カフェモンマルトル

ジャズと映画とプラモの日々:高野雲

ベーシスト・亀田誠治の4ビート~椎名林檎の楽曲

      2017/12/26

Pocket

4ビートの林檎ナンバー

そういえば、椎名林檎が発表した曲、曲によっては4ビートを取り入れたものもありますね。

「ジャズをやる!」って感じではなく、引き出しの中の一要素として、上手にアレンジの中に取り入れているというような印象です。



スポンサーリンク



オーソドックスかつ慎重なベースライン

プロデューサーであり、ベーシストとしても思う存分力量を発揮しまくっている亀田誠二が奏でる4ビートのベースラインって、結構、オーソドックスで私好きなんですよ。

8ビートでは大暴れしているベースラインも、4ビートになると、ちょっと慎重になるというギャップが面白いですね。

代表的4ビート曲

たとえば、『無罪モラトリアム』に収録されている《シドと白昼夢》のサビ部の4ビートラインは、非常にオーソドックスで、基本を守った音選びを執拗に繰り返しています。

そして、この歌にとって、このベースライン、特に音の選択はベストな選択だと思いますね。

あと、同じ基本を守るオーソドックスさといえば、東京事変の『教育』に収録されている《入水願い》のラインもイイですね。

演歌ロカビリーとでも言うべきテイストじが、曲の持つ雰囲気に絶妙にハマっており、この箇所にこの音!とばかりにピッタリとハマっております。

曲にフィットした選択

4ビートだからといって、ジャズ的なフレヴァーを感じるのかというと、それはまったくなくて、おそらく、椎名林檎も亀田誠二も「ジャズもやってみるべ」という意識はあまり無いと思われます。

その曲にとって、そのリズムが必要と感じた”から、たまたま4ビートというリズムを選択しているに過ぎないと思います。

そこらへんの曲に対する眼差しがキッチリとしてブレていないために、極上のポップスが生み出されているのだと思います。

こちらの4ビートは本格的

ちなみに、ベースを弾いているのは亀田誠二ではないけど、シングル『本能』に収録されている《輪廻ハイライト》は、なかなかアダルトな雰囲気。

かなり本格派な4ビートを堪能できます。

本物っぽさとインチキ臭さが絶妙にブレンドされた、非常に「高度な冗談」として私は楽しんでおります。もちろん良い意味でだよ。

高水健司のウッドベースは音色もラインも素晴らしく、この曲に4ビートに関していえば、なかなか本格的なテイストを堪能することが出来ます。

聴いても弾いても楽しいベースラインは?

亀田誠二の4ビートフレヴァーのベースラインで、私が一番好きなのは、『勝訴ストリップ』の《サカナ》のBメロのところ。

3連の嵐のサビ前の箇所ですね。

ラインが非常にメロディックでよく歌っております。

このラインは弾いていてとても気持ちが良い。

ベースラインというよりは、作曲された気持ちの良いメロディとして、私は楽しんでます。

ヴォーカルとの絡みもバッチリだし。

以上、私がベースをも含めて好きな林檎ちゃんの4ビート楽曲を紹介を終わります。

記:2009/03/12

 - 音楽 , ,