【三文日記】2018年6月
2024/07/01
6/1 (fri)
梅雨入り前のカラッと乾燥した心地よい陽気の一日で、ベランダのがじゅじゅ(ガジュ樹)も心なしか御機嫌な模様。
役所広司、アヤカ・ウィルソン、土屋アンナ、阿部サダヲの『パコと魔法の絵本』(監督:中島哲也)を観る。
夢枕獏の『シナン(下)』読了。
6/2 (sat)
玉木宏、高梨臨、木村文乃、東出昌大、本田翼の『すべては君に逢えたから』(監督:本木克英)を観る。
昨日に引き続き良い天気なので、晩飯は息子と近所の居酒屋。
酒井とし夫『心理マーケティング100の法則』(日本能率協会マネジメントセンター)読了。
6/3 (sun)
原田知世、高柳良一、尾美としのりの『時をかける少女』(監督:大林宣彦)を観た後、仲里依紗、中尾明慶、安田成美の『時をかける少女』(監督:谷口正晃)を観る。
原田知世バージョンの後に、仲里依紗のバージョンを観ると、原田知世バージョンの続編としても観ることが出来、仲里依紗バージョンは「時をかけた少女」の娘が「時をかける」ストーリーとして楽しむことが出来た。
近所の居酒屋で息子と晩飯。
6/4 (mon)
先日、ガルマ・ザビ専用ザクが完成したが、たまには成形色を活かし、ウェザリングを控えめにしたガンプラ作りも良いものだ。
菅原文太、市原悦子、田中邦衛の『木枯し紋次郎 関わりござんせん』(監督:中島貞夫)を観る。
晩飯は自分専用・スパイス&野菜たっぷり海老カレーを3人前作って、結局全部平らげる。
6/5 (tue)
グリムゲルデの素組み完成。
HGUCのシャア専用ゲルググの制作開始⇒素組み完了。
昨日作った自分用カレーとはまた違うアプローチで自分用カレーを作るが、先日のバージョンのほうが旨かったな。
6/6 (wed)
薬師丸ひろ子、真田広之、夏木マリ、京本政樹の『里見八犬伝』(監督:深作欣二)を観る。
萬屋錦之介、松方弘樹,、千葉真一、三船敏郎の『柳生一族の陰謀』(監督:深作欣二)を観る。
傘をさすほどではないんだけれど、ささないと結構濡れてしまうという中途半端な雨の一日。
6/7 (thu)
ゲルググやグリムゲルデをいじくりながら、中村錦之助、月形龍之介、岡田英次、佐久間良子の『独眼竜政宗』(監督:河野寿一)を観る。
バーボンソーダとともに和風パスタ、トロサーモン寿司とサラダを食べながら、『モンテクリスト伯』を観る。
バーボンロックとともにソフトせんべいを食べながら般若がニガリに敗れた先日の『フリースタイルダンジョン』を観る。
6/8 (fri)
プラモ屋のスケールモデル、とくにAFVコーナーを物色していると、昔なつかしタミヤのキットの多くが値上がりしていて驚き、というか浦島太郎状態。
昔は500円という廉価なわりには部品の数が多く、組み立てながら複雑な形状を楽しめたドイツの装甲車偵察車Sd.Kfz.222が、今は1800円ぐらいするんだからね。
どんだけ昔の話やねん?って感じはするけど、時代と価格が変われど、昔と変わらぬパッケージのイラストのままなのは嬉しいね。
6/9 (sat)
高倉健、八千草薫、村田英雄、藤山寛美、鶴田浩二の『日本侠客伝 浪花篇』(監督:マキノ雅弘)を観る。
FOXネットワークスの『日本軍の極秘潜水艦』を観る。
伊-400を作りたくなってしまったではないか。
6/10 (sun)
竜星涼、丸山敦史、斉藤秀翼、金城大和、塩野瑛久の『俺たち賞金稼ぎ団』(監督:坂本浩一)を観る。
戦隊モノを熱心にチェックしていない人が観たら、なんじゃこりゃ的な東映HERO NEXTでありました。
小雨と高めの湿度の日で、こういう日はあまりプラモの塗装には不向きなんだけど、エヴァの関節部などの細かなところをチマチマと芋焼酎を飲みながら塗り塗りした。
break
6/11 (mon)
菅田将暉、竹内涼真、志尊淳、永野芽郁の『帝一の國』(監督:永井聡)を観る。
いま永野芽郁の連ドラ『半分、青い。』で注目の志尊淳も出とりますじゃないでっか。
志尊淳といえば、姪が『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ1号を演じていた頃、彼のことをかっこいい、優しそう、好きじゃ、好きじゃと言うとりましたけん。
6/12 (tue)
床に積み上げられて、いつのまにか壁になりつつある本群を古本屋に売りに行く。
タミヤのコマツブルドーザーG40を作り始める。
夢枕獏『シナン』を読了。
>>シナン/夢枕獏
6/13 (wed)
寝室の電球を取り換える。
