【三文日記】2001年11月
2023/03/13
11/1(thu)
秋葉原の「Coco壱番屋」は、20分の制限時間内に1300gのカレーライスを米一粒も残さずに平らげれば、タダになる。
で、チャレンジした。
で、制限時間以内にカレーを全部喰ったので、平らげた皿を持ったマヌケ顔をポラロイド・カメラで撮られ、店に貼られた。
11/2(fri)
忙しさもあり、よその個人ページは、日に2~3つ程度しか覗かないのだが、10日に1回ぐらいの頻度で、ドバッと20~30ぐらいのページを一気に覗いたりもすることもあり、その時に感じることは、どこのページも、立ち上げた時の勢いが萎えてきてしまっているのか、更新ペースが落ちているところが非常に多く、ここのところ巡回していても張り合いがない、というか面白くない。
大風呂敷を広げたはいいけど、その中に入れるネタが枯渇してきているのか、単に更新が面倒なのか、それとも、「小さく産んで大きく育てる」という発想がそもそもないのか、はたまた、私のように相も変わらず自分のページを少しずつ大きく育ててゆくことが楽しくて仕方がない人種のほうが珍しいのか。
ビル・クロウ著、村上春樹訳『ジャズ・アネクドーツ』読了。
11/3(sat)
ウッドベースに取り付けるピックアップを物色していて、前々から近所の楽器屋の店長に頼んで、様々なタイプのピックアップの情報を集めてもらっていた。
今日は定価が安く、取り付けが簡単な、フィッシュマンのピックアップが入荷していたので、早速店のウッドベースに取り付けて、試奏してみたところ、要するにピエゾのピックアップ的な「カサカサ、カツカツ」とした、低音の成分の抜けたトレブリーな音だったので、購入を断念した。
本日は、6年目の結婚記念日だが、お互い欲しいモノは何も無いし(むしろ、いらないモノやダサイものはどんどん捨てて、物理的にも精神的にもスリム&シャープになりたい性分)、そんなときは「モノよりオモイデ」、「モノより快適な気分&時間」だろうという判断のもと、ちょっと贅沢して箱崎のロイヤルパーク・ホテルの最上階の「すみだ」という特選牛肉や魚介類をシェフが客の目の前で調理、サービスそしてくれる店で、村上牛と松坂牛のコースの食事を女房&息子とし、口の中でとろけるような信じられないほどウマイ肉、魚介類、極上のワイン、そして日本酒を堪能した。
11/4(sun)
『幽霊-ユリョン』をレンタル屋で借りて観た後、息子と一緒に、お茶の水に本とCDをチェックしに行ったら、クロサワ楽器が中古楽器フェアのイベントをやっていたので、会場前にディスプレイされている、黄色く塗装されたウッドベースに釣られて覗いてみた。
本日が最終日とのことなので、「いいじゃん、いいじゃん、安くしてよ、お願い、お願い」攻撃で、結局、中国製のコントラバス用のアルコ、5万円するところを値切りに値切って2万円で、ウッドベース専用スタンドを8千円のところをオマケしてもらって5,500円で買い、ついでに下倉楽器でアルコポケットと、レイ・ブラウンの教則本『Ray Brown's Bass Method』を購入した。
松島令『証券検査官』(宝島社文庫)読了。
11/5(mon)
インフルエンザの予防接種を受ける。
昨日購入したアルコを使って弓弾きにチャレンジするが、なんともいえない不快な音色をギーコガーコ、ギャーギィーと繰り返すばかり。
{読書→うたた寝→ネット→うたた寝→煙草}×3。
11/6(tue)
またまた本が溜まってきたので、30冊ほど古本屋に持っていって処理した。
お茶の水へ行き、
ジョン・コルトレーン『トレーニング・イン』(Prestige)
ギル・エヴァンス『イントゥ・ザ・ホット』(Impulse)
ギル・エヴァンス『バド・アンド・バード』(Electric Bird)
ドン・フリードマン『フラッシュバック』(Riverside)
ブランフォード・マルサリス『ルネッサンス』(CBS)
ウイントン・マルサリス『ウイントン・マルサリス』(CBS)
ホレス・パーラン『ムーヴィン&グルーヴィン』(Blue Note)
アーチー・シェップ&ダラー・ブランド『デュエット』(Denon Jazz)
をディスク・ユニオンで購入し、コントラバスのアルコ用の松ヤニを下倉楽器で購入した。
女房と息子と、イタ飯屋へ行き、スズキのグリルと、サーモンのムニエルをメイン・ディッシュにしたコースを食べ、帰りに師匠が載っていた今月号のベースマガジンと、書籍数冊を購入し、帰宅後、『ゴジラvsガイガン』を観る。
11/7(wed)
先日購入した、ホレス・パーランの『ムーヴィン・アンド・グルーヴィン』、ジャケットも内容も素晴らしい。
