小学校 ほうそう委員会でかけた曲

      2022/07/18

ほうそう委員会

現在、うちの息子は、通っている小学校で放送委員長をしています。

給食中の放送で何かを喋ったり、音楽をかけたりしているようですが、息子の目標は、生徒「みんなを躍らせる」こと。

過去に何回も息子がかけた音源を聞いた息子の友達が、ノリノリになって椅子や机の上に乗り踊りはじめたので、怒り狂った担任の先生が「やめなさい!」と大声で怒鳴ったために、教壇から飛んだツバが教壇の前に座っている生徒の給食にかかり、生徒が給食を食べられなくなる事件も勃発しているようです。

というわけで、過去に息子がかけた音源をいくつか紹介していきたいと思います。

バッド マイケル・ジャクソン

まずは、マイケル・ジャクソンの『バッド』ですね。

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今の小学生もマイケルが好きなの?と思ったのですが、じつは最近の小学生はみ~んなマイケルのことが大好き。

特にヒップホップダンスを子どもに習わせる親が多いので、マイケル・ジャクソンや安室奈美恵という存在は、彼ら彼女らにとっては格好の教科書であり憧れなのだそうです。

セプテンバー アース・ウィンド・アンド・ファイヤー

次はアース・ウィンド・アンド・ファイヤーの《セプテンバー》ですね。

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息子のミッションは、給食中に自分がかけた音源で在校生を躍らせることですから、世代を超えてノリノリを提供してくれる《セプテンバー》は、必須アイテムです。

この曲が流れたことにより、生徒が机から離れ、教室後ろでホウキなどを持って踊ったという教室もあったようなので、先生の怒りとは反比例して息子のニンマリ度は高いようです。

ディスコサウンドとして一斉を風靡したという《セプテンバー》は、私にとっても息子にとってもリアルタイムで経験した音楽ではないのですが、よい音楽、ノリノリ音楽は、時代を超えて身体を直撃しますね。

ちなみに、私なんて、この曲を知ったのは社会人になってからだもんね。

「かつて、こんな音楽が流行っていた」という文脈で、このナンバーを知ったぐらいで、最初に聴いたときは、「なんだかノリやアレンジがドリカムの《決戦は金曜日》に似てるな」と思ったほどですから。

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曲に出会う順番が逆なんだけどね……

でも、両方を聞き比べればお分かりのとおり、ノリといい演奏内容といい、ドリカムの《金曜日》よりは、圧倒的に本家本元のアースが良いんですね。(もちろん、ドリカムの《金曜日》も私は好きですが)

ちなみに、上記CDシングルは、2曲目の《太陽が見てる》が名曲。

たしか、若かりし日の観月ありさが出演しているFUJIFILMのテレビCMのバックで使用されていたナンバーなんだけど、私の周囲では「観月ありさちゃんって子、顔が小さくてスタイルが良い!」と評判でした。

冒険でしょでしょ? 平野綾

放送委員で日々給食の時間に音楽をかけている息子は、選曲に命をかけています(うそ)。

しかし、ウケることが大好きな息子は、とにかく給食中にそれぞれのクラスをにぎやかにさせることを目標に、日夜選曲に腐心していることは確かな模様。

息子が実際に給食中にかけた「その3」は、《冒険でしょでしょ?》です。

いわずもがな、TVアニメ版の『涼宮ハルヒの憂鬱』のオープニング主題歌。

これ、今の小学生でも知っている人、多いんですよ。
深夜番組だったにもかかわらず。

うちのお父さんが録画してみてたから、いっしょに見てたという低学年の子もたくさんいます。

私もこの曲ははとても名曲だと思っています。

とくに、ラストの
♪しゃららら~
のあたりのコーラスが80年代っぽくて大好き。

80年代っぽいってどんなこと?

息子に質問され、ピアノの鍵盤を抑えながら、「ほら、♪しゃららら のところで、執拗に繰り返されるD△7とE△7という、メジャーセブンス系の多用なんか、限りなく、初期から中期にかけての飯島真理っぽいではないか」と説明したところで、あまりピンとこない模様。

あたりまえですが。

なので、ほらほらほらと、飯島真理のデビュー作の「ロゼ」を聴かせ(プロデュースは坂本龍一)、さらに、しっとりメジャーセブンスの活きた「コケティッシュ・ブルー」を聴かせたのですが、う~ん、やっぱりピンとこないみたい。

