カフェモンマルトル

text:高野雲

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【三文日記】2011年4月

      2017/05/26

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4/1(fri)

相変わらずスーパーでもコンビニでも水が品切れ、もしくは高めの値付けがされている。

ま、水が駄目ならコーラを飲んでりゃいいさと言ったら、マリー・アントワネットみたいだねと言われる(パンがないならお菓子を食べればいいのに)。

4月とは思えない陽気、肌寒い。

4/2(sat)

法事。

祖父の13回忌。

家族で中華料理屋の個室で食事後、横浜西口に移動。

4/3(sun)

一日中外出せずに家の中に引きこもれるかどうかの実験をしてみる。

ベランダにすら出ないことをルールに課してみたのだが、結局我慢できず、夜の10時に外出。

本屋立ち読み、コンビニうろうろ、ようやくいつもの調子に戻る。



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4/4(mon)

東銀座にて『ゲンスブールと女たち』の試写会。

主演のゲンスブール役の役者は、実在の人物よりも痩せていて格好良く感じたが、うまく雰囲気をかもし出していてグー。

新宿の居酒屋で弟子と呑み。

4/5(tue)

一部の人を除けば、ほとんどの人は「稼ぐ力」と「モテる力」を持っていない(もちろん私もだ)。

満たされている一部の人を除けば、おそらく多くの人にとって、この2つの力は抗い難い魅力に違いなく、だからこそ、少しでもこれらの力を獲得しよう、高めていこうと努力を重ねるのだろう(努力を放棄した人は、人の足を引っ張ることに躍起になる)。

動機はどうであれ、このような努力の過程で得られるものは小さくないし、成長の原動力になることは間違いないと思う。

4/6(wed)

夜、大きな揺れ。

またもや東北地方が震度6の地震にみまわれたようだ。

東北には知り合いが多いので、またもや安否が気になる。

4/7(thu)

男が男を挑発するもっとも簡単な方法、それは「女性にモテること」だったりするので、逆にいえば、人間関係に波風立てたくなければ、たとえモテたとしても人前では出来るだけ露骨さを避け、慎むことが吉。

浮気、愛人、キャバモテは軽蔑の対象になる可能性もあるが(金の匂いがするからかもしれない)、非モテ男にとって、もっとも癪にさわるのは「楽しそうな複数の女性に囲まれている光景」、らしい。

私はどちらかというと非モテ系に属するオトコだが、それでも数少ない過去のいくつかの事例を思い出すと、会社勤め時代に別室に呼ばれ他部署の上長にワケもなく叱責されたことが複数回あるし、飲み屋などで一触即発状態になったこと等の原因のすべてが、「たまたま居合わせた複数の女性たちと楽しく会話していたこと」だった。

4/8(fri)

六本木で是枝監督の新作『奇跡』の試写会。

夏川結衣、阿部寛、原田芳雄、大塚寧々、オダギリジョー、長澤まさみ、樹木希林、橋爪功……と、キャスティングは、私好みの俳優陣で彩られ、挿入される音楽も、いつもの是枝風で心温まるが、個人的には前作『歩いても 歩いても』のほうが面白かった(もちろん本作品も面白かったが)。

新宿に移動し、深夜、呑み。

4/9(sat)

ブログの手入れ。

昨年あたりから、メルマガもブログも、空いた時間を利用して、数日分の記事をまとめて予約投稿しているのだが、今日はまさにその作業の日だった。

塾が大好きになった息子は、授業がなくとも友達と先生に勉強を教えてもらいに自習室に通う毎日。

4/10(sun)

某大手企業営業部の会議で、次回の勉強会のテーマは「カフェ・モンマルトル」になるので、よく研究しておくようにという通達が出され、年配の男性と、入社2~3年目のOLたちから「あのサイト勉強になるよね~」という会話が交わされていた。

なぜ自分のHPが営業の参考になるのだろうと疑問に思いながら帰宅し、シャワーを浴びようとバスルームに足を踏み入れたら、黄緑色のスライムが増殖していて、これらを全部拭き取るのが面倒だなと思った。

以上、今朝見た夢。

4/11(mon)

夕方、地震。

夜にも地震。

もう感覚が麻痺してきてしまっているのか、立tっていると地震なのか、自分自身が揺れているだけなのかの区別がつきにくくなってきている。

4/12(tue)

しばらくぶりにピアノを弾いてみる。

指がまったくついていかない。

かなりのリハビリが必要だと痛感。

4/13(wed)

時折、Youtubeでマシーネン・クリーガーのガンスを制作する筆塗りの達人・平田氏の映像を見るが、見るたびにその筆さばきと感性の柔軟さに惚れぼれしてしまう。

確かな基礎に裏付けられたスピード感と、遊び心がベースにある実験精神、これがクリエイティブな人間に備わった資質なのだろう。

触発されて、息子が素組みしたジオングを平筆で塗装。

4/14(thu)

昨年末に録画しておいたルイジ・コッツィ監督の『ラストコンサート』(1976年作品)をいまさらながら観る。

上野樹里がヒロインの女優(ステラ)の声を吹き替えていたので、平凡というか、王道パターンにのっとったストーリーではあったが、楽しく観れた。

ヒロインを上野樹里に置き換えると、相手役のリチャードがどういうわけか岸谷五朗に見えてしまい、うわ、そんな組み合わせありえね~、あったとしたら、全く別路線になっちまうよ、なんて思いながらの鑑賞だったので、退屈しなかったのだと思う。

4/15(fri)

息子が素組みしたジオングの塗装。

マホガニーとつや消しブラックを吹き付けた後は、筆でグレーを全体に塗り、各パーツごとに少しずつ色味をつけたり明度を上げたりしてゆく。

夢中になって、おびただしい数の塗料を塗り重ね過ぎたゆえボディの塗膜が厚くなりまくり、デコボコ、ゴワゴワ、ガビガビになってしまい、さらにはシンナーで溶解した指のパーツがポロポロと床に落ちまくる。

