『仮面ライダー The First』で、元気をチャージ
2018/01/09
MOVIE REALIZATION 仮面ライダー1号・2号(仮面ライダーTHE FIRST)
最近、仕事が忙しくて、あまり息子とコミュニケーションする時間がありません。
家に帰る時間がだいたい終電終了後の時間。
いつもは、これぐらいの時間になっても平気で起きていることの多い息子なのですが、ここのところ私が帰る頃には寝ていることが多い。
そのほうが健康にもいいし、健全な生活ではあるのですが、疲れて帰ったときに、息子と話せないのは、やはりちょっと寂しい。
ただ、忙しい、忙しいといいつつも、朝から晩まで同じ密度の忙しさというわけではありません。
波があります。
だから、忙しくない時間は効果的な暇つぶしをしたほうが良いのです。
忙しくなったときのためのエネルギーをチャージするために。
だから、私は映画を見に行く(笑)。
映画からパワーをもらう。
いや、吸い取られる映画もありますけどね(汗)。
というわけで、昨日観にいった映画は、『仮面ライダー The First』。
懐かしの仮面ライダー1号、2号の登場です。
とはいえ、テレビの1号、2号ではなく、むしろ、石ノ森章太郎原作のマンガの設定に近いライダーです。
つまり、原点回帰。
単にカッコイイ正義のヒーローではなく、苦悩し、影を背負った、痛々しいヒーロー像が描かれています。
なかなか、面白かった。
ただ、鑑賞後に反芻すると、細かな突っ込みどころがもの凄くたくさん出てはきました。
明らかに説明不足な箇所や、もっと突っ込んで描いて欲しかった背景、急にこの展開かよ!というような脚本の荒さなど、細かな点を上げればキリがないのですが、ま、そんなことは枝葉末節。
観ている間は結構楽しめましたので、ライダーファンは観るべし!
上映館は少ないですけどね……。
とにかく、リニューアルされたライダーは、カッコイイっす!
それに、やっぱり、ライダーキック!!
もっともシンプルで、もっとも原始的な必殺技。
なのに(だからこそ?)魂が震えるのです。
後年のライダーはヘンにキックの演出に凝っていますが、凝れば凝るほど、嘘っぽくなるなということが、元祖仮面ライダーのライダーキックが証明しています。
そう、単純に、思いっきり蹴るから強いのです。有無を言わせないのです。
蹴る!
なんてシンプルで力強い技なんでしょう。
当時、日本中の子供たちが(今はオッサン)が熱狂したのも頷けます。
ちなみに、幼少時の私は、ライダーやショッカーが怖くて、テレビを正視できずに、泣きじゃくってました……。
親父には男のくせに情けないと呆れられていた記憶があります。
ウルトラマンだったら怖くなかったんだけどね…。
もちろん、今だったら、大丈夫! 仮面ライダーはニコニコ顔で見れます(当たり前だ)。
午前中に『仮面ライダー』を観て、午後からは猛烈ワーク。
例によって深夜に帰宅したら、息子が寝ていた。
私は、バーボンと日本酒を飲みながら、蕎麦とカップラーメンと秋刀魚寿司を食べ(滅茶苦茶なメニューだな)、先日放映された太宰治のドラマを見たあと就寝。
今朝は「モーニングサテライト」を見るために、5時45分に起きて柔軟体操をしているところに女房が起きてきて、雑談を交わしていました。
我々の会話で目を覚ましたのか、息子も目をこすりながら「おはよう」と起きてきたので、先日の仮面ライダー話をしてあげました。
公式サイトにいけば、予告編が見れるので、息子はすでに、ある程度、映画の予備知識はあるのですが、宮内洋(かつてのV3、ズバット、アオレンジャーに変身した男の中の男な人)が演じる「おやっさん」の出番が少ないことや、『仮面ライダー龍騎』に登場するOREジャーナルの編集長がバット(こうもり男)に変身するんだよ、みたいな話に目を輝かせながら聴いていました。
で、出社時間まで、布団の上でライダーごっこ。
力を加減して、さっそくライダーキックを息子におみまいしたら、逆襲のライダーパンチが私の腹に炸裂。
アホな親子です。
黒酢を飲ませながら、息子を保育園に連れていってから、出社しました。
短いコミュニケーションでしたが、息子とライダーごっこが出来てよかったです(笑)。
記:2005/10/14