HGキュベレイ(REVIVE)制作レポート

   

HGキュベレイ(リヴァイヴ)購入!

HGUCキュベレイ(リヴァイヴ)1/144を購入しました。

もちろん、パール塗装とか、白ピカ塗装とか、ツヤツヤ塗装とかするつもりは毛頭ございません。
(・∀・)b

いや、するつもりがないというよりは、出来ないというほうが正確ですな。
┐(゚~゚)┌

箱の中

リヴァイヴ(新生)のキュベレイ、箱の中は、こんな感じです。

設計図に、ランナーのはいった袋が4枚。

ランナーの成型色は、白、ピンク、グレー、ブルー、紫の4種類です。

このまま素組みしても、見映えのある出来になるでしょう。

しかし、今回は、おもいっきり汚い(?)キュベレイにしようかと思います。

なにせ、キュベレイというと「パール塗装」など、綺麗に作られているモデラーが多いので、その逆を行こうと思っています。

(キレイに作っちゃうかもしれないけど)

キュベレイの設計図(取説)

HGUCキュベレイの設計図(組み立て説明書)です。

うん、作り甲斐がありそうだ!
(・∀・)b

Aランナー

キュベレイのAランナーです。

頭、脚の脹脛のあたり、それにファンネルを収納している尻尾(?)などのパーツですな。

設計図によると、配色は「白」。

以上です。
(・∀・)b

Bランナー

キュベレイのBランナーです。

羽根(?)に足に爪先、羽根(?)の裏などのパーツなどで構成されています。

色はAランナーと同様、
「白」!
です。

Cランナー

キュベレイのC1とC2のランナーです。

これらのランナーのパーツが、いちばんメカメカしていて、なんだか見ていて安心しますな。

グレーの配色は、
グレー70%
ブルーグレー30%

だそうです。
設計図の指示によると。

Dランナー

キュベレイのD1とD2ランナーです。

うまそうなピンクですな。

塗装の際の調色は、

ピンク80%、
モンザレッド20%

だそうです。

Eランナー

キュベレイのEランナーです。

E1ランナーはキャラクターブルーっぽい色で、E2ランナーは紫ですね。

ブルーの色の配合は、

ブルー70%、
すみれ色20%、
ホワイト10%

です。

すみれ色、ラッカー系には無いんだよね……。

水性塗料のみ。

ポリキャップとシールとクリアパーツ

キュベレイのポリキャップとシールとクリアパーツです。

キュベレイの目玉(?)は、ピンクとグリーン、どちらかを選べるようになっています。

緑目キュベレイっていうのも珍しい気がする。

下地サフ吹き

キュベレイのパーツにランナーごとサーフェイサーを吹きました。

マホガニーのサーフェイサーを吹き、乾いた後、サフが届いていないところを中心に、今度は黒のサーフェイサーを吹きました。

で、乾いたら今度は、さらにサフが届いていないところをめがけて、マホガニーのサーフェイサーをピンポイントで吹きました。

まだ、下地の白が残っているところもありますが、一応作業はここで終了。

後は筆塗りをしていこうと思います。

顔製作

キュベレイの顔を組み立てました。

眼球(?)のシールは、ピンクと緑のどちらかを選べるようになっているのですが、
ピンクのほうを選択しました。

目のところのパーツにシールを貼って、顔の下部のパーツに差し込んだところ。

タツノオトシゴにも見えるし、ヤッターヨコヅナの顔にもちょい似ているかもしれません。

そして、顔の上部のパーツを貼り合わせると。

いつも思うけど、やっぱり細長い!

