圧巻!モビルフォートレス・ ゾック

   

機動要塞ゾック!

モビルフォートレス・ ゾック!!
w(゚ロ゚;w

先日、新宿の「ヨドバシカメラ」HOBBY館の2階に飾られていた作品を撮影してみました。

すごい迫力!
どすこい、ゾック!

このゾックフォートレスの作例は、『ホビージャパン』誌にも掲載されていましたが、実際に現物を見ると、その迫力には圧倒されるばかりです。


ホビージャパン17年8月号

でかいぞゾック!
どすこい、ゾック!

このカタチ、意味があるのか?!

ゾックフォートレスは、『機動戦士ガンダムサンダーボルト』を読んでいる方ならご存じのとおり。

モビルスーツ(以下MS)のアッガイを運搬する機動要塞(要するにモビルフォートレス)なのであります。

普通だったら、4機程度のMSを運搬するのであれば、ホワイトベースのような強襲揚陸艦や、シャアのズゴックを運搬していたマッドアングラー隊の潜水艦を使えばよさそうなものですが、なぜに、わざわざMSとキャリアを合体させる必要があるのか?!

……なんて野暮な突っ込みは抜きにして、このムダっぽそうに見えるところが、逆にカッコ悪カッコ良いではないですか。

もしかしたら、目的地に無事アッガイを送り込むまで、敵からの襲撃を警戒するために360度警戒可能なモノアイが役立つかもしれないし、

敵を発見したら肩からメガ粒子砲をプシュ―と発射して、敵からの攻撃を牽制することも出来るかもしれない(コミックに登場するゾックフォートレスの破壊力は凄まじかった)。

しかし、3本ずつの怪獣のような爪をもつ手にはどういう意味があるんだろう?

いや、きっとあるんだろうな。
なにせ、ゾックですから。

ツボだらけの愛らしいMS

正直、ゾックは、ムダにデカく、巨大な威容を誇るわりには、ガンダムにあっけなく屠られるという可哀そうなMS。

いや、MSというよりも人型巨大二足移動砲台のような存在です。

このデカくて強そうなわりには、実はそれほどでもないところが、ウバザメやメガマウスが好きな人の感性にゾクッと(ゾックと?)くるはず。

そんなゾックが、このような形で生まれ変わり、運用されていることはゾック好きにとっては嬉しいことなのであります。

キット化は、
……されないだろうなぁ。

昔、バンダイからメッサーラやサイコガンダムのような大型MSは1/220や1/300スケールで発売されていましたが、もしかしたら、それぐらいのスケールで発売されるかも?

いや、1/300でもかなり場所を取りそうだな。

湿地帯にアッガイを揚陸中のジオラマを制作したら、めちゃくちゃキマりそうですが、いずれにしても場所を取りそう。

今回、『HOBBY JAPAN』誌に掲載された、このヨドバシ・ゾック、せっかくここまでのクオリティの作品なのだから、ぜひ泥濘地のベースを作って飾っていただきたいなと思っています。

そうすると、きっとヨドバシカメラのガラスケースには収まらないかもしれないけど。

とりあえずは、1/144のゾックで我慢するか……。

記:2017/07/10

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