【三文日記】2010年5月
5/1(sat)
TFMにて番組の収録。
ゲストはジャズブロガーのいっきさん。
中華料理屋で打ち上げ、いーぐるでコーヒー、新道のバーで呑んだ後、再び「いーぐる」に戻り後藤さんと夜中まで話し込み、タクシー帰り。
5/2(sun)
終日新宿。
呑み→タクシー帰り。
青木雄二『ナニワ錬金術 唯物論』読了。
5/3(mon)
「僕はどちらでも構いません。最終的にはあなたが決めてくださって構いません。」
今の20代や30代前半の若者と話すと、彼らの多くは、良く言えば優しく、処世術に長けているとも言えるが、悪く言えば、相手から嫌われたくない、誰から見ても常にいい人でありたい、モノゴトにどっぷりと腰まで漬かりたくないという、何事からも距離を置きたがる心根も見え隠れする。
自ら決定を下すことを放棄し、最終的な判断を人任せにすることは、私から言わせると奴隷根性の最たるものだと思う。
5/4(tue)
新宿。
六本木に移動して、フルート奏者のMiyaさんと食事&飲み(場所は秘密)。
内藤誼人『「話し方」で人を動かす「超」心理術 』(東洋経済新報社)読了。
5/5(wed)
パルサーとブラックホールと外銀河のお話。
新宿にて呑み、終電逃し、朝まで。
爆笑問題『爆笑問題の日本史言論』読了。
5/6(thu)
息子がオーケストラのティンパニーに興味を持ち始めたので、朝っぱらから大音量で《威風堂々》や《ラ・マルセイエーズ》。
内幸町のワーナーにて『書道ガールズ~私たちの甲子園』の試写会。
西新宿の中華料理屋で、餃子と青菜炒めと坦々麺。
5/7(fri)
TFMにて番組の収録。
ゲストはフリューゲルホーン奏者の土濃塚隆一郎さん。
新宿で遊んでから帰宅。
5/8(sat)
新宿、原宿、表参道。
「ブルーノート東京」にてロン・カーターの“ザ・ゴールデン・ストライカー・トリオ”のライブ。
帰宅後、カレー。
5/9(sun)
ここのところアイアン・メイデンの《コート・サムホェア・イン・タイム》がiPodでのヘヴィローテーションになっている。
高校時代に夢中になって聴いていたアルバムの中の1枚のオープニングナンバーなのだが、今の耳で聴いても、曲、歌詞、アンサンブル、スティーヴ・ハリスのベースなど、どこを切り取ってもクオリティ高く、申し分ないナンバーだと思う。
軽井沢土産を貰う。
5/10(mon)
カレーうどん。
高校生、浪人生相手に初講座。
ミートソース3人前。
5/11(tue)
深夜、バーボン片手にノーマン・ジュイソン監督、シドニー・ポワチエ主演の『In The Heart Of The Night(邦題:夜の大捜査線)』鑑賞。
1960年代後半の南部の雰囲気がきめ細かく描かれており、上質なミステリー小説を読んでいるような味わい深い小傑作と感じた。
レイ・チャールズの歌もグッド!
5/12(wed)
『アイアンマン2』の主題歌でAC/DCが再び脚光を浴びているが、個人的にはなぜかアイアン・メイデンがマイブーム。
『死霊復活』以外のライブ音源が聴きたくなり、ジャケットのエディが最高にカッコいい『時空の覇者』を買いに新宿に行く。
エディ好きの息子にCDに同梱されていたステッカーをあげる。
5/13(thu)
我ながら阿呆というか能天気なヤツだと思うが、時々自分で自分のことを「天才」なんじゃないかと勘違いする瞬間がある。
しかし、次の瞬間、いや違うぞ、俺ってじつは努力の人なんだと思いなおし、さらに次の瞬間、なわけねーよ!なんて電車の中で一人苦笑しているものだから、きっと周囲の乗客は私のことを頭のおかしいニンゲンだと思っているに違いない。
アルベルト湯川『「超」勉強法 「超」批判』読了。
5/14(fri)
某食品メーカーのマーケッター女子3名に囲まれ南新宿の韓国料理屋で呑み。
飲むわ呑むわで、マッコリの甕を一体何度お代わりしたことだろう。
当然終電はアウト、帰り道が同方向の子とタクシーで近所のバーに移動し、今度はギネスとアイリッシュモルト三昧。
5/15(sat)
息子の小学校へ行き、校長先生とイベントの打ち合わせ。
新宿。
帰宅後、息子のリクエストでハンバーグと目玉焼き。
5/16(sun)
