素組み!HGUC陸戦型ガンダム from 機動戦士ガンダム 第08MS小隊

      2021/02/05

ビバ、陸ガン!

先日、大好きな陸ガン(陸戦型ガンダム)が、リニューアルされて発売されました。

ここのところバカみたいにガンプラを作りまくっている私ではありますが、ガンダムに登場するメカ、すなわちMS(モビルスーツ)のことは好きであるにもかかわらず、正直、「機動戦士ガンダム」という冠がつく数々のアニメ作品が好きなのかというと、正直、手放しで「大好きです!」とは言えないところがあるんですよね。

とにかく戦闘中の会話が鬱陶しいし、これはまぁガンダムの世界においては共通のルールなのかもしれませんけど、私はどちらかというと戦闘中は「私語厳禁」な立場の人間なので、だからこそ、クライマックスでは奇妙な静けさが漂い、そこがまたリアルな『ガールス・アンド・パンツァー』が好きなのかもしれません。

あと、ボトムズのキリコも、基本的には戦闘中は無口ですよね。ま、彼の場合は普段も無口な人間ですけど。

特に『ゼータガンダム』。
登場するMSには魅力的なものが多いのですが、とにかくカミーユというキャラが鬱陶しく、戦闘中の会話もなんだか神経逆撫でしまくってくれるんですよ。

同じ理由で、カミーユと同類なバナージという少年が主人公の『ユニコーン』も、それはもうバイアランカスタムやマラサイやジュアッグをはじめとして、魅力的なMSが登場しまくりな作品ではあるのですが、とにかく戦闘中の会話がうるさいのであります。

ガンダムの原点である『機動戦士ガンダム』においても、たしかにシャアやアムロやラルさんをはじめとして魅力的なキャラクターは多数登場するんですけれども、なんというか学生運動の敗残兵特有の青臭さというか被虐意識が前面に押し出されたような世界観に対しては100%共感できるかというと、決してそういうわけではなく。

だから私が好きなロボットアニメは、ガンダムはベスト3にはランクインせず、とにもかくにも『装甲騎兵ボトムズ』と『超時空要塞マクロス』と『戦闘メカザブングル』が、個人的なベスト3なのですよ。
次点は『銀河漂流バイファム』かな。

その次にガンダムの諸作品が少しずつランクインするといった感じです。

やっぱり「ガンダム」という名が冠されるロボットアニメの中での最高峰は個人的には『ガンダムダブルオー』なんですね。

次点が『ポケットの中の戦争』。

ありがたいことに試写の段階で拝見させていただいていた『THE ORIGIN』も人間物語としては秀逸なものがあるのですが、いかんせん登場するメカが旧型ばかりなので、「ガンダム」という「ロボットアニメ」いうくくりで見ると、ちょっと評価が落ちちゃうかな?

『ダブルオー』と『ポケ戦』の次に、では私にとってのフェイヴァリットなガンダム作品は何かというと、『MS第08小隊』なのです。

主人公のシロー・アマダと、ロミオとジュリエット的に惹かれ合う敵側陣営(ジオン)のアイナ・サハリンとの恋は、ガキのままごとみたいで鬱陶しい要素も多少はあるのですが、そして、「俺はアイナと添い遂げるぅ~!」的な敵と交戦中の会話も超鬱陶しいのですが、それを補って余りある魅力が『08小隊』にあることは確かなのです。

その魅力とは?

メインとなる舞台が地球だから。

『装甲騎兵ボトムズ』においては、「クメン編」に思い入れがある私にとっては、舞台が東南アジアが舞台だということが大きな魅力なんですね。

そして、登場するメカ(モビルスーツ)。

空飛ぶビグザムのようなアプサラスは除外するとして、やっぱりグフカスタムに萌え萌えですし、対する主人公のシローが登場するEz-8は、様々なガンダムの中でも最も渋い魅力を放つカッチョえぇとしか言いようのない素晴らしすぎるガンダムなのです。

関連記事:EZ-8 HG 1/144 制作記

主人公のシローが、この機体に搭乗する前に使用していたのが陸戦型ガンダム。

これもまた、カッコいいんですね。
歴代ガンダムの中では、ダブルゼータやサイサリスほどではありませんが、デブなガンダムの1つでしょう。

いや、デブは言い過ぎですね。
骨太。

宇宙でピュンピュン飛び回るスリムなガンダムさんたちに比べると、地にドッシリと足のついた百姓型のガンダムといえましょう。

そう、陸戦型ガンダムは百姓ガンダムでもあるのです。

この泥臭くヒューマンな陸戦型ガンダムに私はゾッコンなのです、昔から。

もちろん『08小隊』の中では、グフカスタム、Ez-8、アッガイに続いて4番目に好きなモビルスーツではありますが、最近では覚えきれなくなってきた「なんとかガンダム」という色々なガンダムの中においては群を抜いて愛着のあるガンダムではありますね。

