カフェモンマルトル

ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

【三文日記】2018年9月

   

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9/1 (sat)

小栗旬、菅田将暉、橋本環奈の『銀魂』(監督:福田雄一)を観る。

旬な俳優たちによるお金をかけた学芸会って感じのノリだけど、あそこまでバカげていると、むしろ爽快面白い。

夜、急に降ってきた雨で、鞄の中の本がグッチョグチョ。

9/2 (sun)

夏を過ぎると急速にガンプラ熱が冷めていく気がする。

昨年も、夏の真っ盛りに作ったバイアラン・カスタムを最後にしばらくガンプラから遠ざかっていたような。

季節の変わり目には変質者が現れるとか、風邪を引きやすいとか、古傷が痛むとか、色々言われるけれど、「ガンプラ欲」というのも季節によって変動があるのか、それとも春から夏にかけて毎日作り続けて知らず知らずの間に堆積していた「ガンプラ疲れ」が、この時期になるとドドッと出てきたのか。

9/3 (mon)

たまにはウォーン・マーシュ。

丁寧な節回し、これミクロ聴きしたときに感じることだが、マクロ聴きすればフレーズの断片のひとつひとつが、じつはアドリブの起承転結を構成するパーツのひとつであることに気が付く。

タイプは違うけど、アドリブに臨む姿勢はきわめてショーターに近いのではないかと思う。

9/4 (tue)

たまにはデューク・エリントン。

ゴツゴツとした岩のように硬いピアノは、モンクよりも強力だよなぁ。

指の根っこの関節から鍵盤を叩くように弾くハーレムスタイルの奏法は、モンクも同様の弾き方をしているが、音の破壊力、インパクトはエリントンのほうが上でモンクは若干ソフト、だから作風とマッチしていて良いんだけど。

9/5 (wed)

ジジ・グライスの端正で破たんの無いフレージングが以前から好きだったが、その軽快なノリの秘密は、アーティキュレーションにもあるんだよね。

「ゥパゥパ」と、拍の裏を嫌味なく強調したメリハリのある吹奏からは、パーカー的な心地よいノリが感じられるものの、フレージングは非パーカー的なところが彼ならではのオリジナリティ。

地味ではあるけれども、味わいのあるアルトサックス奏者で、クリフォード・ブラウンとの共演では、良い形でブラウニーを引き立て、アート・ファーマーとの共演では双方の個性がひとつに溶け合い演奏のクオリティを高めている。

9/6 (thu)

明け方の北海道胆振地方が震源の地震のニュースに驚き。

先日の大型台風といい、災害列島日本。

被災地にてお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表すと共に、被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

9/7 (fri)

堤真一、尾野真千子、玉木宏の『神様はバリにいる』(監督:李闘士男)を観る。

懐かしの『トライアンギュラー』。

ジェリ・アレン、やっぱり好きだわ、亡くなってもう1年ちょっと、早い死が本当に惜しい。

9/8 (sat)

先日からコニッツのインタビュー集を読んでいる。

師であるトリスターノのことや、同門だったウォーン・マーシュのこと、さらにはロリンズ、オーネット、アート・ペッパーなどのサックス奏者のことなどなど、私が大好きなコニッツのちょっとシニカルな発言はとても興味深く、読み進めていくうちにぐいぐい引き込まれていく。

『モーション』を聴きながら読むと興奮度はさらに倍増!

参考記事:モーション/リー・コニッツ

9/9 (sun)

クラリネットとギターとトロンボーン3人による絶妙なアンサンブル、ジミー・ジェフリーの『トラヴェリン・ライト』。

こういうコンパクトな少人数編成による緊密かつ絶妙なアンサンブルも、たまに聴くと良い感じですね。

曲によって、それぞれの楽器のキャラ、役割分担が違うので、アルバム全体が単調にならず、あっという間に最後まで聴けてしまう。

9/10 (mon)

数日前から朝ドラの『てっぱん』を1話から連続観まくりマラソンをしている。

あと十数話でゴールって感じなんだけれども、いやはや無性にカツオブシとソースが恋しくなるさかいのぉ。

というわけで一人近所の飲み屋に行き、お好み焼きはなかったけど、ビールを喉に、とん平焼きを胃袋に流し込む。

9/11 (tue)

