汚し特集だっ!『ホビージャパン2018年5月号』
今月の『ホビージャパン』は、汚し特集だっ!
これは嬉しい。
汚し大好き、というより、汚しをしなければ気がすまない私のような「汚しバカ」にとっては必携の号でありましょう。
しかも、ガンプラに特化した「ガンプラウェザリング特集」なのであります。
ま、AFVなどのスケールモデルのウェザリングに関しては『アーマーモデリング』誌が特集していたりしていますから、ガンプラに特化したことは正解だと思います。
ザクが!
ガンダムが!
ズゴックが!
クシャトリアが!
ウェーヴライダーが!
それぞれ、異なるモデラーさんが異なるアプローチで味わいある作例を工作し、解説しているんですね。
そう。一口に汚し(ウェザリング)といっても、様々な種類がありまして、フィルタリングとかチッピングとかスプレー剥がしとか、まあ、すべてを実行したら、それこそ模型が汚物になってしまいかねないほどのバリエーションが存在しますし、使用する道具もプラモデル用の塗料のみならず、油絵の具、パステル、コピック、鉛筆の芯の粉、ヘアスプレーなど多種多様なのであります。
そして、今後も新たな技法を世界中のモデラーが開発していくことでしょう。
かくいう私自身に関してですが、私がもっぱら使用している技法は、ドライブラシとスミ入れ、フィルタリング程度。
最近は、スポンジを用いたチッピングや、ウェザリングマスターを使った表面の色合いを変化させる方法も取り入れていますが、中学生の頃から、基本はスミ入れ→ドライブラシという「たったの2つ」をアホのように続けています。
しかし、この号を読めば、もっと新たな技法を試してみたくなる。
そして、新宿のヨドバシカメラ・ゲーム&ホビー館に行けば、本誌掲載の作例が、な、な、なんとディスプレイされている!!
あの雑誌に掲載された模型の完成品が間近で拝めて嬉しいなったら嬉しいなのです。
予想以上にボロいガンダムがツボっす!!
ただ、雑誌の写真と、実物を間近で見るのとでは、随分印象が違いますね。ディスプレイの位置の関係上、見下ろすような感じになっちゃうんですが、雑誌掲載の写真の場合だと、水平、もしくは見上げるような感じで撮影されたものもありますからね。
目線の置き所で、ずいぶんと印象が異なるんだなと思った次第です。
いずれにしても、汚しマニアや、これからウェザリングにトライしてみたいと思う人にとっては必携の号であることには間違いありません。今月号の『ホビージャパン』誌は。
記:2018/04/01