そんな陸戦型ガンダムがリニューアルされHGUCで発売されたのですから、これは作らんわけにはいかないでしょう。

パッケージの東南アジア感もなんともいえない魅力があるし。

だから私は作るしかないのです。陸ガンを。

というわけで、陸ガン制作レポートを開始したいと思います。

箱の中

陸戦型ガンダムの箱の中身です。

ランナーなどが入った袋が4枚。

HGの標準的な分量に感じました。

現在同時平行でSEEDのバスターガンダムを作っているのですが、6~7年前に発売されたキットに比べると、今回リニューアルされた陸ガンのランナーを眺めていると、パーツのモールドの繊細さなどがよく分かります。

なんだかニッパーでパーツを切り離すのがもったいないほどの精巧さと繊細さを感じますね。

ランナーなど

陸戦型ガンダムのランナー、シール、ポリキャップを並べてみました。

以前作ったMG(マスターグレード)の記憶と比較すると、少ないパーツ数で効率よくまとめられているように感じます。

A1、A2ランナー

A1、A2ランナーです。

A1ランナーは多色成形のランナーですね。

成形色がメタリックグレーなのパーツは焼鉄色、あるいはガンメタルなどのメタリック系の塗料で部分塗装しようと思います。

B1、B2ランナー

陸戦型ガンダムのB1、B2ランナーです。

微妙にグレーっぽいクールなホワイト。

塗装する際はホワイトにニュートラルグレーを混ぜて作るのも納得ですね。

C1、C2ランナー

陸ガンのC1、C2ランナーです。

2枚のランナーは、共に陸戦型ジムのランナーが流用されていますね。

このランナーのパーツは、焼鉄色などメタリック系の色で塗装するつもりでいます。

背中コンテナCランナー

陸戦型ガンダムならではの特徴的な「背中コンテナ」のCランナーです。

分解した180mmキャノン砲を収納するコンテナで、これを背負った陸ガンは、まるで登山隊の隊員のようでカッコ良いのです。

クリアパーツ

陸戦型ガンダムのクリアパーツのランナー2つです。

グリーンのクリアパーツは、上から目(ツインアイ)のシールを貼ることになるでしょうから、あまりクリアの意味はないように思われますが、シールを貼るのを失敗した場合、このグリーンのクリアパーツは、ジムのバイザーとしての役割をしてくれるかもしれません。

ポリキャップとシール

ポリキャップとシールです。

シールは好きな番号を選べるみたいですね。

多くの人は「08」にするんでしょうけど、あえて「13」とか「6」など縁起が悪そうな数字の舞台番号にしてみるというのもアリかもしれません。

塗料の調合比

陸戦型ガンダムを塗装する際の塗料の調合比率は取説(取り扱い説明書/設計図)によると以下の通りになります。

・本体部ホワイト等
 ホワイト:90%
 ニュートラルグレー:10%

・本体等ブルー部
 インディブルー:40%
 パープル:40%
 ホワイト:10%
 ブラック:10%

・本題等レッド部
 モンザレッド:100%

・本体等イエロー部
 イエロー:50%
 ホワイト:30%
 オレンジイエロー:20%

・本体等グレー部
 グレー:80%
 ブルーグレー:20%

・武器等ダークグレー部
 グレー:80%
 ブラック:20%

・センサー等グリーン部
 下地シルバー:100%
 クリアグリーン:100%

本体のブルーの調合が難しそうですね。
対して赤は鮮やかなモンザレッド1色。

密林地帯で作戦行動をする機体に車などに使われる鮮やかなレッドが使われているんですね。

ま、脚部などは泥ですぐに汚れて目立たなくなるんでしょうが……。

ちなみに、MG(マスターグレード)の陸ガンを作ったときは艦底色で塗りましたが、なかなか重厚な感じで似合っていましたよ。

取説(取り扱い説明書)

陸戦型ガンダムの取説(取り扱い説明書)です。

毎回、取説の機体にまつわるエピソードを読むのが好きなのですが、今回取り上げられていたエピソードは、「対ザク戦」でしたね。

ということで、そろそろ制作に取り掛かります。

Aランナーのグレーパーツをマホガニーで下塗り

Aランナーのグレーのパーツは焼鉄色で部分塗装をするつもりですが、その下塗りとして、マホガニーを筆塗りしました。

特に銃などのパーツは、いきなりメタリック系の色を塗るよりも、マホガニーなど茶色系かジャーマングレーなどのグレー系を下塗りしてからメタリックカラーを塗ったほうが、ギラギラせずに渋い色合いになってくれるのです。

