【三文日記】2009年9月

      2022/12/04

9/1(tue)

午後よりTFMにて番組収録。

ゲストにいらしたスガダイロー氏とのセッションは、非常にエキサイティングなものとなり、彼のエキサイティングな演奏に焚きつけられた私は、おそらくは今までの自己ベストの3本指にはいるほどの勢いのあるベースを弾けたと思う。

番組2本分収録後は、ディレクター嬢を誘い、昔の仕事仲間とともに青山で呑み、旧交を温める。

9/2(wed)

終日メールのやり取りをしたり、いらない本をブックオフに売りまくったり。

珍しくブランデーを呑みながらの夜。

午堂登紀雄『ー頭のいい人だけが知っているーお金を稼ぐ読書術ー33歳で3億円をつくったインプット・アウトプット法ー』読了。

9/3(thu)

恵比寿→渋谷。

書店数軒、タワレコ、ディスクユニオン、夜中はガンプラメールの応酬で盛り上がる。

加藤聖龍『手にとるようにNLPがわかる本』(かんき出版)読了。

9/4(fri)

閃いた企画をいくつか書きとめる。

古くなた雑誌をまとめて古本屋で処分。

明け方、ホルモン家で一人呑み。

9/5(sat)

明け方にビールと焼き肉は滅茶苦茶心地よく内臓に染みわたることをしみじみと実感しつつも、これは絶対にヤバい、肉とビールのせいでまた太るぜと警戒心。

しかし、身体の内側が求めているのかな、再び女房と息子と居酒屋へ行き、焼き鳥やらサイコロステーキと一緒に大ジョッキを、一体何杯おかわりした?

菊地成孔&大谷能生『アフロ・ディズニー』読了。

9/5(sun)

先日の番組収録にいらしたスガダイローさんのことを思い出しながら、リックドムのマスターグレード、胸と背中の部分を作る。

作りながらも橋本一子さんの新譜『Arc'd X』のアルバム全編統一感のある打ち込みミュージックに浸る。

シャキシャキとしていながらも、エッジをあえてシャープにし過ぎないサウンドが心地よく、ふわりとアッパーな気分に。

Arc’d-X
Arc’d-X

9/7(mon)

恵比寿。

約束の時間よりも3時間30分以上も早く到着してしまい、時間を潰す適当な店が全然ないぜ、困ったなぁな早朝。

帰宅後届いていたプレス葉書によると、松田優作のドキュメンタリー映画が11月に公開されるらしい。

9/8(tue)

恵比寿。

東銀座。

ミュージックバードのプログラムガイド誌のゲラに赤入れ、戻し。

9/9(wed)

久々に小林正樹監督、仲代達矢主演の『切腹』を観る。

ストーリーはもとより、1ミリの無駄もない空間の切り取り方、冷徹にまでビシッときまった構図、このストイックで重厚な完璧さは、一切の妥協を許さないレニー・トリスターノのピアノソロ『ニュー・トリスターノ』さえも凌駕するほどで、やっぱり自分はこの映画が一番好きなんだなと改めて思った。

山本伸幸『「キャバクラ」の会話学~新装開店~』読了。

9/10(thu)

恵比寿にて中村尚子さんと、春犬バンドのマネージャーさんとランチミーティング。

尚子さんに貸したダラー・ブランド(アブダーラ・イブラヒム)の伝記映画『わが祖国・わが音楽』が面白かったという感想をいただき舞いあがり、凄いから聴いて欲しいとゴンサロ・ルバルカバのピアノソロを貸してもらった。

以前から少しずつ寝る前に読み聞かせている坂井さんの『大空のサムライ』は、いよいよクライマックス、ガダルカナル上空でSBDドーントレスの機銃一斉掃射にやられた坂井さんが、死力をつくしてラバウルまでに生還するまで。

9/11(fri)

君塚良一、貴島誠一郎コンビ、そして佐野史郎、賀来千賀子、野際陽子トリオによるドラマで一世を風靡した『ずっとあなたが好きだった』と『誰にも言えない』のVHSが出てきたので息子に見せてみる。

「冬彦(麻利夫)さん、超キモいぜ!」と大ウケ。

ビール3缶、山崎12年のボトルを空ける。

9/12(sat)

小学校の体育館にてカラオケ大会。

息子、4年連続ソロ出演、出演小学生の中では、唯一の男子。

超化け盛り冷やし中華を作り、ビールとともに『蒼天航路』を観ながら喰ふ。

9/13(sun)

復帰後のマイルスや、最近のベンソンをながら聴きしながら、翌日の取材の仕込み。

来月のライブに備えてベースの練習。

夜は、ブランデー呑みながらネットサーフィン。

9/14(mon)

