとあまりオレンジオレンジしなくなりますね。

サイズ的にもあまり大きなものではないので、コテコテと色々な色を乗せて「手間をかけた気分」になるのも悪くはないですが、とりあえず「これで、完成!」ということにします。

後姿。

面相筆を中心に使った色の塗りわけ作業、面倒は面倒ですが、良い練習になりました。

Mr.ウェザリングカラーは、かなり控えめに使用したつもりなんですが、サイズがサイズということもあるんでしょうね、かなりボロボロというか汚れのひどいガンダムになってしまいました。

これ塗りながら、「情報の足し算」だけではなく、「引き算」も大事なんだなということを痛感。

なぜか、住む世界が異なるガンダム(ガンダムデスサイズヘル EW版)と2ショット。

うーん、なんだか全体的に埃っぽいぞ。

次に1/144スケールを作るときは、汚しは控えめにしたいと思います。
手を加えれば加えるほど、それに比例して良くなるとも限らないのは、料理も音楽もガンプラも一緒ですね。

記:2019/06/23

 - ガンプラ