米倉涼子とダイビング・ビートル
2021/02/11
米倉涼子の「眼」
本人やファンの方々には申し訳ないが、米倉涼子の顔ってあまり好みではない。
もちろん美人なんですけどね。
強いてその理由を挙げるとしたら、「眼」。
黒目がちで美しい目をしているのだが、ほんのミクロ単位なんだけれども、黒目が微妙にどこを見ているのか分からない、というか焦点の定まらない眼差しをすることがあり、そこが個人的にはすごく気になるのだ。
美人の条件
しかし、先日、ある韓国映画の試写会に行ったときのこと、ロビーで、女性雑誌の編集者とおぼしきおばちゃまたちが、美人の条件、定義に関して、熱い論争を繰り広げていた。
なにげなく盗み聞きをしていると、
「焦点の定まらない目、どこを見ているのか分からない目をしている女性こそ、中国でも日本でも、昔から真の美人とされていた」
という話が出てきたので、ああ、そうか、米倉涼子がまさにその「美人の定義」に当てはまる人なんだなぁ、と思った次第。
ダイビングビートル
ところで、話飛ぶが(かなり飛ぶが)、
私は、『装甲騎兵ボトムズ』に登場するAT(アーマード・トルーパー)の中では、ダイビング・ビートルが好きだ。
好きな理由の一つが、どこを見ているのか分からない3つの目(カメラ)だ。
これこそが、このメカのチャームポイントだと思う。
どこを見ているかわからない。
これって、じつは大きなチャームポイントの1つなんだなと、改めてダイビングビートルを思い出すことで実感した。
黒革の手帖
話、元に戻って。
松本清張原作、米倉涼子主演の『黒革の手帖』は面白いですね。
たぶん、主人公・原口元子を演じられる女優は米倉涼子しかいないと思う。
記:2005/06/10