ネタバレなしの『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の感想

   

ネタバレなし配慮

先日『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』を観てきました。

まだこれから観る予定の方もたくさんいらっしゃると思いますので、感想文はネタバレなしのボンヤリした内容で書いてみようと思います。

それに、多くの方々が「優しいネタバレ無し配慮」をしているというニュース記事を先ほど読んだので、私もそれにならって「ネタバレなし配慮」をしてみようと思います。

そうそう、ネタバレといえば、館内に入る前には、「ネタバレするから見る前に見ちゃダメよ」なパンフレットがビニール袋に梱包されて配られていました。

ちなみに、この紙のオモテ面はアスカ。

まず、上映時間。

2時間35分と、まあまあの時間の長さがあり、「ははあ、最後だからいろいろな要素を盛りだくさんに詰め込みまくったなぁ」と感じました。

なので、「これは気合を入れてみる必要ありだな」と、けっこう力んで臨みましたが、実際はあっという間に「終劇」でした。

ざっくり肌触り

テイストというか肌触りですが、強いて言えばですが、『序』『破』『Q』でいえば、『破』に近かったかな。

『破』の後半、使途・ゼルエルが出てくる前くらいまでの雰囲気、テイストを感じました。

ですので、昔の映画版『REVIVAL OF EVANGELION 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に』(長い……)のような、殺気だったヒリヒリするような要素は個人的にはなかったかな。

ま、あのテイストも嫌いじゃないんですけどね。

というか、そっちのほうが「これぞエヴァ!」という人も少なくないのではないのでしょうか。

なんだか危うくて壊れそうで(というか、なんだか壊れていて)殺伐とした救いのなさそうな雰囲気が横溢していて、「これこそエヴァじゃ!」と思っている人からしてみれば、今回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』ちょっと「ぬるいんじゃない?」「庵野監督もマルくなったね」と思われる方が出てきても不思議ではないと思います。

ゲンドウというお人

要するにエヴァの本当の主人公って個人的にはシンジ君のお父さんである碇ゲンドウだと思うのですが、父ちゃんの壮大なワガママに、ネルフの人(あるいはヴィレの人)、はたまたゼーレや、人類全体がひっかきまわされちゃっているような気がしますね。

というより、一番しっちゃかめっちゃかにされて、いい迷惑をこうむってるのは息子のシンジ君って感じですが。

家族のゴタゴタに人類巻き込まんでくれよといった見方もできるから、エヴァって面白いな、と。

家族⇒ミクロ
人類補完計画や〇〇インパクト⇒マクロ

ミクロの視点でもマクロの視点からでも見れるからこそ面白いといえば面白いんだけど、まあなんというかゲンドウ君のエゴで何人の人が死んだことやら。はたまた何人の人々の精神がやられたことやらですよね。

今回、ゲンドウ君が語るちょっとした回想話が登場しますが(テレビ版で冬月が語るゲンドウとはまるで別キャラですが)、彼が語ったとおりだとすると、「コミュ症」がコジれると、こうまで壮大なことを考えしでかすんかいな、オウム真理教以上だぞ、と突っ込みたくもなります。

マリのポジション

さて、『破』と『Q』の段階まででは、その存在と位置づけが曖昧というかよくわからなかったマリ(真希波・マリ・イラストリアス)ですが、今回は大活躍です。

ああなるほど、この時のための存在だったのねと思いました。

あとは詳しくは劇場で(笑)。

劇場では売り切れだったパンフレットがAmazonで売られてるやんけ。

記:2021/03/17

 - 映画