攻めの経営者は、どちらかというとサド気質で、マゾ気質の人間を徹底的に嫌うという話を、たしか里中李小だったけかな? なんかの本で読んだ記憶があるが、その気持ち、最近よく分かる。
先日買ったアイアン・メイデンの『時空の覇者』をヘヴィ・ローテーション。
メイデンの音楽の作りって、平成仮面ライダーなどの特撮ヒーローやアニメの音楽に少なからず影響を与えているんじゃないかと思う。
5/17(mon)
実力に伴わないプライドを持ち合わせた人ほど、自分の能力の無さに直面し、思い知ってしまうことを本能的に回避するのだろう、仕事にドップリと身を浸かる前に「退職届」を提出し、結局はふらふらと職を転々とすることになる。
しかし、一度ついてしまった「逃げ癖」というものは中々抜けるものではなく、少なくとも逃げるような形で会社を辞めた人間が、別な業界で頭角を現したという話はあまり聞いたことがない。
神前悠太+新開進+唯乃博『学歴ロンダリング』読了。
5/18(tue)
新宿のつけ麺屋でラーメン。
最近、外食で食べるラーメン、どれもが塩辛く感じるようになってきた。
野菜不足を痛感、もっと食べないと。
5/19(wed)
うまい棒、大人買い。
「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングに出演する夢を見る。
タモリこと森田一義氏とエリック・ドルフィーの話でおおいに盛り上がり、10数分の枠では物足りないので、延長して1時間以上の枠の特番を作ろうということになり、夢終了。
5/20(thu)
きちんと寝ているはずなのに、目の下には紫色のクマが少々。
息子の巨大化、ますます進む。
身体は立派、言ってることはまだまだお子チャマではあるが。
5/21(fri)
餃子爆喰い。
坦々麺爆喰い。
ジムビームのソーダ割り爆呑み、少々頭が痛い。
5/22(sat)
休刊決まって残念な『スイング・ジャーナル』用の荒原稿を書く。
建物に表示されている「避難器具」の看板を「避妊器具」と読み違え、女子高生達から笑われる。
またまた背が伸びた息子を布団の上でゴロゴロと転がして遊ぶ。
5/23(sun)
中途半端な雨がダラダラ続いた日。
村上春樹 柴田元幸『翻訳夜話』読了。
元永拓郎・早川東作 編著『受験生、こころのテキスト』読了。
5/24(mon)
潜在意識の防御メカニズムが働きまくって、元の木阿弥人生を繰り返しまくっている人が、近くに約1名。
先日書いたSJ誌の原稿を軽く手直し。
パスタ300gと安ウイスキーボトル半分空け。
5/25(tue)
終日西新宿。
楽しいことには対価を求めないのが、自分のイイところでもあり、悪いところでもあるのかもしれない。
熊谷正寿『情報整理術クマガイ式』読了。
5/26(wed)
SJ誌への最後の原稿入稿。
うまい棒大人買い。
アンソニー・ロビンズ『一瞬で自分を変える法』再読了。
5/27(thu)
アイアン・メイデンの《コート・サムホエア・イン・タイム》ばかりを聴いていた1日。
息子も、メイデンのキャラクター、エディが大好き。
全映画インタビュー集『武がたけしを殺す理由』読了。
5/28(fri)
半蔵門に行きTFMにて番組の収録、テーマは「夏ジャズ5分縛り」。
後、新宿に移動。
井上雄彦『バガボンド 33巻』読了。
5/29(sat)
四谷のジャズ喫茶「いーぐる」に行き、チャーリー・パーカー研究家・鈴木よういちさんによる「パーカー派アルト奏者」の講演に参加。
講演終了後、よういちさん、マスターの後藤さん、エリントン&カーク研究家の林さん、こどなさんと福証飯店にて打ち上げ、再び店に戻り二次会。
したたかに酔っ払い、降りたのは見知らぬ駅、帰宅までのタクシー代が滅茶苦茶かかってしまった。
5/30(sun)
起床した瞬間は頭がガンガン痛かったが、顔を洗って珈琲を飲んだ瞬間に調子が回復。
昨日の「パーカー効果」なのか、むしろ、いつもより身体が軽く羽根が生えたように軽やかに歩きまわっていた1日。
梅森浩一『「クビ!」論』読了。
5/31(mon)
最近少し怒りっぽくなっているので反省。
夜中の1時を過ぎて呑む酒は翌朝に微妙に響くので自制。
息子の誕生プレゼントを物色。