タミヤのグライフを作ります!(ドイツSd.kfz.250/3 無線指揮車)
キャタピラ怖い
ずいぶんと押入れの中で長い眠りについていたタミヤ1/35のグライフを作ります。
Sd.kfz.250/3で、大きなフレームアンテナが特徴のドイツ陸軍の無線指揮車ですね。
— Model Making (@modelnica) June 9, 2020
ロンメル元帥のフィギュア付きですが、そういえば、中学生の頃、ジェネラルセットを買って、ロンメル将軍のコートをラッカー系のブラックで、テカテカに塗った記憶があります。
ちなみに、このキット、さきほど検索をかけてみたら、現在は生産中止のようですね。
むむっ、「オークションに出品したら高値が付くかな?」なんてヨコシマなことも一瞬頭をよぎりましたが、今、気分はとってもグライフなので、高額な価値がついているかもしれないキットですが、そんなの関係ねぃ!で作ってみます。
ただ、成功するかどうかは分かりません。
これ、昔のタミヤのキットにしては珍しく、履帯が連結組み立て式なんですね。
ドラゴンの戦車プラモで、いつも組み立て式の履帯に悪戦苦闘している私のことなので、もしかしたら足回りの組み立てで挫折してしまうかもしれないという恐怖感があるのですよ。
しかも、今朝、フェイスブックのAFV模型のコミュニティに「グライフ作ります」とアップしたら、「私はキャタピラで失敗しました」という返信があったりもして、失敗したらどうしようというプレッシャーを作る前から感じています。
でも、そんなことをいちいち気にしていても仕方がない。
さっさと作りまーす!……の前に、箱の中を見てみましょう。
— Model Making (@modelnica) June 10, 2020
思ったほどパーツの数が多くありませんね。
ランナーを並べると、こんな感じ。
— Model Making (@modelnica) June 10, 2020
細かな部品が多いので、紛失したり破損したりしないよう注意が必要ですね。
ちなみに、キットの中にはいっていたチューブ式の接着剤。
色合いといい、カタチといい、なんだかとても懐かしいですね。
もちろん、今回の組み立てには使いません。
いや、使えません。
このチューブ式の接着剤で細かな部品群を綺麗に接着して組み上げるだけの腕も自信もまったくありません。
もっぱら速乾式の流し込み接着剤に頼ろうと思います。
精密・正確、さすがタミヤ!
で、流し込み式接着剤を駆使して、車体内部を作ってみました。
— Model Making (@modelnica) June 10, 2020
小さな車輌の中に、ぎっしりと色々な装備が。
しかも、すべての小さなパーツがピタッと所定の個所にハマるからとても気持ちが良いです。
さすがタミヤ!
私の場合、エレキベースが好きというよりもフェンダー社製のエレキベースが好きなんじゃないかと思うことがあるのですが、それと同様に、戦車模型が好きというよりは、タミヤの戦車模型が好きなのかもしれません。
しかも、キットによって多少の差異はあるものの、タミヤのプラスチックは、柔らかさと硬さがちょうど良いバランスで、ニッパーの刃がすっと吸い込まれるような感じで切れるんですよね。
このプラスチックの心地よさも私がタミヤ好きの理由の一つです。
カバーをかぶせて見えなくなる予定のエンジン部もきちんとパーツ化されており、しかも、ピタッと収まるところが大変気持ち良いです。
— Model Making (@modelnica) June 10, 2020
この気持ち良さとありがたさを実感するために、ドラゴンの戦車や、バンダイのガンプラ旧キットを作ってきたのだとすら思えてしまうほどの至福の瞬間です。
YMO好きにとっては、モーグ・III-Cを連想してしまう大型無線機がツボです。
ここまで組み立ててしまった以上、履帯の組み立てで失敗することは出来ないぞ~と感じています。
記:2020/06/10
続きの記事⇒グライフの履帯、無事装着完了。