働いてから、旨いものを喰う
2016/03/01
昨日の夜は、六本木で女房と息子と待ち合わせをして、「やさいや」で野菜をたっぷりと食べました。
この店、結構気に入っているので、けっこう色々な方をお連れしたのですが、、皆一同に、「へぇ~、意外!」と驚いているのですが、赤ワインと生野菜って合うんですよ。
あ、べつに赤じゃなくて白でもいいんだけど、私は赤が好きですね。
それに、旬で取れたての有機栽培の野菜をバリバリと齧りながらワインを流し込むわけです。
うまいのなんのって。
息子は、肉よりも野菜好きなので、月に1度は「やさいや行きたいなぁ」と中毒症状をおこします。贅沢なやっちゃ(笑)。
でも、良いことだと思います。
味覚形成期に、身体の内側が欲するほど野菜好きにしてしまえば、大人になっても、ファーストフードや牛丼屋で満足するようにはならないでしょう。
もちろん、それ相応のおいしい料理を食べるためには、お金がかかりますが、「うまいもん喰いたきゃ、稼がなければならない」
と、ことあるごとに言い聞かせているので、「おいしいもの食べるには働かなきゃダメだ」ぐらいなことは息子の深層心理に刷り込まれているかもしれません(笑)。
ときどき、おいしい店につれてゆくと、「大きくなったら、イザベルちゃんをデートにつれてこようかなぁ」なんてこと言います。
つまり、好きな女の子と2人でおいしいものを食べたいという欲求が、もうこの年で芽生えているのですね、このオマセな小1めが!(笑)
そんなときも、「よし、バイトして、稼いでナターシャちゃんに奢ってあげなさい」と言ってます。
一生懸命働くことと、一生懸命働いた後においしいものを食べるという行為は表裏一体です。どちらが欠けても、その一方は充実しません。
ブラブラ&ゴロゴロしていた日の夜に、うまいものを食べにいっても、そんなに旨く感じないのはそのためです。
頑張って働くからこそ、うまいものがうまいのです。
この2つ、人生で大事な両輪です。
この2つがバランス良く満たされている人は、幸福だと思います。
喰うほうだけ満たされている人は、単なるデブです(笑)。
記:2007/03/20