外装塗装

キュベレイの外装を濃緑色(1)で筆塗りしました。

希釈率200パーセントぐらいに、シュビドゥバに薄めまくったラッカー系塗料を平筆で筆返し無しで、さらっと塗り。

筆返しなしでも、これくらい色が乗っかってくれるんですよ。

もちろん下地が出ているところもあるんですが、気にしない気にしない。

こういうところを何度もゴシゴシやるのは、ムラとベタベタの元。

隠ぺい力の弱いクレオスのラッカー系塗料ならではの特性を活かして、少しずつ違う色を重ねていけば良いのです。

それにしても、キュベレイの羽根(肩のバインダー)の曲面は、平筆好みのおいしい面です。

塗っていると筆が悦んでいるのが分かります。
(・∀・)b

スカート裏のファンネル入れ

キュベレイのスカート裏のファンネル入れを塗装しました。

その前に10個のファンネルをすべて接着しています。

明灰白色のスプレーをシュッとひと吹き。

乾いたところで、さらにシュッとふた吹き目。

塗料がいきわたっていない箇所もあるけれど、後は筆塗りで調整します。

肩のバインダーの裏側を塗装

キュベレイの羽(肩のバインダー)の裏側のメカメカしたパーツをジャーマングレイで塗装しました。

で、乾いたところで、マホガニーとつや消しブラックを薄めたものを隙間に流し込みました。

クレオスのラッカー系です。

もう少しメリハリが欲しいところですが、全体を組み立てながらバランスを見ながら整えていきたいと思います。

肩の丸パーツと、腿の丸パーツを赤塗装

キュベレイの巨大な肩にある巨大な丸二つ。

これを今回は日の丸っぽく赤でいきたいと思います。

ラッカー系のスプレー、レッドを数回吹き、乾いたところで、モンザレッドを筆塗りしました。

なんだか仮面ライダーの目みたいですな。

それとも「へんちんポコイダー」の目にも似ているかな?

あ、ポコイダーの目は黄色か。

帯を黄橙色で塗装

キュベレイの肩や股間、ヒザなどのアーマーにある帯(筋?)は、本来はピンク色なのですが、今回は零戦チック、というか、旧日本海軍機チックに作ろうと思っているので、黄橙色で塗装しました。

スプレー2回、ラッカー筆塗り2回。

それでも、まだ下地が見える箇所がある。

黄色系の色は塗るのが難しいっす……。

外装プラの地肌が出ているところをマホガニーで塗装

キュベレイの外装、前回は濃緑色で筆塗りをしました。

しかし、一回の筆塗りでムラなく均一に万遍なく塗ることは難しい。

プラの下地や、サフの下地が透けて見えるところは、どうしても出てきてしまいます。

今回は、そうしたところに、マホガニーを塗りました。

筆にクレオスのマホガニーの塗料のキャップの裏についている部分を付け、プラの表面に塗るというよりは、置いていく感じで、ちょんちょんしてみました。

濃緑色を上から重ね塗りしても良かったのですが、なにしろ広い面の多いMSゆえ、色が単調になってノッペリするのも嫌なので、変化をつけるために、あえて別の色も乗せようと考えたからです。