スペンサー・ジョンソン著・門田美鈴 訳『チーズはどこへ消えた?』読了。
何故、この程度の喩え話がベストセラーになっちゃうのか、まったくもって不可解。
11/8(thu)
最近、メールがわんさか来るので、返事書くのが大変で、プライベートの時間のほとんどが、それに費やされているような感じ。
もっとも、返事書かない(書きたくない)メールもあるけど。
あ、別にメール来るのが迷惑だとか、イヤだと思っているわけでは全然ないので、というよりも、むしろ嬉しいので、もし何か伝えたいことや、言いたいことがあれば、どんどん遠慮なく下さいね(BBSへの書き込みの方が早く返事出来ると思うけど)。
11/9(fri)
昼飯イタ飯で、夕飯もイタ飯、時々猛烈にパスタを食いたくなる。
一晩中やっているイベントに参加しようかと迷ったが、寒くて雨が降っている上に、翌日はライブの練習なのでやめておいた。
小林よしのり『戦争論 2』、荒木経惟 『天才アラーキー 写真ノ方法』読了。
11/10(sat)
作務衣を着て、下駄をはいて、ウッドベースとビデオカメラを背負って、雨が降っていたので傘をさして、道に迷いながら、あー、なんでこんなに重いんだろー、と腰を痛めながら来週おこなうライブの音合わせのため、高田馬場のスタジオへ。
久々に再会したヴォーカルの女性と、会うのが初めてのブルース・ギターの先生(リットー・ミュージックあたりから本もたくさん出しているらしい)と課題曲の音会わせをし、途中ブルースの先生は仕事のため練習を抜け、私とヴォーカルの女性で練習した後、打ち上げで呑み。
帰宅して、吉野家の牛丼弁当を食べながら、『ウルトラマンA』のヒッポリト星人の話や、『ゴジラミレニアム』の最初の部分を見ているうちに、寝てしまった。
11/11(sun)
気持ちの良い秋晴れの日だったので、息子を連れ、ウッドベースを担いで近所の公園へ行き、2時間ほど演奏をした。
夕飯にカレーを作ったが、味がイマイチだったので、ちょっと落ち込む。
テロ事件の余波で、現在航空機の運賃が異常に安くなっているが、「今がチャンス!」とばかりに妹夫婦は、セント・トーマス島などの西インド諸島を豪遊してきたらしく、そのときの土産が実家に届いているという連絡があったので、子供を連れて実家に顔を出し、その帰りにホリー・コールの『ベイビー、イッツ・コールド・アウトサイド』と、『ザ・ベスト・オブ・ザ、マーシャル・アーツ・フィルムズ ストロンゲスト史上最強の映画スターは誰だ!?』というDVDを買う。
11/12(mon)
今朝、配信されてきた「ウイークリー・まぐまぐ」に、私が発行しているメルマガ・「Jazzを聴こう!ジャズピアノ初心者向け厳選30枚」がおすすめメールマガジンとして紹介されていたためか、登録読者が一気に1200人も増えていた。
タイトル通り「初心者向け」を謳っておきながらも、これは絶対にある程度の量のジャズを聴き、一通りのガイド本やジャズの雑誌に目を通して、日本のジャズ・ジャーナリズムやレコード業界の「雰囲気」を漠然と把握していて、加えて、それぞれの評論家の主張する立場や内容を知っている人に向けられて書かれたとしか思えない、中山康樹『超ジャズ入門』(集英社新書)読了。
相変わらず、この方の文章は面白く、爆笑すること10回以上、この本は「ジャズマニア」という非常に狭い世界に住む住人に向けられた、言葉の遊びだと思う(もちろん初心者が読んでも楽しめるかもしれないが、予備知識無しで読んでもおかしさは理解出来ないと思う)。
11/13(tue)
渋谷のディスク・ユニオンへ行ったら、アウトレットのCDが大量放出されていたので、思わず、
ロン・カーター『パレード』(Milestones)
フィリー・ジョー・ジョーンズ『フィリー・ミグノン』(Galaxy)
ブラッド・メルドー 『イントロデューシング・ブラッド・メルドー』(Warner Bros)
チャーリー・パーカーとスタン・ゲッツとディジー・ガレスピーの共演盤『イン・コンサート....カーネギー・ホール』(Vee Jay)
ソニー・ロリンズ 『ジス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ』(Milestones)
ウェイン・ショーター 『ウェイニング・モーメンツ』(Vee Jay)
を購入。
渋谷の「蔓○ラーメン」にて、新メニューの辛味噌ラーメンを食べてみるが、どうもイマイチで、この前に食べた味噌ラーメンも、開店直後の時に感じたインパクトと「味の締まり」が無くなってしまったような感じがしてならず、ひょっとして、最近、味が落ちた…?