ま、しょーがないか。

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Shangri-La 電気グルーヴ

幼稚園の頃から、妹と一緒にラジオごっこのものまねを録音していて、本当にラジオ番組を持ってしまった私の遺伝なのでしょう、息子も小学校で放送委員の委員長をしています。

給食中のお昼の放送で、全校の生徒をノセるのが息子の大きなミッション。
自分がかけた曲をあとで「あの曲よかったね」と褒められると滅茶苦茶嬉しいのだそうです。

今回は、息子がかけた音源「その4」です。

電気グルーヴ / A [CD]

とにもかくにも電気グルーヴを代表する名曲といえば《Shangri-La(シャングリラ)》。

息子は《シャングリラ》以外にも、たくさん電グルの曲が好きなのですが、いちばんツカミがいいということで、これをかけたことがあるそうです。

電グルを知っている人は、もう今の小学生では少数派のようですが、息子はピエール瀧のことが大好きで、今でもよく聴いているようです。

ピエール瀧のステージパフォーマンスが好きなようですね。

まだ、まりんが在籍していた頃の映像をYoutubeなんかで見ると、おもちゃのギターを演奏しているフリをしたり、ステージ上で綿あめを作って客席に配るなど、一見音楽とは無関係なパフォーマンスをしていつつも、不思議としっくりときてしまうところがイイようです。

そういえば、私も、まだ電気グルーヴがデビューする前あたりに、ライブで、キーボードに打ち込んだサウンドを自動演奏させ、メンバーはみんなで新聞を読んだり、ファイヤースティックをしたりと、音楽とは無関係なパフォーマンスをしたりしていたことが一時期あるのですが、電グルが登場して彼らのステージングを見たら、同じことを考えている人がけっこういるもんなんだな、と思った記憶があります。

GO! GO! MANIAC けいおん!

放送委員の息子はお昼の給食の時間に音楽をかけていますが、少しでも食事中の生徒を楽しくノセることが目的。

だから選曲も必然的にノリノリのものが多くなるのですが、この前かけたら「うるさい!」といって担任が放送室に飛び込んできてボリュームをめいっぱい下げたという音源がこれです。

いつもと同じ音量でかけたそうなのですが、「昭和脳」から「平成脳」へのアップデートを怠っている教師にとってはウルサく感じた模様。

「けいおん!」は映画化されるほどの人気アニメゆえ、ファンの生徒も多いなか、突然大好きな音楽のボリュームが絞られたので、「けいおん」ファンの生徒たちは大激怒し、ボリュームを下げた先生には陰のブーイングの嵐だったとのことです。

ライディーン YMO

息子が給食の放送中にかけてウケた曲のひとつに、YMOの《ライディーン》があります。

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昨年、グリコのポッキーの11月11日はポッキーの日というCMを流したことで、オールドYMOファンのテクノ心が再燃したことは記憶に新しいですが、それ以上に、じつは子どもたちも《ライディーン》に心奪われていたのです。

だから、アルバム『ソリッド・ステート・サヴァイヴァー』に収録されているオリジナルを息子がかけたら、多くの教室で「あ、これ知ってる!」「これ大好き!」という声があがったとのことです。

そういえば、私もYMOの《ライディーン》や《テクノポリス》に熱中したのも小学校高学年の頃だったなぁ。

当時買ったシングルレコードには、たしか「雷電」と表記されていたような記憶が。

それはそうと、話は飛びますが、最近のYMOが演奏した《ライディーン》の演奏の映像はご欄になりましたか?

教授(坂本龍一))がおもちゃのようなピアノを弾いているバージョンも有名ですが、メンバー3人が浴衣を着て演奏している映像が、とても素晴らしいのです。

高橋幸宏の変わらぬ正確なドラムに再び感動。
細野さんの親指弾きベースがあいかわらず素晴らしい。
教授もたったひとつの音色で飽きさせずに聴かせてくれるところが素晴らしい。

演奏終わった後に咳き込む微妙な演技もYMOらしいテレで、往年のファンからしてみれば「うーむ、全然かわってない」で、嬉しい映像なのです。

クリスマス・イヴ 山下達郎

放送委員の息子が、給食の時間にかけた音源の中で、リアクションがよかったものを立て続けに紹介していますが、今回はこれからかけようと思っているという音源。

いまやすっかりクリスマスの定番曲となり、12月になると店で聞こえて来ない日はないほどよくかかっている山下達郎の《クリスマス・イヴ》。

これ、やっぱり名曲ですね。

歌詞の内容は、さびしいというか、情けないというか、悲惨ともいえるシチュエーションではあるのですが、メロディと歌声が良いのでしょうね、聴くたびにじーんと暖かくなります。

