ステゴサウルス(タミヤ1/35)制作記

   

タミヤニュースの記憶

タミヤのステゴサウルスを作ってみます。

スケールは1/35。

1/35スケールといえば、ミリタリーミニチュアシリーズと同じスケール。

その昔、タミヤニュースに戦車やジープや兵隊のフィギュアといっしょに飾られた恐竜のジオラマが掲載されていたこともあり、AFVモデルと一緒に飾ろうと思ってステゴサウルスを購入、押し入れの中に入れていたことを忘れていました。

なので、思い出しているうちに作ってしまおうと思います。

箱の中・部品

ランナーは、こんな感じ。

シンプルで部品数少ないですが、パーツのひとつひとつが、なかなか立体的な造形です。

組み立て説明書です。

日本語、英語バージョン2種類入っています。

左右貼り合わせて、背中の板をぽすぽすと刺す作り方になっています。

組み立て

あっという間に組み立て完了です。

しっぽのトゲといい、背中の骨質の板といい、なんとも物騒なフルアーマー恐竜です。

自分がティラノサウルスだったら、このステゴくんを見下ろす形になると思いますが、このトゲトゲだらけの板を見ると、勝てる気がしない(汗)。

ところが、尻尾はともかく、背中の互い違いの板は薄くて戦いには役に立たなかったようです。最近では体温の放熱や飾りだった説が有力なのだそうです。

下塗り

下塗り用ラッカー系塗料を筆塗りしました。

ラッカー系のミドルストーンやオリーブドラブ、タイやブラック、黒鉄色など、瓶の底にわずかに残った捨てる前の塗料をかき集めて作った下塗り用塗料です。

乾いたらNATOブラックを筆塗り。

基本塗装

水で薄めたアクリル塗料をさくっと1分未満で平筆で塗りました。

背中板と尻尾角はフラットアースで、緑の部分はディープグリーン、乾いたらフラットグリーンで。

黒、茶、グレーなどのスミ入れ塗料や、紫、オレンジなどのウェザリングカラーを駆使し、ランダムにスミ入れをしました。

油彩のアイヴォリーホワイトで軽くドライブラシ。

油彩のカドミウムオレンジを薄く溶いたものを塗りつけて完成!

もう少しオレンジっぽさを強調しても良かったかもしれません。

後姿です。

気軽に組めて、塗装も楽しめる良キットでした。

特に、しわしわのモールドが深いため、いろいろな色を流し込み、微妙な色調の変化を楽しむのにはもってこいのキットだと思います。

記:2020/02/24

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