呑んでばっかで、息子とは生活すれ違い
昨日は、夜10時ごろまで根を詰めて働いていたので、飲みたくなりました。
だから、タクシーを飛ばし、大門にある「すずらん」という飲み屋兼食堂に行きました。
ここのマスターは、うちの近所の音楽バーの常連さんなのです。
しかも、元プロのギタリスト。
ジム・ホールを尊敬しており、味のあるギターを弾きます。よく興が乗ると、セッションさせてもらっています。
で、そのマスターの店に行くと、なんと近所の音楽バーのオーナーとママ、それと常連さんが店に遊びに来ているではないですか。
そこで、皆でタクシーに乗って六本木の「Z」というバーに行くことになりました。
「Z」はライブバーです。
店員のビシッ!とした演奏が売りの店です。
「すずらん」のマスターと昔バンドを組んでいたドラマーがマスターをやっています。
お客さんからのリクエストを中心に演奏しているので、レパートリーはポップスや歌謡曲が中心ですが、プロの技とでも言うべきか、かなり引き締まった演奏です。
非常にまとまった演奏で、ビシッとしたマスターのタイトなドラミングに、ギターもベースもキーボードも、皆さん、50代の方ばかりが演奏していましたが、長年の演奏生活からにじみ出る風格と言うか貫禄のようなオーラがにじみ出ていました(キーボードの人はもっと若かったかな?)
私はこのお店を訪れるのは初めてですが、さすがバンド演奏が売りの店、チャージは1万と高めですが、演奏は、それぐらい払っても、まぁ納得できるかなというクオリティはあると思います(個人的には好みなリズムではないけど…)。
で、そこで2ステージをバーボンを飲みながら鑑賞した後、西麻布にタクシーで移動しました。
もう2時近くの時間になっていたので、ほとんどの人は帰っちゃいましたが…。
で、西麻布の店は、月に数回私が足を運ぶ店なのですが、私の秘密基地なので多くは書かない(笑)。
とにもかくにも、その店で楽しく酒を飲んでいたら、気が付くと4時を回っていた。やばい。そろそろ帰らなきゃ。
だから帰りました。
この季節は4時半ぐらいになると、もう空は白みかけて明るくなっています。
あわわ、あんまり寝られないかもなぁと思い、帰宅して時計を見ると、もう5時。時間経つのはやいなぁ。
そーっと玄関をあけると、目を覚ました女房が起きてきて眠たそうな顔で「おかえり~」。
世間話をしばらくしていたら、6時になっちゃいました。
寝室にはいると、息子は滅茶苦茶な寝相で気持ちよさそうに寝ています。
また身長が伸びているような気がします。
とにもかくにも私はすぐに眠りに落ちました。
8時前の息子の「行ってきまーす」の声で目が覚めました。
布団から出たら、もう息子はすでに玄関の外。
なんだか、ここしばらく息子とは生活がすれ違ってばかりで、まともな会話をしていません。いかんなぁ。
というわけで、今日はなるたけ、早めに帰ってあげようと思うのですが、うーん、どうなることやら。
息子が大好きな「ねこむらさん」の2巻が発売されているので、もし帰りぎわ、まだ書店が空いていたら買って帰ろうと思っています。
記:2006/06/14(from「趣味?ジャズと子育てです」)