夕方、六本木のビルボード。

楽屋でマーカス・ミラーの取材。

後、クリスチャン・スコット(tp)をフィーチャーしたマーカス・ミラー「TUTU Revisited music of Miles Davis」のライブ鑑賞、その後、一緒にライブを観た松下さん、tommyさん、じゃこのめさん、ディレクター嬢と蕎麦屋で呑み。

murcus

9/15(tue)

渋谷、タワレコ、ブックファースト。

昼牛丼に夜ハンバーグ弁当となんだか肉々した一日。

堀江貴文・西村博之『ホリエモン×ひろゆき 語りつくした本音の12時間「なんかヘンだよね…」』読了。

9/16(wed)

夕方、渋谷、セルリアンタワーの「J'z Brat」にて類家心平さんのライブ。

後、打ち合わせ。

高円寺に移動、猛烈にビールを飲みたくなり、安いキャバクラで1時間半の間にジョッキ7杯、帰宅途中に濃コクなラーメン。

9/17(thu)

早朝蕎麦、昼に唐揚げ定食、夕方に野菜つけ麺、夜にうどん、深夜に納豆。

恵比寿はアトレの有隣堂で本を立ち読みしまくる。

苫米地英人『テレビは見てはいけない』(PHP新書)読了。

9/18(fri)

昼飯餃子三十個・鶏唐揚げ5個with御飯3杯。

南青山の「マンダラ」にて“橋本一子プロデュース「未来へ」and more ワンナイト・スーパーセッション! with 村上"ポンタ"秀一”ライブ。

帰宅後、缶麦酒五本with秋刀魚塩焼三本。

9/19(sat)

未聴のCDを何枚か鑑賞。

ライブに備えてのベースの基礎練。

サイトの整理、リニューアル。

9/20(sun)

読書。

昼寝。

麦酒。

9/21(mon)

10年前の仕事の整理。

翌日収録のための選曲作業。

軽く原稿の下書き。

9/22(tue)

昨日書いた原稿の下書きに肉付け。

最近、食欲が増した息子、ゆえにパスタをドカンと1kg作り、女房と3人であっという間に平らげる。

夜は麦酒&ブランデー。

9/23(wed)

夕方、渋谷へ行き「J-POP カフェ」にて上野まなさんのライブ。

ライブ終了後、来月まなさんのバックで一緒に演奏するギタリストのオージロー君とホルモン焼きで呑み。

日付変更線を越えて帰宅後、原稿の締め切りが今日(というか昨日)だということに気付き、慌てて仕上げ『ADLIB』の松下さんにメール。

SANYO DIGITAL CAMERA

9/24(thu)

昔買って読むのをすっかり忘れていた『ユリイカ』の荒木飛呂彦特集を読んでみると、これまた面白く読み耽ってしまった。

野菜うま煮つけ麺と餃子の昼飯。

パスタ500gとビール1リットルの晩飯。

9/25(fri)

最悪に安かろうマズかろうな味噌ラーメン&炒飯セットの昼飯。

日本のクラシックの作曲者を調べていたら、あまりの人数の多さに驚くと同時に、全部聴いてみたいという欲望がふつふつと湧いてくる。

寿司、蕎麦、サラダと焼きウインナーにブランデーというわけの分からん組み合わせの夜食とともに篠原涼子の『働くゴン!』。

9/26(sat)

現在、中村梅雀氏所有のジャコのブラックベースが大きく取り上げられた『BASS Magazine』の今月号をパラパラと眺める。

ベースの練習。

数年前に作ったオリジナルのベース、だいぶ身体に馴染んできた。

9/27(sun)

iTunesがシャッフル選曲するロックやパンクや歌謡曲の音源にあわせて、徒然なるままにベースを弾いて遊ぶ。

番組の選曲作業。

昔のアルバムを見ると、「ジョジョ立ち」がブームになる遥か前より(3代目の前半の頃から)、後輩といっしょにディオやジョジョの身体に極端な捻りを加えたポーズをし写真撮影して遊んでいたことが判明、若かりし頃の私のアホな姿が息子に大いにウケる。

9/28(mon)

番組のオープニングトークのための資料あさりと原稿書き。

来月のライブに備えて、ベースの練習。

雛形あきこ主演の昼ドラ『サギ師リリ子』の再放送をまとめ観。

9/29(tue)

TFMにて番組収録、ゲストは橋本一子さん。

一子さんのお話はいつも興味深く、ためになる上、面白い。

持参したサンプラーにあわせて即興セッション。

9/30(wed)

妙に眠たい1日。

昼飯餃子定食2人前。

晩飯パスタ3人前。

 - 三文日記