カフェ・モンマルトル

高野雲の雑記帳。音楽・映画・読書・模型。

抹茶パットン/タミヤ1/35アメリカ・M48A3パットン制作記

   

動画もアップしています。

泥汚れが似合う戦車

中学生の時から作ってみたいと思っていたパットン戦車をようやく作りました。

懐かしの箱。

箱の中はこんな感じ。

パーツを並べてみました。

砲身の上のサーチライトのクリアパーツやコードが面倒臭そうですが、まあなんとかなるだろうという気持ちでガンガン作っていきました。

組み立て中。

わりとデカいです。

デカいというか、ボリューム感たっぷり。

サーチライトは、中の鏡面をシルバーに塗るため、先にオキサイドレッドで塗装しています。

で、ひととおり組み立てが終わったタイミングで、サーフェイサーを吹きました。

いつもはマホガニーやブラックのサーフェイサーや缶スプレーを吹いてプラスチックの地肌を塗りつぶすのですが、今回は普通の色(?)のサーフェイサーを吹いてみました。

で、暗めの余った塗料を吹いてシャドウを入れてみます。

これが乾けばいよいよ本塗装です。

掟やぶりの蛍光グリーン

さて、基本色はどんなグリーンにするべきか。

パットンといえば、ベトナム戦争で活躍した戦車です。

ベトナム戦争のパットンといえば、あくまで私の頭の中のイメージですが、オリーブドラブの車体に泥だらけ。

そんなパットンを作ってみたいと昔は考えていたものですが、同じようなイメージを持たれている方も多いようで、多くの作品のパットンって、泥汚れや、ハードなウェザリングの作品が多いんですよね(多いような気がします)。

そうすると、アマノジャクな私のことですから、キレイなパットンを作ってみようと思うわけです。

ということで、キレイ目な塗装で仕上げました。

黒の要素が強いオリーブドラブのカラーではなく(オリーブドラブ=黒+黄)、ブラックな要素を極力排した抹茶色というか、おいしそうな緑色で塗ろうと思ったわけです。

というわけで、AFVでは反則(?!)の、蛍光グリーンを混ぜて塗ってみることにしました。

まず中島系の暗緑色を塗り、乾いたら三菱系の暗緑色をうすく重ねて、日本の海軍機っぽい色にしてみました。

さらに蛍光グリーンを残った暗緑色に混ぜてごくごく薄めた状態で吹き付けて、抹茶っぽい色を表現しました。

なかなか明るくおいしそうな色です。

基本色を塗った後は軽くスミ入れをしただけの「手ぬきフィギュア」を乗せてみました。

現実的にはこんな鮮やかな色はありえんのですが、まあそこは「個人的俺博物館」の展示物だと思えばなんでもありです。

そして、あとはへこんだところにタミヤのマルチブラックや油彩のピーチブラック、あるいはバーントアンバーを流し込み、これらが乾かぬうちに油彩のアイボリーホワイトでドライブラシをかけて完成!

健康的ですらある明るさですね。

油彩のホワイトのメリハリがちょっと強すぎたかもしれません。

砲塔脇の予備履帯(キャタピラ)は、タミヤのスミ入れ塗料のピンクブラウンを使ってみました。

買ってはみたものの、何にどのように使うべきか使い道が閃かなかったのですが、キャタピラの汚しに使ってみたら、なんとなく良い感じになった、いや少なくとも違和感を感じる色味にはならなかったので、ちょっと嬉しいです。

ところどころに油彩のバーントシェンナを加え、オレンジっぽい茶色感も出してみました。

蛍光グリーンを使ったので、もっとテカテカになるのかなと思ったのですが、意外としっとりとした色味になってくれましたね。

キューポラの「のぞき窓」は、Mr.ウェザリングカラーのフィルタ・リキッド シェードブルーを流し込んで胡麻化しました。

サーチライトの中は、タミヤアクリルのガンメタルを塗り、乾いたら水で溶いたクロムシルバー、乾いたら水で溶いたフラットアルミを塗り、ウェザリングカラーのダークブラウンを薄めてスミ入れをしています。

パットンはウェザリングが生える戦車だとずっと思っていたのですが、このようなあまり汚れていないパットンも、それはそれでなかなかなんじゃないかと個人的には思っていますが、どうでしょう?

記:2021/02/23

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