【三文日記】2011年1月

      2018/07/03

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1/1(sat)

女房の実家に行き新年の挨拶。

酒、酒、酒で、身体の内側が微妙に痒い。

帰宅後も酒、酒、眠くなり、早目に寝る。

1/2(sun)

私の実家に行き新年の挨拶。

帰宅後、年賀状の返事を書いたり、テレビをダラダラと観たり。

姫野友美『男はなぜ急に女にフラれるのか?』読了。

1/3(mon)

HPの細かい箇所の手入れと、未発表のファイルをいくつかアップロード。

パスタ500gもりもり喰う。

井坂幸太郎『重力ピエロ』読了。

1/4(tue)

私がベースを手にするキッカケとなった偉大なるベーシスト、ミック・カーンの訃報を受け、とても悲しい気分になる。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが常に流れる唐揚げの美味い飲み屋で若い男子と飲み。

終電逃し、朝まで時間を潰し、ヒンヤリ冷たい空気の中始発で帰宅。

1/5(wed)

ここのところエレクトリックベースの左手のポジションを見なおしている。

せっかくオリジナルの5弦ベースを作ったにもかかわらず、5弦は単なる指置きになっていて、ローE以下の音域を使用する以外はほとんど使っていないことに気がついたからだ。

従来弾き慣れていたフレーズの中に5弦を混ぜることによって、指のポジションや運指がかなり変わるので、一音一音見直す機会になり、なかなか楽しい。

1/6(thu)

数年前に治療した奥歯の詰め物が取れてしまう。

食べるときに気を遣うので、なんだかヘンな感じ。

晩酌は歯をいたわり(?)アルコール度数少なめでマイルドなシーバスリーガルを久々に飲むが、うーむ、やはりこの酒、好みじゃない。

1/7(fri)

東銀座にて『大韓民国1%』の試写会。

丸の内の「バルバッコア」に招待され夕食。

これでもかの肉、肉、肉料理攻撃。

1/8(sat)

前日、酔った身体で、冷たい風が吹きすさぶ夜の丸の内界隈を徘徊したせいか、じゃっかん熱が出た。

体温を測ったら37度4分程度だったので、風邪薬をビールで流し込み、午前中に爆睡したら午後には体温は平常に戻っていた。

息子に勉強を教えたり、基本的な勉強のやり方を教えたり。

1/9(sun)

冷たく乾燥した空気の1日。

三砂ちづる『オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す』読了。

堀田力『おごるな上司!』読了。

1/10(mon)

新宿よりタクシー2メーターほどの場所にひっそりとある、大間直送のマグロの美味い寿司屋で飲み。

辛口なれどフルーティな味わいのある山口の日本酒「東洋美人」とともにマグロ、カキなど。

終電なくなっていたため、同行していた女子大生とタクシーで四谷に移動するも、ジャズ喫茶もピアノのあるバーも閉まっていたので、大人しくそのまま帰宅。

1/11(tue)

何年も聴いていなかったクリフ・ジョーダンとジョン・ギルモアの『ブロウイング・イン・フロム・シカゴ』をヘヴィローテーション中。

ジョン・ギルモアのテナーが素晴らしすぎ。

小林公夫『「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法』読了。

1/12(wed)

実家で昼飯。

書店で息子用のドリルを買う。

山田弘『センター英語で大逆転できる本』読了。

1/13(thu)

ベースを始めて以来、いまだに演奏時のストラップの高さに悩んでいる。

少し上げては、また下げ、下げたかと思えば極端に上げ、またパンクロッカーよろしく股間の下まで下げてみたりと、何年経っても試行錯誤は尽きない。

津田秀樹『センター試験(秘)裏ワザ大全 国語 2007年度版』読了。

1/14(fri)

漫喫で漫画を満喫。

『新サラリーマン金太郎』4~5巻、『夜王』16~19巻読了。

嗚呼、ジャンプ世代。

1/15(sat)

昨日より引き続き、漫喫で漫画を満喫。

『夜王』20~29巻読了。

近所の美容院で思い切り短くカットしてもらう。

1/16(sun)

言っても分からない、というか世界観のスケールの違う相手に、どう言葉を尽くして説明しても、伝わらないものは伝わらないものだと思う。

寒い部屋に2時間半ほどいたため風邪を引いた手ごたえを感じる。

こういう日はビールが不味い。

1/17(mon)

朝熱を測ると39度。

昼は38度、夜は再び39度。

一日中布団の中。

1/18(tue)

近所の内科でインフルエンザのA型と診断される。

病院や薬局での隔離された扱いは、まるでエンガチョされているような気分。

終日布団の中。

1/19(wed)

昨日の薬で、ほぼインフルエンザは退治された感触はあるが熱は相変わらず38度続き。

寝たいが、寝ると身体が痛いので、横になるのがいい加減嫌になってくる。

晴れた日が続いているので、毎日、干した布団の中に入り込む瞬間だけが幸せ。

1/20(thu)