最初は、JR東海のクリスマス・エクスプレスCMソングとして作られ、ピクチャーディスクとして3万枚限定で生産されたにもかかわらず、口コミなどで人気に火が付き、一般向けに再度リリースされたナンバーですね。

Alright!! SUPERFLY

小学校の給食の時間の放送に命を燃やす(?)息子がお昼の放送でかけた音源、まだまだ続きます。

中でもスーパーフライの《Alright!!》をかけると、みんな「あ、これ知ってる!」と喜ぶとのこと。

これは、少し前にやっていた刑事ドラマ『BOSS』のテーマ音楽でも有名ですね。

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もとより、息子は昔から天海祐希が小さい頃から大好き。
女王の教室でファンになって以来、彼女が出演するドラマはだいたいチェックしているようです。

で、息子いうには、今、現時点で自分がいちばん好きなミュージシャンはSUPERFLYなのだそうです。

エモーショナルで、分かりやすい。
聞くと元気が出てくるとのことです。

私もSUPERFLYは好きですが、息子のようにストレートにエモーショナル!と感じるわけではないですね。

なんというか、サウンドが、古今東西のロックの文脈をとても丁寧に編集しているように感じるのです。

もちろん、越智志帆さんの歌唱力は素晴らしいものがありますが、これも聴き手が求める「ロックっぽい感じ」「エモーショナル」「エネルギッシュ」をあらかじめ先回りして1ミリの隙もなく体現しているかのような優等生っぷりを感じます。

同じことは、10年ぐらい前にはやったラブサイケデリコにも同じようなニュアンスを感じますね。

優れた女性ヴォーカル+往年のロック好きが作った編集ロック

という文脈という点で。
だからこそ興味深いというか、今でも好きなんですけどネ。

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息子と私が感じる、このエモーショナルな差は、音楽体験の違いによるものなので仕方ないと思っています。

ジャニス・ジョップリンや戸川純こそが「魂の歌唱だぜ!」と思い、ヒリヒリとした思いで聴いてきた私と、息子では世代も価値観も違うのは当然。

もちろん、だからといって私はスーパーフライの歌い方はフェイクだとは思っていませんよ。
言い方悪いですが、オイシイとこどりをしておいしく調理してくれるオイシイ音楽だと思い、愉しんでいます。

お酒は、カクテルやブレンデッド・ウイスキーはあまり飲まない私なのですが、音楽に関してはもちろんカントリー・ブルースのようなキツい原酒も好きないっぽう、様々な要素が混在、融合した音楽も好きなのです。

もとより、ジャズという音楽自体、そのような音楽ですからね。

ブルース、クラシック、アフロキューバン、ロック、ファンク、ソウル、などなど、様々な音楽ジャンルを吸収して、発展してきた音楽ですから。

いちいち、細かいこといってられませんニコニコ

ええもんはエエ、です。

ラジオスターの悲劇 バグルス

放送委員の息子が給食の際の校内放送でかけたなかでも、もっともキャッチーといってもいい曲が、「ラジオスターの悲劇」こと《ヴィデオ・キル・ザ・レディオ・スター》。

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懐かしい!という人もいれば、
これのカバー、最近聞いたよ!
という方もいらっしゃるかもしれません。

ニッキー・ミナージュの《チェック・イット・アウト》が好きな若者も多いですからね。

いずれにせよ、時代を超えた名曲ということは間違いないでしょう。

じつはこの曲、ずいぶん昔ですけど、私がTVCMをやっていた頃に、某大手代理店のクリエイターから、この曲をモチーフにしたCMの案をプレゼンテーションされたことがあるんですね。