とはいえ、基本は日本機カラーで行くつもりですけど。

手・指の組み立て

キュベレイの手、指のパーツを組み立てました。

外側に反っているところがセクシーですね。

親指を除く4本指をまとめたパーツが可動します。

ここは、カウリング色で塗ろうかなと思っています。

腹の組み立て&塗装

キュベレイのお腹の部分のパーツを張り合わせ、ジャーマングレイで塗装しました。

塗装が乾いたら、黒とマホガニーを混ぜたラッカー系塗料をモールドに流し込んでみました。

全体の色のバランスをみながら、後ほど、もう少し色見を変えるかもしれません。

足先の組み立て

キュベレイの足先を組み立てました。

尖った爪先、それと正反対な、おまんじゅうのように丸っこい踵のパーツ。

この対比が面白いデザインですね。

ファンネル収容裏尻にスミ入れ

キュベレイの「裏尻」、つまり、お尻を覆うところにあるファンネルを収容する箇所にスミ入れをしました。

ラッカー系塗料で。

黒とマホガニーを混ぜ、面相筆で流し込むような感じで。

そうしたら、おお、はみ出した塗料+シンナーで、下に塗った明灰白色が、溶けとる、溶けとる……。

濃緑色+ホワイト+フラットベース

キュベレイの外装パーツ、さらに上塗りしました。

今回は濃緑色に微量の白とフラットベースを加え、シュビシャバに薄め液で薄めた後に、平筆でシュッシュッと筆返しをせずに一気に一筆塗りしました。

まだ、下地が見えてしまっているところもありますが、気にしない、気にしない。

フラットベースを混ぜたわりには、あまりツヤが消えていないですな。

動力パイプを胴体に差し込みました

キュベレイの胴体に動力パイプと、平べったい動力パイプ(?)を差し込みました。

平べったい動力パイプにはパーティングラインが走っているので、後で軽くヤスる必要がありそうですね。

覚えていれば……。

羽根(肩のバインダー)の製作

大日本キュベレイの羽根、というか肩のバインダーを製作しました。

羽根の裏は、こんな感じ。

わわわ、塗り残しが結構あるぞ。

もういっちょ。

表側はこんな感じ。

この微妙な局面のアールと、濃緑色。

サンダーバード2号を思い出してしまいますね。

羽根を4枚まとめて。

日の丸は、もう少し濃い赤にしたほうが良かったかもですね。

モンザレッドやオレンジを混ぜて明るい感じを出したかったんですが、どちらかというとオレンジっぽい明るい赤ではなく、艦底色や赤褐色が混ざった「血の赤」のほうが似合いそう。

全体を組み上げた後、バランスを見ながら調整するかもしれません。

胴体を製作

キュベレイの胴体を製作しました。

お腹のパーツを挟み込むような感じで胸部のパーツをはめ込み、後にカウリング色をシャビシャブに薄めまくって筆塗しました。

カウリング色は、他のクレオスの色に比べると、筆の伸びが良い感じがします。

平筆で、スースー塗っているときの滑りが心地よい♪

そして、頭をドッキングさせると、こんな感じに。

塗り残しで、ところどころ顔を出している下地のマホガニーがセクシーです。

胴体と羽根をドッキング

キュベレイの胴体にキュベレイの羽根(肩のバインダー)を合体させました。

おぉ、大日本キュベレイ!

腰と甲羅の組み立て

キュベレイの腰と甲羅(ファンネルを収納する背中)を組み立てました。

甲羅は、亀の甲羅みたいですな。

腰と胴体を合体

キュベレイの腰。

そして、胴体と合体させると、こう。

うーむ、大日本キュベレイ!

脚の組み立て

キュベレイの脚を組み立てました。

で、腰ユニットと合体させると、こんな感じ。
(・∀・)b

日本機カラーの配色でありながらも、あんまし日本機っぽくないですね。

当たり前か。

「甲羅」の取り付け

キュベレイの背中にファンネル収納甲羅を取り付けました。

こんな感じ。

こんな感じ。

あんまり明灰白色に塗った裏側が目立ちませんな。

胸板の取り付け

キュベレイの胸板、取り付けるの忘れてました。

で、取り付けました。

日本機のプロペラ色(赤褐色)で塗装したのですが、もう少し赤味が欲しいところです。

腕の制作

キュベレイの腕を作りました。

こんな感じ。

で、本体と合体させたらこんな感じ。

なんか南方の植物みたいですな。

とりあえず大日本キュベレイ

細かな塗り残し(特に外装裏側)を塗り、とりあえず、大日本キュベレイの本体、完成しました。

さて、これからどう汚すか、ですね。

緑の上に赤褐色をのせてみました

各外装パーツの濃緑色のうえに、シャブシャヴィに薄めた日本機プロペラ色(赤褐色)を平筆でランダムに乗せていきました。

面積の広いパーツが多いので、やっぱり一色べったりだと単調になっちゃうんですよね。

色味に変化が欲しいので、乾いたらもっといろいろな色を重ねていきたいですね。

焼鉄色と銀をスポンジでポンポン

水性塗料の焼鉄色と銀色をスポンジに染み込ませ、大日本キュベレイのエッジの部分を中心にポンポンと叩きました。

チッピングっぽい効果を狙ってみました。

やり過ぎると汚くなってしまうので、控えめ、控えめに。

完成!大日本キュベレイ

ボディ全体にローアンバーのパステルを塗りつけて、大日本キュベレイ完成!

いつもより筆の塗り重ね回数は控えめです。

面が広いので、パーツの上で筆を動かすのが楽しい。

旧日本軍の戦車の迷彩風に塗るのも面白いかもしれませんね。

IBG 1/72 日本 八九式中戦車乙型 プラモデル PB72041
八九式中戦車乙型

羽根を閉じてもカッコ良かですね、大日本キュベレイ。

値段も安いし、もう一機買って作ろうかな。

記:2017/04/05

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