寝ていると、寝ている微妙な向きや角度によって、身体が痛かったり気だるい気分が変わってくる。

したがって、寝る角度、向きによって「れい奈」「美咲」「詩織」「絵梨」などと名前をつけ、少しでも苦痛を和らげようという試み。

面白いことに、名前をつけた角度ごとに、名前をつけた女の子が夢に登場するので、いくぶんか寝る苦痛が和らいだ。

1/21(fri)

終日自宅で安静。

安静にするための方便として作りかけだったガンプラ、シャア専用ドムのマスターグレードの残りの部品を組み立て始める。

下塗り塗装までこぎつけた。

1/22(sat)

1/100ドムの下塗りから少しずつ明度を上げた塗装を行う。

ガンプラやマシーネン・クリーガーの個人ブログをめぐっているうちに1日が過ぎる。

プラモ制作日記的な内容のブログは、書き手は制作者でもあるので、ただイイ・悪いの感想だけに終始している音楽系サイトに多い書き手よりも、作り手の苦労や喜びを身体で知っている人たちが多いためか、面白く読み出のあるものが多い。

1/23(sun)

このホームページのJAZZコーナーのインデックス代わりになるブログを立ちあげてみる。

このページでのジャズマン、アルバム名は欧文表記なので、初心者には、カタカナ表記の目次があっても良いのではないかという思いが常々あったため。

村上龍『恋愛の格差』読了。

1/24(mon)

メルマガのバックアップが、なぜか0号から800号あたりまでが消失してしまっていたので、まぐまぐの過去ログにアクセスし、過去に投稿した原稿を保存する作業を始めるが、単調かつダラダラと時間ばかり喰う作業なので、100号あたりで断念。

それにしても、「塵も積もれば」とは言うが、過去に書いてきた自分のテキストを読んでいると、よくもまあ飽きることなく、これだけの量を書き散らかしてきたなと呆れる。

河合隼雄、立花隆、谷川俊太郎『読む力・聴く力』読了。

1/25(tue)

息子が熱を出したため、近所の内科に連れてゆく。

検査の結果、インフルエンザではなく、風邪だった。

ハリソン・フォード主演の『フランティック』を観る。

1/26(wed)

右奥歯が痛く、それと連動して右耳も痛い。

さらに、そこから連動して右まぶたの裏もなんだか気だるい感じ。

金原ひとみ『アッシュベイビー』読了。

1/27(thu)

先日詰め物が取れた奥歯は、水を飲むとかなりしみてくるのだが、歯医者行く時間ないので無視。

無視しつつも、やはり食事のときは気を使うので、食べるのが面倒臭いというか、あまり食欲がない。

ついでに、ビールもあまり旨く感じなく、戸棚に入れていたシーバスやジョニー・ウォーカーも試してみるが、結果は同じで旨く感じない。

1/28(fri)

奥歯の痛み、というより冷たいものを飲むときや、食事のときに気遣う神経がいいかげん疲れてきたので、仕方なく歯医者に行き治療。

かなり深いところまで虫歯が浸食していたので、麻酔を使用した長時間治療、奥歯の神経も抜く。

麻酔が切れたときには、なにかに夢中になっていたほうが気がまぎれるだろうと思い、秋葉原に行き、ガンプラHGUCのアッガイを購入、帰宅後、無塗装で完成させる。

1/29(sat)

昨日作ったずんぐりむっくり体型のアッガイの反動で、本日は細長い体型のプラモを作ろうと思い立ち、押入れの中で眠っていたエヴァ初号機を無塗装(ただしシール、デカールは貼った)で完成させる。

息子と秋葉原に行き、再びヨドバシカメラ6Fでガンプラをいくつか購入。

息子のリクエストでメイドカフェに行くことになるが、メイドカフェ初体験者にはチェーン店展開しているもっともステレオタイプというかオーソドックスな店舗が良かろうと判断し「めいどりーみん」に連れていき、オーダーのときのリアクションや掛け声を聞いた息子は「ほんとーに“萌え”っていうんだ」と笑い驚き、メイドさんと戦隊モノの話をしたりしていた。

1/30(sun)

なんだかんだで、大河ドラマの『江』は、大好きな上野樹里が主演ということで毎週観ているが、意外と面白く、細かいところのツッコミどころは気にせずに抵抗感なくサクサク観れる。

過去の大河ドラマの中では、観ている時間が一番短く感じられるのは、おそらく面白い・面白くないということ以上に、必要以上の重厚さが取り払われ、むしろ軽いタッチで描かれていることと、軽妙な編集ワークの賜物なのかもしれない。

かつおとまぐろの刺身と麦酒の夕食。

1/31(tue)

実家に遊びに行き、昼飯をご馳走になると同時に、親父が使っていたイタリア製のネクタイのお古をたくさんもらって帰る。

腹の調子が微妙に悪く、下痢気味。

南淵明宏『ブラックジャックになりたい君へ』読了。

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