FOXネットワークスの『解体!F-4ファントム戦闘機』、高倉健、田中裕子、夏八木勲、小澤征悦の『ホタル』(監督:降旗康男)を観る。
川北義則『「孤独」が一流の男をつくる』(祥伝社黄金文庫)読了。
6/14 (thu)
近所のホビーショップでラッカー系の焼鉄色を買う。
この色は、ラッカー系にしろ水性にしろマホガニーや艦底色とともに減りの早い塗料で、料理でいえばダシみたいなものなのかもしれない。
『モンテクリスト伯』の最終回2時間スペシャルを観る。
6/15 (fri)
コマツブルドーザーG40の組み立て完了。
FOXネットワークスの『恐怖のナチス潜水艦 U-166の記憶』(監督:Kirk Wolfinger)を観る。
『アドルフ・ヒトラー 帝国を築くまで』(監督:Isabelle Clarke)を観る。
6/16 (sat)
ダイソンの掃除機のフィルター、重曹を入れたぬるま湯に浸けて定期的に洗浄してはいるんだけど、だんだん臭くなるサイクルが早くなってきているので、そろそろ取り換え時かな。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
茂木健一郎・著、井上智陽・イラスト『結果を出せる人の脳の習慣』(廣済堂出版)読了。
6/17 (sun)
FOXネットワークスの『イエス・キリストと7つの謎』(監督:Samir Shah)を観る。
今日のiTunesのランダム選曲は、パウエルやパーキンスやパーランやプレヴィンなどの《イット・クッド・ハップン・トゥ・ユー》がやけに多く、そういう偶然のようなことって、これを読んでいるあなたの身にもイット・クッド・ハップン・トゥ・ユーなことって少なくないんじゃないかと思う。
三戸政和『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい~人生100年時代の個人M&A入門』(講談社+α新書)読了。
6/18 (mon)
『過保護のカホコ』の1話、3話、7話、10話を観直す。
理由は、特にないのだけど、現在録画中の『68歳の新入社員』で草刈正雄の上司役とカホコ役の高畑充希の演技のギャップを楽しもうと思ったため。
ガルバルディβの組み立て順調、おそらく翌日には完成するでしょう。
6/19 (tue)
HGガルバルディβ完成。
組み立てやすく非の打ち所もない上にお値段安めとなかなかコスパに優れていながらも、特筆すべきことも特にない、いわゆる全ての平均値を万遍なく満たしている普通のキットでした。
高畑充希と草刈正雄のドラマスペシャル『68歳の新入社員』を観るが、28歳で新規事業開発担当のリーダーを任されている役を演じる高畑充希は、『過保護のカホコ』の時よりも声が1オクターブ低い、というよりも、カホコの時がオクターブ高い声で幼さを演じていたんだろうね、やっぱり声と表情で印象をコントロールする術を身につけているか否かが役者と非役者の境界線なんだろうが、逆に言えばべつに俳優じゃない一般人でもこの術を身につけておけば、日常生活の中で不要なトラブルを避けることも出来るだろうし、ポジティブに用いれば予想外の恩恵に預かることも出来るわけで、それを自覚的か無意識なのかは定かではないけれども、うちの息子なんかは、子どもの頃から目上の人や友人、女の子など多くの人々を手玉に取り(?)、オイシイ思いをし続けているわけで、努力をすることなく、また努力の痕跡を漂わせることなく自然と表情豊かに人と接し、短時間で相手の胸襟を開かせるムードを持っている人は、さだまさしの「娘は器量が良いというだけで幸せの半分を手にしている」ではないが、器量がよくなくとも「幸せの半分」を手にしているような気がする。
6/20 (wed)
久々にケニー・ドーハムの『トランペット・トッカータ』を聴くが、複雑な陰影を見せる鉛色のドーハムペットは、やっぱりいいね、昔から大好き。
FOXネットワークスの『21世紀の最新鋭艦』(監督:Craig Piligian)を観る。
野田サトル『ゴールデンカムイ 14』読了。
6/21 (thu)
先日、吉野家で新メニューの鶏すき丼を食べてみたら、思ったほどではなくイマイチだった。
このイマイチというストレスを引きずったまま夜になり朝を迎えたので、このモヤモヤ感を解消すべく、朝は再び吉野家で麦とろ牛皿御膳を食べるが、これはたまに食べるとおいしいね、並だったらトリプルくらいはいけそう。
BBCワールドワイドジャパンの『シャチ~優しい殺し屋~』(監督:クリス・コール)を観る。
6/22 (fri)
ホビーショップで塗料を何瓶か購入。