A2ランナーをマホガニーで下塗り

A2ランナーをマホガニーで下塗りしました。

乾いた後に、焼き鉄色を重ねる予定です。

C2ランナーをマホガニーで下塗り

C2ランナーもマホガニーで下塗りしました。

このランナーも乾いたら焼鉄色で塗装する予定。

C1、C2ランナーを焼鉄色で塗装

C1ランナーを焼鉄色で塗装しました。

薄めた焼鉄色を筆でさくっと塗装。

C2ランナーも同様に。

これらのランナーは、色に変化をつけるためにマホガニーの下塗りなしでダイレクトに塗りました。

ウェポン・コンテナのパーツにつや消しトップコート吹き

ウェポン・コンテナのランナーにつや消しトップコートを吹き付けました。

しゅしゅっと軽く、2回吹き。

乾いたらエナメル系塗料でフィルタリングをかける予定です。

A1ランナーのパーツを焼鉄色で塗装

A1ランナー中、マホガニーの下塗りをしたパーツに焼鉄色を塗り重ねました。

まだ茶色っぽさが残っていますが、今後の作業過程でメタリックな質感を出していく予定です。

ウェポン・コンテナのパーツをフィルタリング

ウェポン・コンテナのパーツをランナーにくっついた状態のままフィルタリングをかけました。

使用したのは、Mr.ウェザリングカラーのステインブラウンです。

専用薄め液で希釈率200%ほどに薄めて平筆でさっとひと塗り。

乾かないうちに、さっとティッシュで拭き取りました。

A2ランナーを焼鉄色で塗装

マホガニーで下塗りをしたA2ランナー。

下塗りが乾いたタイミングで焼鉄色(ラッカー系)で筆塗りしました。

全体のバランスを見ながら、このランナーのパーツはもう少しグレーっぽくするかもしれません。

アーマー裏を部分塗装

肩、腰、脚部の外装裏をマホガニーと焼鉄色を混ぜた色で部分塗装しました。

特に連邦系のMS(ジムやガンダム)の角ばった肩の裏側はポージングの際に以外と裏地が見えるもの。

ライフルやビームサーベルを構えた際に肩の裏が真っ白だと、ヘンな感じがしますからね。

ザクのショルダーアーマーの裏もそうですが、ここのところは面倒くさがらずに裏地塗装をしておきたいものです。

ヒザに黄色を部分塗装

陸ガンのヒザの下の部分にはスラスターの噴射口のような穴があります。

ここの箇所は設定では黄色になっているので、タミヤのアクリル塗料のフラットイエローで部分塗装をしました。

クレオスのラッカー系のイエローよりも、タミヤのアクリル塗料の黄色のほうが隠ぺい力が強いので。

というより、クレオスのイエローの隠ぺい力が弱すぎなのかもしれないけど。
(だから、筆塗りが難しいのです)

ふくらはぎのマーキングを部分塗装

ふくらはぎの側面に黄色い三角でマーキングされている箇所があります。

おそらく、ここに「ビームサーベルが入ってますよ目印」の注意書きマーキングだと思われます。

ここは、シールで再現することになっていますが、シールだと、その箇所だけ妙に浮いてしう気がするので、ここもタミヤのアクリル塗料、フラットイエローで筆塗りしました。

ランナーの番号に合わせて撮影しましたが、実際に組み立てる際はパーツの天地は逆さまになります。

ちょこん、ちょこんと面相筆の先っちょを「▼」の溝に1、2回置けば、塗装完了!