川島淳子『韓国美人事情』(新書y)読了。
11/14(wed)
メールマガジンを現在二つ配信しているが、先日「まぐまぐ」のオススメに紹介されて以来、読者が増え続け、両方併せて購読している人も多いのだろうが、二つを合計した発行部数が、ジャズ雑誌の老舗『スイング・ジャーナル』の推定実売部数(発行部数や、公称部数ではない)の半分以上にも達しているので、こんなに狭いジャズという分野でも、潜在リスナーや興味を持っている人は、まだまだたくさんいるんだな、とちょっと驚き。
お陰で、一日中読者の方からひっきり無しにメールが届くようになった。
昨日届いたメールの中でもっとも嬉しかったのが、
『特筆すべきなのは、文才もとても豊かなようで、音楽を言語で伝えるというほとんど不可能、至難な厄介事をごく素直な言葉で表現する稀にみる表現力の人 / ロン・カーターに関する痛烈で的を得た論評に注目 / 文才では山下洋輔も顔負けだよ(笑)/ レコードにまつわる話題やデータなど以外に、音楽の内容そのものを言葉で表現するというのは、ジャズ評論家にはほとんどできない貴重な才能 / アルバム解説というか、感想は実に歯切れが良く的確で、聞いている人の情景や感情までがほうふつとしてきます / 政治的プロパガンダやイデオロギー、あるいは情念や思い込みとは無縁なクールなスタンスに好感 / 率直で辛口の論評と、なにより音楽を言語で表現する文章に、毎回感嘆』
といった内容のメールで、一瞬、「うっ、褒め殺しか!?」と思ったりもしたが、根が単純なだけにとても嬉しくなり、ご飯をたくさん食べた。
11/15(thu)
会社近くの焼鳥屋で呑み。
北海道ならではのメニューの多い期間だったので、じゃがバターや、三平汁、ジンギスカンのホイル焼きなどを食べたが、この季節はウマイウマイ。
最近、夜になると、とても眠くなるのです。
11/16(fri)
肌寒くなってきたが、朝の出勤のときの、ピーンと締まった冷たい空気が心地よくて好きだ。
私は、なぜホームページを飽きることなく更新しつづけ、ジャズのメルマガを発行しているのかというと、「忘れる」ための手段として、ということが大きい。
つまり、日夜入り込んでいる様々な情報や、ふと考えたことなど、いつまでも頭の中にストックしておくパンクしちゃうので、忘れるためにつらつらと書き留めているという、ただそれだけ。
11/17(sat)
なんだか、まったりとダルかったので、夕方まで布団の中でゴロゴロしていた。
先日の女房の誕生日、平日で、お互いが仕事のために祝えなかったので、本日よく行くイタ飯屋で、出来がここ15年の中では最高だといわれているボジョレーと共に、メインディッシュを子羊、すずきのグリルにしたコースを食べ、おめでとーした。
夜中まで、メルマガの原稿の下調べと仕込み。
11/18(sun)
なんだか、まったりとダルかったので、ライブのリハーサルへ出かける直前まで、布団の中でじっとしていた。
六本木バックステージにて、ブルース&ゴスペルバンド「タフタフ」のライブをやり、出来のほうはというと、ヴォーカルが軽井沢の教会で毎週ゴスペルを歌っているチームのリーダー、ギターは、多くの教則本を執筆し、ブルースギター教室の先生なのだから悪かろうはずもなく、私のウッドベースのピッチの悪さが、演奏の足を引っ張っていたという感じ。
ウッドベースは持ち運びは大変だが、やはり単純なビジュアル的なインパクトと、サウンドの全体を包む力はエレキには求め得ないものがあり、この種のタイプの音楽には手放せない楽器だ。
11/19(mon)
