カフェモンマルトル

text:高野雲

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またもや…。しかし、私のポリシーは「自分が楽しい気分」を最優先させることですから。

      2016/02/20

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kitaaoyama

このブログには何度か、近所に出来た演奏も出来るバーの話を書いていますが、また昨日の夜行っちゃったよ(笑)。

いま、仕事が忙しい時期で、ハッキリ言ってそれどころじゃないんだけれどもね……。

昨日の夜は、ちょこっと仕事で空白が出来たので、女房と息子と四谷三丁目で待ち合わせをして、四谷今井屋本店で比内鳥のコースを食べました。

我々が休日、よくディナーを食べにいくイタ飯屋の店長が、どういうわけか転職したお店なんですね。

イタリア料理から日本料理への転向も凄いですが、彼には蝶ネクタイ姿よりも、ハチマキ&ハッピの姿のほうが似合っているような気もします(笑)。

比内鳥は、地鶏の2倍、ブロイラーの3倍の栄養価の高い鶏。

秋田の養鶏場で放し飼いにされています。

ここのお店の料理は、普通の焼き鳥屋の感覚でオーダーすると、お腹が膨れて大変です。

財布はスッカラカンになってしまうというオマケもつきますが……。

つまり、出てくる肉のボリュームがあることと、栄養価が高いゆえに、少量食べても、胃袋が満足する以前に、身体全体が栄養を補給できて満足してしまうんですね。

だから、昨日も腹のヘリ具合と相談しながら、慎重にオーダーしました。

2種類の日本酒のオマケもつけてくれたりと、気を利かせてくれて、すっかり酔い気分で店を出ました。

店の前で私はタクシーで再び仕事場へ戻り、女房と息子はそのまま帰宅。

酒飲んで、やる気が50%になったので、終電で帰ろうと思って急いで仕事を切り上げたら、なんだよ、終電逃しちゃったじゃないの。

またもやタクシー帰宅。

タクシーで家の前で降りたら、足が自動的に例の店に向いてしまい、結局、この店でマスターや常連客と演奏をすることに。

日本の懐メロをコードブックをにらめっこしながら、ひたすらベースで伴奏していたなぁ。

荒井由美とか、泉谷しげるとか、バンバンとか、チューリップとか、そこらへん。

あとは、名前の知らない歌手の歌のほうが多かった。

カラオケで、年配の人が歌っているのをよく聴いているので、聴けば思い出すんだけれども、タイトルや歌手の名前って、すぐに忘れちゃうんですよね。

10曲以上は軽く演ったなぁ。

知らない曲のほうが多かったけれども、適当にマスターのギターに合わせてベースラインをその場で考えて、メリハリとか構成なんかも、自分流に解釈して…、と。

ま、そのへんはわりと得意なのですよ。

昔、何度か頼まれて生演奏が売りの飲み屋でベースを弾くバイトをしていたこともあるので。難しい曲じゃなければ、その場で適当にもっともらしいベースを弾いて誤魔化すのは得意なの(笑)。

逆に譜面通りに弾くってのは、すごく苦手。

このようなお店で伴奏を頼まれる曲って、原曲を知らないことが多いです。

歌謡曲って昔から苦手なので、ほとんど聴いたことがないんです。

カラオケで人が歌っているのを聴いて覚えているクチですから。

だから、ほんとに私の弾いているベースが、原曲の雰囲気を出しているのかは謎だけれども、飲み屋の歌伴は、原曲に照らし合わせて近いか遠いかよりも、重要なのは、お客さんが気持ちよく歌えるか、お客さんがノレる伴奏を出来るかどうかだからね。

その点では、非常に良い勉強になりますね。知らない曲をいきなり人前で演奏するのは。

ジャズをやっていて良かったぁと思うのは、こういう時ですね。

ジャズ理論のお陰ではありません。私はいまだにジャズの理論はチンプンカンプンです。

むしろ、ジャズマン特有の“サボリの精神”をジャズの演奏を続けることによって培われてきたんじゃないかと。

“サボリの精神”というのは、ジャズ評論家の岩波洋三氏の受け売りだけど、ようは、ガッチガチの完璧主義とは対極の精神。

出たとこ勝負、その場でなんとかしちゃおうという心意気。

いわゆる、アドリブですね。

アドリブの要素の強い音楽ゆえに、自然とそうなってきちゃうんでしょうね。

というか、そもそも私は、キッチリ、ピッタリと完璧さを追求するような性格じゃないので、やっぱり、ジャズというスタイルが自分を表現するには一番適した音楽的フォーマットなのでしょう。

そして、ジャズ演奏で培われてきたサムシングが、こんなところにも生きてくるのは、大変にありがたや、ありがたや、です。

で、時計を見ると、おおおおおやべぇ!寝なきゃ!な時間なので、あわてて家に帰り、布団に潜り込む、前に、漫画を読みながらジンを飲んでいたという。

なにをやってんだ、俺(笑)。

で、本日も7時ぐらいに寝床から這い出て、再び職場へ。

私より早く帰って寝ている息子と女房。

私が出かけても、しばらくは寝床の中で夢の世界で遊んでいるんだろうなぁ。

いいなぁ。

俺は、眠いぜ。

記:2006/02/19

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