前向きテキトー諭
適当というと、いい加減というニュアンスが強い。
ネガティヴにとらえると。
そして、どちらかというと、このようなネガティヴなニュアンスで使われていることが多い。
しかし、目の前のシチュエーションに最適なものの考え方、優先順位がはっきりとしているという意味もあるんだよね。
何も起きていないところで「ああなったらどうしよう」「こういうことになったらどうしよう」と不安におびえるよりも、困った事態がやってきたときに、はじめて「その時困ろう」という発想。
「備えあれば憂いなし」とは言うけれど、うん、備えは大事。
しかし「憂い」は、それほど大事じゃないような気がする。
きっと、そういう発想が「適当」なのだ。
うん、そうだ、前向きに解釈して、今後もテキトーに生きていこう。
というか、自分がテキトーであることの言い訳です。
もう今から正確直せ、性質直せといわれても無理なので。
そういえば、高田純次が『適当論』という本が昔出していましたな。
記:2020/03/09