10代の女の子向けのファッション雑誌のCM。

登場するのはピンクの巨大なバンビ。

巨大なバンビは、新宿や原宿などをイメージした都市に出現し、次々に不細工な女子、センスの悪い女子を食べていきます。

食べられた女子は、バンビのお尻から見違えるほどお洒落になった女の子としてポトポトと排出されゆき、最後のコピーが「街をキレイに」。

この映像のバックに流れるのがトレバー・ホーンのバグルズによる《ラジオスターの悲劇》なのです。

なかなか過激な案ではあるのですが、当時は過激さが売りの広告作りがミッションだったので、なかなか琴線に引っかかる案ではありました。

しかし、結局実現に至らなかった理由の一つとしては、この曲の使用料の高さだったんですね。

通常、CMの契約はタレントを起用する場合は、1クール=3ヶ月契約なのですが、楽曲の場合は年契約の場合が多い。

そして、この曲の1年の使用料の契約金が予想外に高かったのですね。
値段はいえませんが、ちょっと予想外の値段だったので断念。

それに加えて、街をキレイにするピンクのバンビのCG映像の製作にも時間がかかりそうだったこともあり。

だから今でも時々この曲がかかるたびに、私は脳内では、製作されなかった幻のピンクのバンビが踊りまくるのです。

坂本龍一三本勝負

放送委員の息子が給食の時間にかけた音源紹介は続きます。

今回は、坂本龍一の作品。
特集にして連続してかけたら、息子曰く「結構好評だったよ」とのことです。

おもに、小学校の先生からですが。

まずは、『04』から《Asience- fast piano》。

/04
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これはチャン・ツィーが出演したアジエンスのCMを覚えている生徒も多く「あ、この曲知ってる!」と、息子のクラスでは話題もちきりになったのだそうです。

しかも、CMで使われているシンセ・バージョンではなく、ソロピアノのバージョンだったので、より児童たちには新鮮に聞こえたのでしょう。

「今の曲は坂本龍一の曲で……」

と紹介して、

「同じアジアでも次は韓国のラップがはいった曲です」

と紹介した後に、

『キャズム』に収録されている《アンダー・クールド》をかけて、一気に空気をシリアスな方向へ。

私もこのアルバムは大好きです。
一番好きな教授(坂本龍一)のアルバムは『B-2 unit』なのですが、私は『CHASM』は、21世紀版の『B-2 unit』だと思っています。

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『B-2 unit』が若かりし日の教授による剥き出しの攻撃性が前面に出たアルバムだとすると、『キャズム』は、円熟した教授による内に秘めた攻撃性が隠された一見穏やかなサウンドが多いものの、そのじつ、かなりマインドにグサリとくる知的攻撃力の高いアルバムだと感じています。

そして締めに『左うでの夢』から《サルとユキとゴミのこども》。

小学校低学年にもわかりやすい糸井重里による歌詞、そして単純明快なメロディラインと祭りを感じさせるリズムのナンバーです。

息子はたぶん知らないと思いますが、この『左うでの夢』は、教授が韓国旅行に行った際に、韓国の音楽にかなりインスパイアされて作った作品でもあるんですね。

だから、前にかけた《アンダー・コールド》とは韓国つながり、ということでもあります。

いつもはオチャラケた変態お兄さんとして下級生からは妙な人気を集める息子ですが、坂本龍一をセレクトしたことによって、「いろんな音楽をしってるお兄さん」と周囲からの評価がちょっとだけ上がったぜ!と喜んでいました。

JusutiΦ’s ISSA

小学校の放送委員の息子が給食の放送中にかけてウケるのは、やはりテレビ番組の主題歌が多いようですね。

平成仮面ライダーは、現在放送中のフォーゼで、たしか13番目になると思うのですが、いやはや、よく続きますね。

息子が平成のライダーの主題歌でもっともカッコいいと思っているのが、「555」の《ジャスティファイズ》だそうです。

ISSAが歌っている曲ですね。

私もこの曲は、松本梨花が歌う「仮面ライダー龍騎」の主題歌、《アライヴ・ア・ライフ》と同じくらい平成仮面ライダーの歌の中では好きな歌ですね。

私は「555」のアクセルフォームが好きなのですが、この曲は、まさにアクセルフォームのようなスピードを感じるカッコ良さです。

フィギュアーツ 仮面ライダー555 ファイズ アクセルフォーム
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あ、あと、アギトも好き。
クウガのエンディングの《あおぞらになる》も好きですね。

ただ、このあたりになると、今の小学校低学年は生まれる前のライダーなので「?」のようですね。

今の小学生は、「電王」あたりでライダーに夢中になった世代ですからね。
だから、息子の話によると、色々な学年の男の子とお話しても、いちばん食いつきが良いのが「電王」なのだそうです。

