カフェモンマルトル

text:高野雲

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長ナスの浅漬け

      2016/11/10

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居酒屋が好きだ。

好きな理由はいくつかある。

気軽に入れること、値段が安いこと、そして、メニューが豊富なこと。

サイズの大きなメニューと睨めっこをしながら、注文する内容をあれこれと迷うのは楽しいひと時だ。

しかし、ビールが来て、乾杯をした後も、あーだ、こーだと迷うのもいただけない。

食べ物が来るまでに、あまりブランクがあると、ビールだけが進んでしまい、結果、酔いが早く回ってしまう。

とにかく、“とりあえず”の品がテーブルに欲しい。

私にとっての“とりあえず”の品は決まっていて、たいがい“長茄子の浅漬け”を頼むことにしている。

決して、ものすごくうまいというわけでもないし、そりゃぁ、本格的な漬物に比べれば味のほうは一歩も二歩も譲るかもしれない。

しかし、ちょっとした場つなぎ、そしてスナック菓子を食べるような気軽な感覚で口に運ぶには最適なメニューでもあるのだ。

そして、不思議なことに、どの居酒屋でも味に関しては“アタリ・ハズレ”の落差が少ない。

しかも、どの居酒屋にもある確率の高いメニューだし、テーブルに運ばれてくるまでの時間も短い。

なおかつビールが進む上に、値段も安いので、大人数の時は数皿頼んでもそれほどの額にはならない。

良いことづくめのメニューなのだ。

私は、皿の端に盛られているカラシをたっぷりとつけて、鼻を「つぃ~ん!」とさせながら、ビールをガブガブ飲むのが好きだ。

記:2002/11/21

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