東銀座の松竹にて『十年 Ten Years Japan』の試写を観に行く。

参考記事:『十年 Ten Years Japan』試写会記

秋葉原に移動し、ラーメン喰い(秋葉、ラーメン屋増えたね)、プラモ&塗料買い。

涼しくなってきたので、晩飯は湯ドゥーフ(豆腐)。

9/12 (wed)

HGのザクを作り始めるが、やっぱりオーソドックスなザクっていいね。

参考:黒・白・赤の三色ザクを作ってみます~HG・MS-06 ザクII

で、ザクつながりということで『「ザクとうふ」の哲学』も読んでみる。

アマゾンで調べてみると関連書籍に豆腐屋ジョニーの本や、おとうふ工房石川の本などがおすすめ本として出てきたが、豆腐会社の経営本って意外と多いんだね。

9/13 (thu)

あまり語られていないようだけど、クラフトワークのドラム(シンセドラム、もしくはリズムボックス)の音色ってすごく好きなんだよね。

特に初期の軽い「コツン!」とか「スタッ!」というアタックの弱い音が好き。

というわけで、『人間解体』の《ネオンライツ》に心地よく浸かってました。

9/14 (fri)

本木雅弘、山﨑努、広末涼子の『おくりびと』(監督:滝田洋二郎)を観る。

まったり雨が降ってきたかと思うと、いつの間にか晴れてたり。

「雨が降ろうが晴れようが、そんなの関係ねぇ!(超意訳)」が、スタンダードの《カム・レイン・オア・カム・シャイン》だけど、そんな積極的な恋心を、憂いのこもったエレガント仕立てに昇華させたエヴァンスの演奏がやっぱり好きですね。

9/15 (sat)

レトルトのパスタのルー「ボロネーゼの対極」が、そこはかとなく美味い。

トスカーナ風のトマトを入れないボロネーゼなんだけど、その食感がなかなかで、2日連続で食べちゃったよ。

息子、ヒッチハイクの旅に出た。

9/16 (sun)

下駄を新調した。

本当は自転車で20分ほどのところにある古き良き履き物屋さんでいつも買っているんだけれども、地上げ(?)なのか都市開発なのか、その区画一帯がチェーン店だらけのエリアになってしまい、いつの間にか、とても親切で優しい老夫婦の靴屋さんが無くなってしまっていた。

なので、仕方なくネットで購入、ネットのほうが安いんだけど、思い入れのある品を買い物する際のふれあいというか世間話というか、そういうものが無くなったことが寂しい。

9/17 (mon)

吉沢亮、内田理央、山田裕貴の『トモダチゲーム』(監督:永江二朗)を観る。

鈴木さえ子を聴くと、ライヒを聴きたくなる。

ライヒを聴くと今度は上野耕路が聴きたくなる。

関連記事:朝のマリンバ/鈴木さえ子

9/18 (tue)

大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子の『阿修羅のごとく』(監督:森田芳光)を観る。

エンディングにブリジット・フォンテーヌの《ラジオのように》が使用されているほか、オープニングや劇中の至るところにも、ピアノ入りの《ラジオのように》のオケが効果的に使用されており、昭和な風景をシュールに彩っていた。

クレジットを見ると、音楽の担当は、やはり森田映画によく起用されていた大島ミチルで、エッジが立って静かに攻撃的なオリジナルと比べると、マイルドな肌触りの《ラジオのように》で、これはこれで悪くないと感じた。

関連記事:ラジオのように/ブリジット・フォンテーヌ

9/18 (wed)

三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(監督:樋口真嗣)を観る。

アニメのドイツなイメージの街が、昔の中国のイメージに塗り替わってしまった。

晩飯はヒッチハイクの旅から帰還した息子と近所の居酒屋で。

9/19 (thu)

三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多の『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』(監督:樋口真嗣)を観る。

相変わらず超大型巨人の顔の周りの煙が多すぎのような気がする(いくら巨大さを強調する演出とはいえ)。

らいだ~Joe氏制作の「亀人先生専用ザク」を真似て、現在制作中のHGザクのベーシックカラーは、黒、白、赤で塗っている。

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