渋谷へ行き、ディスク・ユニオンで、ゲイリー・カーや、オルケストラ・ド・コントラバスら、コントラバスの名手の演奏を集めたコンピレーション盤 『低音王』(Seven Seas)、持っていたのに無くしてしまったマイルスの『ジャズ・アット・ザ・プラザ vol.1』(CBS)、アート・ファーマーの『ジ・アート・ファーマー・セプテット』(Prestige)、フィニアス・ニューボーン Jr. 『ハーレム・ブルース』(Contemporary)、チャーネット・モフェット 『ビューティ・ウィズィン』(Blue Note)、アンドリュー・ヒル 『エターナル・スピリット』(Blue Note)を購入。
先日、味が落ちたんじゃないかな?と日記に書いた「蔓○ラーメン」だが、もう一度味を確かめに行き、今回は最もオーソドックスな醤油を食べてみたが、麺の湯切りが悪いのか、箸で麺をすくうと底のほうからぼってりと麺同士がくっついたカタマリが出てきたり、スープの味もアクというか臭みの強い風味になっており、開店当初に比べると、格段に味が落ちたとしか思えず、開店当時したときは、おいしいラーメン屋が開店したよ、と色々な人に勧めまくっていたが、これに関しては撤回せざるを得ない。
エリック・シュローサー・著/楡井浩一・訳 『ファスト・フードが世界を食いつくす』(草思社)読了。
11/20(tue)
連日届くメールのほとんどが、ジャズに関しての質問メールか、メルマガのバックナンバー送れという「命令メール」なのだが、時には熱烈な長文の感想文が送られてくることもあるので、それはとっても嬉しいことで、だいたい、そういうメールが来たときの私は、嬉しくなってご飯をたくさん食べる。
仕事で帰りが相変わらず遅い日が続くが、私の顔を一目見るまでは、眠気をこらえて、目をこすりながら、寝ないで待っていてくれる息子がたまらなく可愛い今日この頃。
伊東順子『病としての韓国ナショナリズム』(新書y)読了。
11/21(wed)
午前2時まで、メールの返事書き。
昨日、今日、一昨日と、なんだか飲む気がしないので、飲みにも行かず、家でもノンアルコール、珍しい。
浅井隆『2003年、日本国破産 警告編―デフレ(不況)よりもっと恐ろしい出来事がやってくる!?』(第二海援隊)読了。
11/22(thu)
Y嬢と渋谷で、もつ鍋&飲み。
某新聞社と、某宗教団体をめぐっての広告表現をめぐって、トラブルが発生し、連絡、調整、交渉、報告が深夜にまで及ぶ。
モンク好きのあなたに、是非聴いて貰いたいと、ある人から渡されたスウェーデン人ピアニスト、エスベヨン・スヴェンソンのトリオ、未だ聴かずじまい。
11/23(fri)
家でゴロゴロ、寝るか喰うかの一日。
ほとんど何もしていなかったと言っても過言ではない、のんべんだらりとした、無駄というか、贅沢な一日だったが、それでもCDだけは買いに行ったりする。
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ『ナイス・ガイズ』(ECM)
ソニー・クリス『ザ・ビート・ゴーズ・オン!』(Prestige)
レッド・ガーランド『ザ・ニアネス・オブ・ユー』(Jazzland)
ジョニー・グリフィン『リターン・オブ・ザ・グリフィン』(Galaxy)
ジョニー・グリフィン『ザ・リトル・ジャイアント』(Riverside)
など、昔、ジャズ喫茶や友人の家で聴いて「いいな」とは思ったんだけど、買えなかった、あるいは、他にもっと欲しいものがあったので買うのを断念した、あるいは勇んでショップに行くも店頭在庫が無くて、買うチャンスを逃したCDを中心に、最近は購入して聴いている。
11/24(sat)
夕方、うちのファッション誌が主催しているフリーマーケットのイベントに顔を出すが、かなり盛況だったようだ。
