【三文日記】2002年6月

      2022/10/14

spoon fork

6/1(sat)

息子3歳の誕生日。

息子、私の両親から、自転車を買ってもらう。

両親と女房、息子で、よく行くイタ飯屋でお祝いパーティ。

6/2(sun)

新宿のスタジオで「ぱぴヨンズ」の練習。

後、「青龍門」にて打ち上げ。

今日は、朝4時に目が覚めて、ずっと起きていたためか、帰宅後眠くなり、すぐに就寝。

6/3(mon)

レンタル屋で借りた『マルタイの女』を観る。

メインテーマは、モンクの《ストレイト・ノー・チェイサー》の旋律を鋭角的にしたようなメロディ・ラインで、シニカルで、ほのかにユーモラス、そして強く印象に残る。

北岡俊明『「論理的に話す力」が身につく本』(PHP研究所)読了。

6/4(tue)

本日のW杯、日本vsベルギーの試合が午後6時から始まるので、夕方5時になると、早退者が続出、私が仕事をしているフロアはガラガラに空いて静かな職場環境になった。

多くの取引先も、W杯に夢中になっているのか、はたまたこちらに遠慮しているのか、電話もほとんどかかって来ず、たまにかかってくる電話も、前置きに「W杯の試合中すいませんが…」という前置きが必ずつくのには笑えた。

人が少なく、電話もかかってこない静かな職場、まるで休日出勤をしている時のように、余計なことに中断されずに自分の仕事に集中出来、かつ能率が上がった点においては、今日の試合には感謝すべきなのかもしれない。

6/5(wed)

細かな案件が山積し、。一日中、バタバタと動き回っていた感じ。

渋谷で呑み。

さくらももこ『さるのこしかけ』(集英社文庫)読了。

created by Rinker
¥759 (2024/10/15 01:38:47時点 楽天市場調べ-詳細)

6/6(thu)

そういえば、毎朝3時に起きて勉強し続けていた女房、会社の試験にパスしていたようだ。

女房といえば、彼女が先日買ってきたシルヴィ・バルタンのベストを聴くが、ジェーン・バーキンのアンニュイさと比較すると、思いのほか健康的なヴォーカルだと思った。

北岡俊明『「論理力」の鍛え方』読了。

6/7(fri)

昼飯:オロチョンつけ麺。

晩飯:ビッグマック、ポテト、コーラ。

仕事で徹夜。

6/8(sat)

『仮面ライダーアギト』の1~4話を観る。

『ミンボーの女』を観る。

息子にミニカーを収納するバッグを買ってやる。

6/9(sun)

気持ちの良い天気だったので、午前、午後と息子を連れて散歩&買い物。

『仮面ライダーアギト』の5~8話を観る。

女房、息子と焼肉屋。

6/10(mon)

ミシェル・ペトルチアーニのリーダー作を3回ほど繰り返して聴いているうちに、うたた寝をしてしまった。

どうも最近、すぐ眠くなってしまう。

神辺四郎『ビンラディンのイスラム教とユダヤ教、キリスト教』((宝島社新書)読了。

6/11 (tue)

最近のラーメン界のトレンド(?)は、魚ダシのようで、ウルメイワシやカツオブシからたっぷりとダシをとったスープのラーメンを出す店が、『東京一週間』や『Tokyo Walker』などの“遊びガイド誌”に掲載されている記事を最近は、たびたび目にする。

今日は、たまたま新宿御苑近くへ行ったので、「古武士」という、やはり魚系ダシのラーメン屋で醤油ラーメンを食べたが、青山や新宿にある「武蔵」のサンマからダシをとったスープのラーメンと同系列の味で、旨かった(しかし、かなり独特な味なので毎日は食べられないと思う)。

L.A.サッチャー・著/大谷堅志郎・訳 『燃え続けた20世紀 殺戮の世界史』(祥伝社黄金文庫)読了。

6/12 (wed)

渋く市ヶ谷で呑み。

市ヶ谷って、終電後も営業している店が結構あるのだなと新発見。

連日のハードワークでちょっと疲れ気味だったのか、ビールの中生5杯目あたりから、したたかに酔いが回ってきた。

6/13 (thu)

ベーシスト・池田達也氏より、氏がプロデュースしたボサ・ド・マーゴの新譜の音源が届く。

女房と息子と近所のパスタ屋で夕食。

暇つぶしにダラダラとに少しずつ読むにはもってこいの本、武田百合子の『富士日記』(中公文庫)の下巻を読み始める。

created by Rinker
¥150 (2024/10/15 16:11:52時点 Amazon調べ-詳細)

6/14 (fri)

学生時代にアルバイトをしていたジャズ喫茶にて、私が尊敬している、音楽・アート・文芸関係の本の編集者と呑み。

マスターが今月末に本を出すのだが、それに掲載するアルバムのジャケットを何枚か貸したお礼に、ネルビオというフュージョン・バンドの新譜のサンプルと、来週に出版される、同じくマスターが書いたマイルスの本をいただく。

後、デザイン事務所の社長とメキシコ料理屋にて呑み、午前様。

6/15 (sat)

来週ライブをやる予定の「タフタフ」というグループの練習を自宅にて。

女房、息子と近所のイタ飯屋で夕食。

『仮面ライダークウガ-特別編-』と、昨年の5月に新宿でそれを上映したイベント・ショーの模様、そして完成打ち上げの会場で上映された内輪向けの映像EPISODE 50「乙彼(“おつかれ”と読む)」が収録されたDVDを購入。

6/16 (sun)

一日中、ゴロゴロと寝ていた。

『仮面ライダーアギト スペシャル新たなる変身』、『ウルトラマンタロウ』の23話と28話を息子と観る。

アニタ・オデイの『ジス・イズ・アニタ』は、持ってはいても、今までにただの一度も真剣に聴いたことが今までに無かったアルバムだったが、周りのジャズ好きたちから、いいよ、いいよ、絶対いいよ、もっとよく聴いてごらんよ、と勧められていたので、じっくり腰を据えて聴いてみたが、なるほど、なかなか素晴らしい!