「電王」は、みてなかったからよく分からないけど、見てた息子の話によると、「たしかに面白かった。けど、ライダーじゃなくてもいいようなライダー」とのことでした。

でも、電王のおかげで佐藤健は一躍有名になりましたね。

会いたかった AKB48

放送委員の息子が給食中にかける音源の中でも、ウケがよいのは、ドラマやアニメや特撮の主題歌なのですが、それと同じくらいAKB48をかけると反響が大きいそうです。

だから、頻繁にはかけないにせよ、時折、選曲の中にAKBを混ぜるとみんな喜んでくれるとのこと。

家には息子が買ったCDが何枚もあるのですが、どれがどれだか、あまりよくわからない(汗)。

定番ナンバーの《Everyday、カチューシャ》とか、《会いたかった》あたりはさすがに分かりますが。

あとは息子から色々教えてもらって、メンバーの顔と名前も8人ぐらいは一致するようになりました(笑)。

最初は、カーティス・カウンスとリロイ・ヴィネガーのベースの違いを聞き分けるぐらい難しく感じたのものですが、YouTubeや録画した番組を見せられているうちに、少しずつキャラの違いがわかってきたという。

やっぱり、こちらから興味を持たないと、なかなか覚えられそうなことも覚えられませんね、と思った次第。

オジサン的アタマの硬直化現象なだけなのかもしれませんが。

ちなみに、カーティス・カウンスとリロイ・ヴィネガーの違いが聞き分けられたら大したもの、だと思うのですが、ウェストコースト・ジャズのマニアの方にとっては、どんなもんでしょ?

ハナミズキ 一青窈

放送委員をやっている息子が給食の時間にかけた音楽を紹介しつづけていますが、今回は最近の結婚式の定番ソングというか、誰が聴いてもとりあえずは
「いい曲だよね~」といわれる率が高いと思われるものを紹介します。

一青窈の《ハナミズキ》です。

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これかけたら、おそらく皆聞き入ってしまうため、しんみりとした給食タイムになってしまうのではないかと思うのですが、いい曲だから、ってことでかけた模様。

もちろん私もこの曲は好きです。

基本的に一青窈は好きですし、彼女の曲はひととおり聴いているうえに、それには飽き足らず、ピアノ譜まで持っているほどです。

弾きやすいアレンジなので、オススメよ!

個人的には、どうせかけるのなら『真・三國無双2』のエンディング曲の《生路》をかけて欲しかったのですが、ちょっとマニアックというか、知っている人が少なそうだからだからという理由で息子から却下されてしまいました(涙)。

はじめて聞いてもエエ曲なんやけどな~。

私はシングル『江戸ポルカ』に収録されている《生路》が大好きで、雑誌編集者時代は、徹夜明けにマッサージ器に座りながら、この曲を聴くのがひとつの楽しみでした。

疲れが取れる、というより、やんわりエネルギーがチャージされて「まだまだやれるぜ!」と思えてくるんですね。

また、途中キーボードソロの箇所でボサ・アレンジに一転するライブバージョンも大好きです。

『姿見一青也(すがたみひととなり)』というDVDに収録されている映像なのですが、キーボードソロのときに見せる満面の笑みが、とても可愛く、とても素敵なのです。

一青窈DVD「姿見一青也」 ハナミズキ もらい泣き ライブ
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カーニバル カーディガンズ

放送委員の息子が給食の時間にかけた音源紹介は続きます。
というか、キリがないので、今回で終了しようかなと思います。

ラストは、カーディガンズ。

私は以前、女性ヴォーカルバンドを組んでいたのですが、そのときにカーディガンズのカバーも演奏レパートリーの1つだったのですね。

その曲は『ファースト・バンド・オン・ザ・ムーン』に収録されている《ラヴ・フール》でした。

元はといえばブラックサバスの曲なんですが、まったく原曲の雰囲気とは異なるテイストでカーディガンズは上手にカバーしていました。

最近では(もうずいぶん前か)、ジャズのピアノトリオのバッド・プラスもカバーしていた曲ですね。

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で、息子が給食中に放送したのは、《ラヴ・フール》ではなく、《カーニヴァル》です。

おそらく多くの方にとっては、カーディガンズの代名詞と感じているのではないでしょうか。

それぐらい有名なナンバーで、息子も「いい曲だぜ!」を連発しています。
(上のライブ映像だと、ヴォーカルのニーナは音程外しまくっているのが残念ですが……)

私も、このナンバーにかぎらず、カーディガンズの『ライフ!』というアルバムは、全曲素晴らしい、とても素敵なアルバムだと思っています。

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ジャケット、ライナーノーツなどのグラフィックセンスもよろし。

今の小学生にとっては初耳なナンバーの子も多かったようですが、この曲のリアクションは上々だった模様です。

というわけで、まだまだ紹介したい音源はあるのですが、いったん、ここで終了!

記:2011/12/09~17(趣味?ジャズと子育てです)

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