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鋼鉄の処女/アイアン・メイデン

鋼鉄の処女/アイアン・メイデン

鋼鉄の処女

粗削り・ゴツゴツした迫力

アイアン・メイデンのファースト・アルバムにして「最高傑作!」と、言いきってしまおう。

もちろんその後のアイアン・メイデンの諸作品を否定するつもりは毛頭ないんだけれども、その後の徐々にスケールアップしていく彼らの音楽を方向づけるすべての要素が荒削りながらも凝縮されているということに異論をはさむ人はよもやいないだろう。

特に、3枚目以降より、というより、ヴォーカルのポール・ディアノの脱退とシンクロするかのごとく、新作を重ねるごとに荒々しさがなくなったかわりに洗練度の増したアイアン・メイデン。
それはそれで悪くはないのだけど、最近のメイデンのサウンドにはないゴツゴツとした迫力がある。

いやあ、アグレッシブだ。

《プローラー》の印象的なリフとギターソロ。
ポール・ディアノのヴォーカルも力強い。
パンクチックな勢いと瞬発力があるね。

ラフだがドラマティックな《リメンバー・トゥモロウ》。

冒頭のドラムがいつ聴いても印象的な《ランニング・フリー》。

後の大作主義へとつながる萌芽がすでに芽生えている《オペラの怪人》。

迫力のシャウトと、荒々しいスピード感の《娼婦シャーロット》。

どれもが名曲揃い。かつ、粗削りだが途方もないエネルギーがこのディスクには凝縮、濃縮されている。

おどろおどろしいイメージのジャケットや、ヘヴィメタというジャンルに惑わされることなく、すべてのロックファンに聴いて欲しい1枚だ。

収録曲

Iron Maiden (EMI)
– Iron Maiden

1.Prowler
2.Remember Tomorrow
3.Running Free
4.Phantom of the Opera
5.Transylvania (Instrumental)
6.Strange World
7.Charlotte the Harlot
8.Iron Maiden

Paul Di’Anno (vo)
Steve Harris (b,backing vocals)
Dennis Stratton (g,backing vocals)
Dave Murray (g)
Clive Burr (ds)

1980/01月

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