女房&息子と一緒に、よく行くイタ飯屋で、安くて旨いアヴィニョネージ(白)と共に、ローズマリーの香りが鮮烈なスズキとポテトのグリルや、タイのトマトソース煮がメインディッシュのコースを楽しみ、帰りに書店で立ち読み&いつ読むやも分からぬ本を数冊衝動買いする。
中沢天童『「日本昔ばなし」再発見!』(宝島社文庫)読了。
11/25(sun)
これで何回目なのか、すでに忘れたが、ピグノーズという、エリック・クラプトンも一時期愛用していたギター用のミニ・アンプ(ベースにつなぐと可愛く歪むので、私は時々ベース用に使っている)は、外見は可愛いのでインテリアにも最適なのだが、「豚の鼻」のスイッチと本体をつなぐ心棒のようなものが意外と脆いので、しょっちゅう折れるし、オマケに本体内部の回路との接触不良状態になってしまうことが多い。
例によって数週間前にも同じような事態が起きてしまい、楽器屋へ修理に出していたのだが、修理完了の連絡があったので、息子と一緒に引き取りに行き、何度目かの修理代2900円也を支払った。
浅井隆『2003年、日本国破産 対策編―YEN(円)と国債が紙クズとなる日が近づいている!?』(第二海援隊)読了。
11/26(mon)
ギタリストの結婚式と新婚旅行のため、一時活動を休止していた、「パピヨンズ」も、そろそろ活動再開の兆し。
12月に一度集まって音合わせをしそうな雰囲気になってきたので、ボチボチ課題曲の練習に取りかかる。
喉がちょっと痒い。
11/27(tue)
Y嬢と某中華料理屋にて食事。
中国人が経営している、ラーメンのことを支那蕎麦と呼ぶ店、いつ行っても、混んでいて活気に溢れているので、外の空気の肌寒さとは裏腹に、心も体も温まり、活力が沸いてくるような感じがする。
思い出と、思い入れのあるブルーノート盤の『マイルス・デイヴィス・オール・スターズ』を久々に聴き、懐かしさと、ほろ苦い思い出を噛みしめながら酒をかっくらう。
11/28(wed)
女房と息子と一緒に、近所のパスタ屋で夕食。
Coccoの『ベスト+裏ベスト+未発表曲集』と、『ラウンド・ミッドナイト』のサントラを購入。
映画『ラウンド・ミッドナイト』は、ビデオもLDも持っているほど大好きな映画なのだが、肝心のアルバムのほうはというと、昔ニューヨークで購入した『ジ・アザー・サイド・オブ・ラウンド・ミッドナイト』しか持っていず、正規のサントラは、いつも映画中の演奏で満足していたので持っていなかったのだ、そういえば。
11/29(thu)
1年ちょっと前に秋葉原で演った「食用ムーミン」の映像が急に見たくなったので、見る。
ドラムとベースというと、「リズム・コンビネーションの大事さ」のようなことが語られがちだが、ドラムの渡辺男爵のドラムは、私の「みゃらみゃら」したベースと非常にマッチしていると前々から思っていたが、男爵と私のリズムセクションに関していえば、リズム云々以前に、互いが発するサウンドのブレンド具合というか、音色のコンビネーションが、とても面白い効果を出していると思うのだ。
バルバラ・ベルクハン・著、瀬野文教・訳『アタマにくる一言へのとっさの対応術』(SB文庫)読了。
11/30(fri)
明日、大阪のスタジオで「椎名林檎のバンドオフ会」があることを知り、なんだか無性に行きたくなってしまった。
バンドオフ会のページに曲をエントリーしまくり、仕事を抜け出してお茶の水で弦を買い、翌日の準備のための時間が欲しかったので、出来るだけ早めに帰社出来るよう仕事の段取りを調整しまくり、寿司を食い、また、蕎麦を喰った(←関係無し)。
別冊宝島編集部編『あなたは「JRA(競馬)」にだまされている!』(宝島社文庫)読了。