『深夜食堂(シーズン1)』見ながらメモ
2021/02/24
第1話
先日、映画版の『深夜食堂』を観たので、テレビ版のほうも見てみようと思った。
そして、現在『深夜食堂』のシーズン1を見ている。
それにしても、ヤクザ役・竜ちゃん(剣崎 竜)の松重豊がキマり過ぎている。
怖い。
映画版から先に観てしまっていたので、「めしや」のマスター(小林薫)との関係がよく分からなかったのだが、なるほど、赤いタコさんウィンナーと玉子焼きが、この店の常連になるキッカケだったのか。
第2話
『深夜食堂』シーズン1の第2話は、売れない歌手・千鳥みゆき(田畑智子)が好む猫まんまの話。
微妙にあか抜けない演歌歌手の役に、田畑智子にはとてもよく似合っている。
で、売れるようになって結核になって死ぬという、なんとも呆気ない話だった。
しかし、これを観たら、削りたての鰹節の猫まんまを食べたくなってしまうではないか。
第3話
第三話は「お茶漬けシスターズ」のお話。
30過ぎの男がいない女トリオ(須藤理彩+ 小林麻子+吉本菜穂子)。
ありがちなガールズ・トーク・グループですな。
この手のストーリー、こういう夜の店には必須なコンビではあるが、ストーリー的にはいまひとつだったかも。
ありきたりというか。
トリオ(=3人)だから、3話目のエピソードということなのだろう。
そして、このような「抑え人員」のエピソードを早めに出しておけば、今後の深夜食堂のカウンターも映え、ナレーション役的キャラにもなるということもあるのかもしれない。
第4話
深夜食堂にはいろいろな客が来るものだ。
第4話の主人公は風間トオル。
AV男優の役だった。
彼と弟子になった「めしや」常連の若者のエピソード。
ちょっとクサかったかな。
第5話
第5話の登場人物は岩松了で、料理評論家・戸山正夫の役。
オフィシャルでは職業柄、美食家ではあるが、「めしや」のバターライスに魅了されるという話。
バターライスとは、文字通りバターを乗せたご飯。
バターをご飯の中に入れて30秒。
その後に少し醤油を垂らす。
このB級な食事から広がる意外な人間模様というエピソードなんだけれども、今回もまた、少しクサいかな。
心温まるエピソードとクサいエピソード、この湯加減の差の調整って案外難しいものなのだろう。
第6話
第6話は、ボクサーとかつ丼の話。
主人公は音尾琢真で、シングルマザーに恋するボクサーの役をしている。
最後の親子丼のエピソードは、ベタながらもなかなか心温まるオチだった。
第7話
第7話は、新聞配達の苦学生・田中圭と、アイドル役の村川絵梨とのお話。
キーとなる料理は玉子サンド。
玉子焼きを食べたくなるではないか。
知り合いで、高校時代は新聞配達をしながら苦学生をし、今では会社の社長をしている方がいらっしゃるが、その方からも、以前に新聞配達の大変さをお聞きしたことがある。
そして、今回のエピソードでも、新聞配達の仕事の大変さがよく分かった。
第8話
第8話でフィーチャーされるのは、YOU。
43歳の元アイドルという設定。
声だけは今でもアイドルみたいだけどね。
彼女が「めしや」で決まって頼むのが、焼きそばの上に目玉焼きをのせたもの。
これの上にさらに四万十川の海苔をかけると絶品なのだそうだ。
焼きそばと目玉焼きを食べたくなってしまったではないか。
テーマは娘を捨てた父親と娘の愛情。
ベタな物語ではあるが、四万十川の海苔をネットで注文してみたくなるエピソードではあった。
第9話
第9話は、「めしや」常連のストリッパー・マリリン(安藤玉枝)のエピソード。
そして、彼女と行動を共にするのは、伝説の大物ストリッパー・ローズ美千代を演じるりりィ。
なかなか気っ風のよいカッコ良いおばあちゃんでしたね。
キーとなる料理はアジの開き。
なかなかうまそう。
番組最後で、川の魚から「皮」から焼いて、海の魚は「身」から焼くというのは勉強になりましたな。
第10話(最終回)
第10話(最終回)の料理は、インスタントラーメン。
マスターの小林薫氏は出前一丁で作っていた。
海苔がポイント。
常連のオダギリジョーは、マスターの顔にある傷になにかワケありそう。
その過去の話は明かされずに終了。
このまま「シーズン2」の鑑賞に突入しようと思う。
その前にインスタントラーメンを食べよう。
私はチャルメラ派で、ストックはチャルメラしかないので、チャルメラに海苔と玉子を入れて食べよう。
記:2017/08/22