杉咲花が生意気可愛い『トイレのピエタ』
2021/02/11
『トイレのピエタ』は、手塚治虫が原作の作品。
というより、胃がんで入院中の手塚治虫が病床のメモで書いた内容が脚色sれまくって映画化されました。
手塚治虫の娘が認めないなどと、様々な論議というかトラブルみたいなものがあったみたいだけれども、そこから離れて、物語中の人物像はどうなのかというと?
まず、映画初主演ということで注目された野田洋次郎なんだけれども、正直茫洋としたキャラはなんともいえませんね。
そういうキャラ設定なんでしょうけど。
あと、彼が命を燃やすクライマックスに立ち会うリリー・フランキー。
彼は相変わらずいい味だしてましたね。
癌という設定なんだけれども、そういえばガンといえば「マジすか学園5」を思い出しますね。
「マジすか5」でも、彼は明智総業というヤバい会社のドンでありながらも、ガンで余命いくばくもないという設定でしたから。
そして、もっとも生き生きとしていたのが杉咲花。
といわれても誰?という人も、味の素のCook DoのCMでホイコーロを食べまくる、ちょっと生意気な少女といえばわかりますかね?
お父さんが食べようとしたぶんまで取って食べてしまいニヤリとする少女です。
そんな彼女の生意気っぷりがさらにパワーアップしていて、ダル~い感じの主人公と良い対比をなしていました。
味の素のCMの時よりもだいぶ大きく成長したなと思います。
ピーピーキャーキャーうるさいくそ生意気なガキって感じが、とても好感。
もっと彼女の生意気っぷりが発揮できる作品、たくさん製作されると良いですね。
記:2017/01/11