胸の注意書きを黄色で塗装

陸ガン胸中央の注意書きのマーキングもシールで再現するようになっているのですが、ここもタミヤ・アクリル塗料のフラットイエローで部分塗装してみました。

これぐらいの面積の塗装は、面相筆よりも爪楊枝のほうが良いですね。

楊枝の先に塗料をチョンチョンと浸けて、胸のパーツの三角の溝にチョンチョンとつけて出来上がり。

以前作った陸ガンタイプのブルーディスティニー3号機の胸のマーキングなんですが、これはシールです。

これはこれでメリハリがあって良いのですが、今回はウェザリングをほどこしてボロッちくしたいので、シールだとちょっとシャープでメリハリがあり過ぎるのです。

もっとも、今後、制作していく過程で違和感を感じたらシールを貼ろうと思っています。

ウェポン・コンテナをグレーとメタリックグレーでウェザリング

ウェポン・コンテナのパーツをランナーから切り離さない状態でさらに微妙にウェザリングしました。

タミヤのスミ入れ塗料のグレーをランダムに溝に流し込み、タミヤのアクリル塗料のメタリックグレーで軽く表面をさするようにドライブラシをしました。

まだ控えめな感じですが、組み立てる前に汚し過ぎてしまうと今後の作業でバランスを欠いてしまいそうなので、これぐらいのレベルで一旦ストップします。

スラスターの内側を塗装

スラスターの内側の中央部をメタリックレッドで塗装しました。

ここの箇所の塗装も、筆の場合は手元が狂うとスラスターの内側を赤く染めてしまう可能性があるので、爪楊枝を使用しました。

メタリックレッドの蓋の裏側に付着した塗料を爪楊枝の先につけて、中央に向けて一回チョン!で、はい出来上がり。

ランナーにつや消しスーパークリアを吹き付け

各ランナーにつや消しスプレーを吹き付けました。

クレオスのラッカー系のスーパークリア―・つや消しです。

裏表にスプレー缶を移動させながらシュッ!と。

1時間後、だいたい乾いたところで、さらに裏表にスプレー缶を移動させながらシュッ!と。

あとは、1日ほど乾かします。

白パーツをフィルタリング

陸ガンの白パーツをランナーにくっついている状態のままステインブラウンでフィルタリングをしました。

使用したのはMr.ウェザリングカラーのステインブラウンです。

薄めたステインブラウンを平筆でサクッと塗り、その後すぐにティッシュで拭き取り。

もう少し薄めたほうが良かったかもしれませんが、まあ陸戦型ですから。

戦闘中に泥んこになっちゃいました~!って感じで言い訳できるところが陸戦型の良いところかもですね。

銀鉄系の色でドライブラシ

陸ガンの各パーツに、ランナーから切り離さない状態のままドライブラシをかけました。

使用したのはタミヤのアクリル塗料。

フラットアルミとメタリックグレーを半々に混ぜた色を使いました。

平筆につけてティッシュで拭き取った後に、パーツの上を軽くさすります。

とりあえず今回輪郭が浮き出る程度にとどめておきます。

まだまだ組み立てながら汚していく予定なので。

白以外のパーツをフィルタリング

白以外のパーツも前回の白パーツのフィルタリングと同様に薄めたステインブラウンを塗りたくり、拭き取りました。

白パーツの上にフィルタリングをした時は、茶色茶色して「やり過ぎたかな~?」と思うのですが、同じ濃度でグレーや赤、青の上に塗っても、あまり変化がついていないなぁ。

ま、作りながら少しずつ汚していきます。

ボディの組み立て

陸戦型ガンダムの胸部と腹部を汚しながら組み立てました。

スミ入れ塗料のステインブラウンでモールドにスミ入れ、水性塗料の焼鉄色でドライブラシをしています。

頭部の組み立て

「男前!」と多くのガンダム好きから評判の陸戦型ガンダムの顔。

ま、そのうちの一台は水中から出現したアッガイさんにグワシャッ!とやられてしまうわけですが、そんな陸ガンの頭部ユニットを組み立てました。

エッジを際立たせるために、水性の焼鉄色で軽くドライブラシをかけています。

胸部と合体させたらこんな感じ。

まだまだ汚しが足りない感じがしますが、全体のバランスを見ながら少しずつ汚していきます。

脚部の組み立て

陸ガンの脚部を汚しながら組み立てました。

ヒザ立ちが出来るだけあって、ヒザ関節、よく曲がります。

フクラハギの側面のパーツにビームサーベルを収納します。

MG(マスターグレード)とは違い、ぱかっと開くのではなく、取り外し式になっていますね。

腰部の組み立て

陸ガンの腰部を汚しながら組み立てました。

水性の焼鉄色でエッジを際立たせています。

また、ヘソあたりの「赤字に黄V」の「Vの字」は、イエローでドライブラシ。
乾いた後にスミ入れ塗料のブラックでスミ入れをして縁取るようにして輪郭を際立たせました。

足先の組み立て

陸ガンの足先を汚しながら組み立てました。

ちゃっちゃっちゃっと水性の焼鉄色でドライブラシ。

さらにアンクルアーマーを焼鉄色でちゃっちゃっちゃとドライブラシをして組み立て。

そして脚部とドッキング。

そして腰部とドッキング。

ヒザ立ちっす。

関節剥きだし全開っ!