6/17 (mon)

女房、体調崩して会社を休む。

早めに帰宅し、息子と遊ぶ。

後藤雅洋『マイルスからはじめるJAZZ入門』(オフサイド・ブックス/彩流社)読了。

6/18 (tue)

私の勤めている職場は山形市役所ではないので、勤務中のサッカー観戦が禁じられているわけではなく、というよりも、むしろ、今日なんかは午後3時になると、営業の人たちは3時前後に帰ってくるし、どの部署もテレビをつけて、社員がテレビの周りに集まって大声をあげている状態だった。

私は普段からサッカーには興味はないし、ゆえにW杯にもまったく興味が無いので、テレビ観戦する気もおきず、かといって夢中になっている人たちの端で一人黙々と仕事をしていてもイヤミに映ってしまう可能性もあるので(別段、夢中になっている彼らにたいしては悪い感情はまったく抱いていないのだ)、一人、マッサージ室へ行き、センサーで自分の体型をプログラミングして、身体の隅から隅までをくまなくマッサージしてくれる最新式のマッサージ機で全身をほぐしてもらいながら読書をしていた。

喫煙室へ行くと、私と同じような考えの人もいて、ついでに打ち合わせをしてしまい、今週中に取りかかろうと思っていた案件を一つ片付けてしまった。

6/19 (wed)

お茶の水のディスク・ユニオンにて、
デューク・エリントン『ハッピー・バースデイ、デューク! デューク・エリントン&ヒズ・オーケストラ・バースデイ・セッションズ vol.1』(Laser Light)
アート・ファーマー&ドナルド・バード『2トランペッツ』(Prestige)
ローランド・カーク『ドミノ』(Mercury)
パット・マルティーノ『ストリングス!』(Prestige)
デヴィッド・マレイ『テナーズ』(Diw)
ウェイン・ショーター『アダムズ・アップル』(Blue Note)
を購入。

六本木で、Webデザイナーと寿司。

後、一人で呑み、午前様。

6/20 (thu)

サム・リヴァースの『フューシャ・スイング』。

デューク・エリントンの『プレゼンツ』。

別冊宝島643『幕末!最後の剣豪たち~新撰組の「天然理心流」宗家10代目の最強剣法激写!!』(宝島社)読了。

6/21 (fri)

大学時代の友人と蕎麦を喰いに行く。

トップページをリニューアル。

サンドラ・ヘフェリン『甘えを捨てるドイツ女性自立生活の楽しみ』(カッパ・ブックス/光文社)読了。

6/22 (sat)

息子とおもちゃ屋へ行き、アギトのバーニングフォームのソフビとミニカーを買ってあげる。

『仮面ライダー生誕20周年記念作品・真仮面ライダー序章』を借りて息子と観るが、変身シーンがリアルかつグロテスクで面白かったことを除けば、そんなに面白い話ではなかった。

夜、再びレンタル屋へ行き、今度は『仮面ライダー生誕30周年記念作品・劇場版仮面ライダーアギト・プロジェクトG4』のディレクターズ・カット版を観るが、こちらは面白かった。

6/23 (sun)

六本木で「タフタフ」のライブをやる。

出演者と客の都合で、開店時間と開演時間を変え、その結果、告知した時間よりも1時間以上も遅れて演奏を始めようとする我々に向かって、後のバンドがつかえているからとっとと演奏するように急かすという、行き当たりバッタリなマスターの仕切りの悪さは、相変わらず天下一品だ。

筒井康隆『わたしのグランパ』(文藝春秋)読了。

6/24 (mon)

もう少しで7月だというのに、なんとなく寒い日が続く。

普段は、決まった数サイトしか巡回しないのだが、今日はどういうわけか、ヨソのまったく知らないページを覗いてみたくなり、数時間様々な個人サイトをネットサーフィン。

たまには、こういうのも新鮮で面白いね。

6/25 (tue)

なおとの『ファンク・ルネッサンス』を聴く。

ファンク、ソウル、R&B、レゲエなどの、およそブラックミュージックのオイシイところ、楽しいところ、格好いいところ、ゴキゲンなところなどの“オイシイところどり”を惜しげもなくしまくった心地の良いサウンドの上に日本語の詞を載せた、「ファンクのおもちゃ箱」とでも言うべき楽しいアルバムだと思った。

昔、作った曲をウッドベースで練習。

6/26 (wed)

女房と息子と、近所のイタ飯屋で、怒濤の山形牛350gなどなど。

息子と一緒に聴くために、「仮面ライダー」から「アギト」までの主題歌が網羅された『仮面ライダー・ゴールデン・ヒット・パレード』を買う。

池波正太郎『鬼平犯科帳 新装版(一)』(文春文庫)読了。

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

6/27 (thu)

六本木で寿司。

その後呑み。

帰宅後、キース・ジャレットの『ウィスパー・ノット』をかけながら読書。

6/28 (fri)

仕事で徹夜。

昼も夜も深夜もラーメン。

青木雄二『銭道 実践編』(小学館文庫)読了。

6/29(sat)

Xライダーに出てくる、Xの好敵手・アポロガイストのソフビを購入。

『仮面ライダーアギト』の13~16話を観る。

仕事で徹夜だったため、夜は早めに就寝。

6/30(sun)

先日は早めに寝たため、朝の4時に目が覚める。

秋葉原のスタジオにて「ぱぴヨンズ」の練習。

サイアミーズの「あかいはな」。

 - 三文日記