幼な子われらに生まれ 8/26(土)よりロードショー
about
親愛なる、傷だらけのひとたちへ。
「普通の家族」を築けない、不器用な大人たちの愛すべき物語。
血のつながらない家族、血のつながった他人--
つまずき、傷つきなたらも幸せを紡いでいく大人たちの、アンサンブルムービー。
story
バツイチ、再婚。
一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン、田中信(浅野忠信)、専業主婦の妻・奈苗(田中麗奈)に、元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3ヵ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。
血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」と言い放つ。
今の家族に息苦しさを覚える信は、半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)に会う決心をするが…。
making
数々のベストセラーを手掛けている直木賞作家・重松清による傑作小説『幼な子われらに生まれ』を、『ヴァイブレータ』『共喰い』などの脚本家・荒井晴彦が映画化を約束、その脚本が『しあわせのパン』『繕い裁つ人』の三島由紀子の手に渡り、ついに映画化が実現した。
台本を重視しながらも、役者同士のその場面その場面での新鮮な感覚を大事にし、ドキュメンタリー手法を使った撮影と、日本を代表する役者人が見事にぶつかり合い、観る者さえも家族の一員であるかのようなリアリティで物語に引き込んでいく。
血のつながらない家族、血のつながった他人がつまずき、傷つきながらも幸せを紡いでいく、アンサンブルムービー。
data
監督:三島有紀子
原作:重松清
脚本:荒井晴彦
プロデューサー:森重晃、江守徹
キャスト:浅野忠信、田中麗奈、南沙良、鎌田らい樹、新井美羽、水澤紳吾、池田成志、宮藤官九郎、寺島しのぶ
製作年:2017年
配給:ファントム・フィルム
上映時間:127分
8/26(土)テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかロードショー!
記:2017/07/27