腕部の組み立て

陸ガンの腕を汚しながら組み立てました。

あらかじめステインブラウンでフィルタリングをしておいたパーツを焼鉄色でエッジを中心にドライブラシをしながら組み立て。

胸部と腕をドッキング。

相変わらず陸ガンはガッシリした力強いボディですな。

足先は現在改修中のため、いったん取り外し中です。

改修中といっても、アンクルアーマーの裏側のジョイント部の白が目立つので、陰の役割を果たすフラットブラウンを筆塗りした箇所を乾かしているだけですが。

バックパックの組み立て

バックパックを組み立てました。

伸びます、曲がります。

背中に装着!

これから山に芝刈りに行きまーす的後姿。

背中コンテナの組み立て

180mmキャノン砲を分割して搭載するための「背中コンテナ」を汚しながら組み立てました。

フィルタリングの後に焼鉄色で軽くドライブラシをかけた程度で、汚しとしては控えめにしたつもりなんですが、それでもなんだか山の中に不法投棄された旧式の冷蔵庫みたいですな。

パカッと開くと、こんな感じ。

中身はもうちょっと汚しても良かったかな?

背負ってもらいました。

よっこらしょ。

重心が後ろに傾きがちなので、ポージングの際は注意が必要です。

180mmキャノン砲

08小隊のオープニングでは、地上にいる兵士が耳を思いっきりふさぐほど、発射時の音が凄い180mmキャノン砲を組み立てました。

発射時の音も凄いんだろうけど、威力も凄いんでしょうね。

少なくともドイツの88mm砲の2倍以上の口径ですから。

しまった!
取り付け方が甘かったためか、あるいは塗料の塗り込み過ぎか分からんけど、砲身がカーブしとるぞ……!

せっかくだから陸ガンに持ってもらいました。

うーむ、やっぱり曲がっとるな。

ブツそのものがデカいので、持たせたときの可動範囲はかなり制限されます。

左腕を真っ直ぐに伸ばすようにして、ようやく両手で持つところを持てるといった感じ。

このキットの売りの一つ、ヒザ立ち射撃ポーズもちゃんと取れますよ。

もっとも砲身が微妙に曲がっていて暴発しかねないので、この状態では発砲中止でしょうけど。

でも、やっぱりカッコいいですな、陸ガンは。

180mmキャノン砲を分割収納

180mmキャノン砲を背中のコンテナに収納したいと思います。

その際に必要となるのが、このトレイ。

キャノン砲を分割します。

そして、分割したパーツをトレイに収納します。

弾倉だけは、このトレイに収納せず、コンテナの蓋の裏に備え付けます。

こんな感じになりました。

このコンテナを背中から「よっこらしょ」と降ろして、中から分割されたキャノン砲の部品を組み立てる作業を18mもある巨大なモビルスーツが行うわけですが、結構大変な作業なんじゃないかと思います。

熟練した操縦者じゃないと難しいような気がするのですが、自動的に組立てる動きをするプログラムが陸ガンには内臓されているのかな?

ライフルの組み立て

陸ガンのライフルを組み立てました。

白い部分が多いところが、陸ガンの姿とマッチしますね。

実戦では目立ちそうではありますが、威力は抜群の希少品なのです。

100mmマシンガンの組み立て

ビームライフルも良いけれど、やっぱり陸ガンにはマシンガンが似合う!

ということで、100mmマシンガンを汚しながら組み立てました。

ビームライフルに比べると小型のマシンガン。

やっぱり陸ガンには100mmマシンガンがよく似合う。

うーん、やっぱり陸ガン、かっちょえぇ~。

特に下から見上げると、胸の盛り上がりで顔が隠れるところなんかがツボです。

盾の組み立て

そういえば盾を作るの忘れてた。

サクッと組み立てました。
軽くドライブラシをかけながら。

裏側です。

盾立てを引き出して、

盾を立てることも出来ます。

陸ガン本体と比較すると、あまり汚れ取りませんな。

腕に装着!

やっぱり汚し不足な感じが否めません。

盾は消耗品だから、新しく支給された盾を使っているという設定にしちゃおう。

完成!

HG陸戦型ガンダムが完成しました。

後姿。

この重そうなコンテナをどっこいしょな姿がツボです。

たしかに陸ガンをベースにチューンナップされたブルーディスティニーの2号機、3号機もカッコ良いと思います。

でも、オリジナルの陸ガンの機体が持つ力強さがやっぱり最高なのです。

ガンプラ初心者からマニアまで楽しめる優れたキットだと思います。
おすすめ!

記:2018/05/09

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