4/16(sat)

息子が学校のテストで連続100点を取り、多くのクラスメートが「なんで、なんで、そんなバカな?!」と地団駄踏んでいるそう。

半年前から通い始めた塾も、国語と算数の2教科が下のクラスから上のクラスに上がり、塾友達から「なんで、なんで、そんなバカな!?」状態になっているとのこと。

レッド・ガーランドの《マイ・ロマンス》の出だしを弾きながら、なるほど、なるほど、うーん、いいなぁ、なんていいながら悦に入るが、弾く鍵盤の数が多いのでミスタッチの連続、しかし、ガーランドならではの「あの響き」はたまらない。

4/17(sun)

息子と一緒に秋葉原に行き、今回はガンプラ大人買い、せずに3箱のみにとどめ、たまにはスケールモデルを作ろうということで、息子が好きな攻撃ヘリ・アパッチをハセガワの1/72スケールのものを買う。

ハイグレードのザクFタイプの完成度が高く、プロポーションも良かったので、今度は連邦軍使用の白い機体の製作を始める。

女房の驕りで、近所の息子の先輩の母親が経営する焼き鳥屋で飲み。

4/18(mon)

来客来たる。

ザクFタイプの組み立てと下地塗装完了。

夜中に甲斐在住の戦国大名と長電話。

4/19(tue)

就寝中、寝相の悪い息子に、鼻の穴に指を突っ込まれる。

くわえて、掛け布団も奪われ、浅い眠り。

ゆえに早く目覚めたが、昼も夜も睡魔に襲われることなく過ごす。

4/20(wed)

先日放送された「笑っていいとも!」、上原ひろみがゲスト出演した回の録画を見る。

クレオスのミスターカラーのジャーマングレイではじめてザクを塗装をしてみるが(いままでは、タミヤのアクリルのみ使用していた)、予想以上に青みのあるグレーで驚く。

天気は良いが、時折肌寒い時間帯もあった一日。

4/21(thu)

肝っ玉OL23歳と新宿で呑み。

ハシゴしてゴールデン街の「シラムレン」にてフリージャズを浴びる。

満員電車に揺られて朝帰り。

4/22(fri)

夕方まで爆睡。

秋葉原に行き、在庫切れになった塗料と、壊れた工具の買い替えをする。

青木仁志『一生続ける技術』、苫米地英人『クロックサイクルの速め方』、山田順『出版大崩壊 電子書籍の罠』、副島隆彦『なぜ女と経営者は占いが好きか』、鈴木博毅『ガンダムが教えてくれたこと』、横山紘一『阿頼耶識の発見―よくわかる唯識入門』読了。

4/23(sat)

女房、1日中仕事かなにかで留守のため、朝昼晩と息子に飯を作る留守番係を引き受ける。

息子に、ガンプラとは勝手の違うスケールモデルの作り方を、先日買ったハセガワのアパッチを題材に教えながらも、自分は先日下地塗装をほどこしておいたザクIIFタイプを、グフカスタムの配色に近いブルーの色に筆降りで明度をあげてゆく作業。

白澤卓二『100歳までボケない101の方法―脳とこころのアンチエイジング』読了。

4/24(sun)

東日本大震災を受けて制作したと思われるTVCMの「ひとつになろうニッポン」なる標語、これは何かを言っているようで、じつはまったく何も言っていない上に、何ら具体策も示しておらず、根っこにあるマインドは「こういう状況ゆえ、何かやっておかねばならないので、とりあえずこのようなCMを制作して流してみました」、あるいは「いちおう私たちは、被災者の方には心よりお見舞い申し上げる意思はあるんですよ」という制作者側と配信者側の証拠作りと足跡作りにほかならないと思う。

近所のスーパーやショッピングセンターも、競うように「お見舞い申し上げます」の張り紙やポスターを張り出しているが、これも「どの店も“被災者の皆様お悔やみポスター”を貼りだしている中、うちだけ貼りださないと人でなしと思われる可能性があるので、とりあえず遺憾の念を表明しておけば、客の心証を害することはないだろう」という「とりあえず震災に対してのリアクションをしておきましたからね」という意思が透けてみえる後ろ向きな姿勢にしか映らない。

中田憲三『英語の頭に変わる本』読了。

4/25(mon)

新宿の餃子屋で呑み。

メンバーは、20代男子1名、20代女子1名。

終電に間にギリギリ合う。

4/26(tue)

いまだに、これって4月の陽気だっけ? というぐらい肌寒い瞬間がおとずれる。

女子アナorキャスターを目指して頑張る女子と長電話。

会話盛り上がり、デートの約束。

4/27(wed)

某広告代理店社長令嬢よりフィリピン土産。

相武紗季主演の『リバウンド』を観る。

特殊メイクのデブ紗季がすごく、一瞬CG加工が施されているのかと思った。

4/28(thu)

突然の微震。

突然の雨。

内藤誼人『継続は、だれも裏切らない』読了。

4/29(fri)

実家に遊びに行き、飯。

某中学6年生と猟奇的なお話。

新宿のトンコツラーメン屋で呑み。

4/30(sat)

スパークリング・ワインとイカのリングフライ、そして気の合う人との楽しい会話があれば、なんとなくランチタイムは満足かつ満腹な気分になってしまうという、コストのかからないささやかな贅沢気分を味わえてしまう。

よって、数人の女子大生&OLたちとシャンパン&イカパーティ。

内山辰美・櫻井弘『知りたいことがすつわかる 質問する技術が面白いほど身につく本』読了。

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