こうしていつもプラモ屋さんに行くたびに、その時の気分で気軽に塗料を2~3瓶買うんだけど、家に帰るとまだ在庫があることに気がつくことが少なくないんだよな。
綾野剛、中村獅童、YOUNG DAISの『日本で一番悪い奴ら』(監督:白石和彌)を観る。
6/23 (sat)
オルタネイトテイクが入っているコンプリート編集のものか輸入盤にしか収録されていないんだけれど、『カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ vol.1』で、ダグ・ワトキンスがベースで奏でる《ホワッツ・ニュー》がとても心に染み入り良い感じなんですよ。
イントロをつけるホレス・シルヴァーのピアノも可愛らしく、熱い演奏の合間のほっと一息つくために設けられたであろう素敵な4分30秒、これはもっと色々な人に聴いて欲しいと思っている。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
6/24 (sun)
福田沙紀、金子昇、大城優紀の『私はヒーローそれともヴィラン?よみがえれ勝連城』(監督:杉山嘉一)を観る。
何度もこのサイトで感想を書いているチャールス・ミンガス『直立猿人』のラストナンバー《ラヴ・チャント》なんだけど、これ、聴けば聴くほどモード曲じゃないのにモード的アプローチを前提とした曲の枠組みが形成されているところが魅力で、だからこそより一層ミンガス流のメランコリックなムードをある意味強制的にマクリーンやモンテローズが形成させざるを得ない「下地」を周到にミンガスが準備していたに違いないと思いながら聴くと、これまた興味深く聴きなおせるんだよね。
それなのに、マクリーンは、少し畏まりつつもやっぱりいつものジャッキー・マクリーンなところも興味深く、ジャズマン本来の持ち味と少しだけ違う方向にディレクションをすることで異なる新たな表現を引き出しつつも、個性を殺すまでにはいたらないという絶妙な采配っぷりは、マイルスと共通するところがあり、やはりミンガスはベーシストとしても凄い音を出す人ではあるが、バンドリーダーとしての評価が高いのは、そのあたりにあるのだろうと考えている。
6/25 (mon)
蔵下穂波、照屋政雄、余貴美子の『ホテル・ハイビスカス』(監督:中江裕司)を観る。
松山ケンイチ、大野いと、大杉漣、伊勢谷友介の『天の茶助』(監督:SABU)を観る。
久々にキップ・ハンラハンの『テンダネス』を聴くが、プラモを塗ってる筆が止まるほどに聴きいってしまうほどの音の吸引力、凄い。
6/26 (tue)
HGBDの煌・ギラーガを組み立てているが、カッコ良さとは裏腹に、なんだか作っている最中の気分がのらないんだよなぁ、なぜなんだろう、それはきっと予想以上に部品が多くて面倒な気分に傾いているからに違いない。
宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョーの『湯をわかすほどの熱い愛』(監督:中野量太)を観る。
晩飯は近所の居酒屋にて。
6/27 (wed)
松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこの『モヒカン故郷に帰る』(監督:沖田修一)を観る。
馬場ふみか、柳英里紗、平松可奈子の『黒い暴動』(監督:宇賀那健一)を観る。
晩飯は息子と近所の居酒屋。
6/28 (thu)
晩飯は冷凍食品の餃子にトライ。
たまに冷凍食品の餃子にトライしてみるけど、うまく焼けない、うまく焦げ目をつけられない、おまけにあまり旨くないという三拍子で、やっぱり安さが魅力の王将の餃子をもりもり何十皿もビールとともに平らげたいと思うのだけれど、近所に王将ないんだよね。
世間はワールドカップで盛り上がっているようですが、あっしには関わりのないことでござんす。
6/29 (fri)
『孤独のグルメ Season7』の最終回を観ていたら、松重豊が締めていたジバンシーの青色のネクタイは、私が愛用しているものと同じだった。
それにしてもシブヤのニラ玉定食、食べたくなるねぇ。
ビートたけし、新井浩文、鈴木京香、田畑智子、オダギリジョーの『パッチギ』(監督:崔洋一)を観る。
6/30 (sat)
塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカ、小出恵介、オダギリジョーの『パッチギ!』(監督:井筒和幸)を観る。
《イムジン河》を聴くと反射的に姉妹曲の《悲しくてやりきれない》を聴きたくなるんだけど、もちろんアッコちゃのバージョンのほうなのである。
田中克自『田中克自流飛行機模型筆塗り塗装術』読了。