雑想 2019年10月
2024/03/20
カサンドラナイト。すんごいメンツのすんごい演奏!
ウディ・ショウの隠れ名作!
なんと、ハロルド・ヴィックがテナーサックスのみならずフルートでも参加していることもかなり珍しいといえば珍しいのだけれども、
以下のメンツを見て、ジャズ心が疼きまくって涎が垂れなきゃ嘘っしょ!?ってぐらい豪華なメンツなのであります。
テナーサックスにはもう一人、
ジョー・ヘンダーソン!
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ピアノは、ハービー・ハンコックだったり、ジョージ・ケイブルスだったり、ラリー・ヤングだったりと。
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ベースは、ポール・チェンバースが参加しているナンバーもあれば、セシル・マクビーが参加している曲もある!
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それに、ドラムスがジョー・チェンバースでしょ?!
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新進気鋭のメンバー(当時)ばかりじゃないですか?!
チェンバースは、まあベテランの域でしょうけど。
それに、ジョー・ヘンダーソンの代表的アルバムの目玉ナンバーの《テトラゴン》も演奏されているし、もう、なんというか、言うことなしのスンゴい音源なのであります。
エニグマ 売人
ブルーノートに録音されたマイルス・デイヴィスのバラードに、J.J.ジョンソン作曲の《エニグマ》という曲がある。
まるで、昔の海外の映画のラストを飾るような切ないムードたっぷりのメロディ、そしてマイルスのオープントランペットなのだが、なんと彼が切なさたっぷりのトランペットを吹いている間、スタジオ内の録音ブースでは、ひと悶着があったという。
それは、マイルスにヤクを売りつけていた売人がスタジオまでやってきて、それを追い出そうとするアルフレッド・ライオンと、出ていこうとしない売人との小競り合いがあったとのこと。
そんな様子を見ながら、マイルスは伸びやかで悲しいトランペットを吹いていたのだろうか。
はぁ~、人生ってセツナイなぁ、なんて思いながら。
濃厚ハードバップ汁がしたたるデイヴ・ベイリーの『ゲッティン・イントゥ・サムシング』
デイヴ・ベイリーの『ゲッティン・イントゥ・サムシング』は、ハードバップ好きにとっては、たまらなく「おいしい音」が凝縮されているアルバムですね。
チャーリー・ラウズにホレス・パーラン。
クラーク・テリーにカーティス・フラー。
パーソネルの名前だけでも、ハードバップ好きにとってみれば、涎が出るほどオイシい顔ぶれといえましょう。
乗りまくっている頃の彼ら(特にパーランは『アス・スリー』を録音した時期ですからね)をピッシリ締めるデイヴ・ベイリーのドラムも溌剌としています。
どこをどう切っても「ジャズ!」としか言いようがない、黒い肉汁がしたたる音が続くのであります。
スタジオでのセッションフォトを、写真によってはわざと縦に配置したりしているジャケットのレイアウトも、なかなか「聴きたい欲」をそそってくれます。
シャウト・トゥ・ザ・トップ スタイル・カウンシル
この映像、何度みたことだろう。
少なくとも100回は観ているな。
なんの変哲もない演奏風景、かつ簡素な映像なんだけど(ベースいないし♪)でも、CD音源(カフェブリュ)で聴くよりも、こちらの映像を見ながらのほうが何倍も「気分」が出る不思議さ。
アルト好きにはたまらない!『DO JAZZ! ALTOS』
ごらんのとおり、面子と曲目を見れば、アルトサックス好きにとっては「たまらん!」なジャズマンと曲目のオンパレード!
アーニー・ヘンリーやディック・ジョンソンなど通好みなアルト吹きの演奏もさりげなく織り交ぜているところが粋ですね。
▼収録ナンバー
1. レベッカ(リー・コニッツ)
2. ビー・マイ・ラヴ(フィル・ウッズ)
3. センチメンタル・ジャーニー(ジャッキー・マクリーン)
4. ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(アート・ペッパー)
5. アイヴ・ガット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング(アーニー・ヘンリー)
6. ステラ・バイ・スターライト(ディック・ジョンソン)
7. ラフ!クラウン!ラフ!(ベニー・カーター)
8. ワルツ・フォー・デビイ(キャノンボール・アダレイ)
9. 今宵の君は(エリック・ドルフィー)
10. スマイル(ソニー・クリス)
ジョー・パスが語るチャーリー・クリスチャン
チャーリ・クリスチャンのプレイがベニー・グッドマンのフレージングに通じていることだ。彼のギターはホーン・ライクに聴こえる。最初はサックス奏者かトランペッターのソロを自分のプレイに重ねているのかと思っていた。ところがこのアルバムに収録されたソロをひとつずつ分析していくと、コード・チェンジの繋ぎ部分や循環コードにおける音の流れがグッドマンのフレージングと非常に似ていることがわかった。(ジョー・パス)
小川隆夫『ジャズマンはこう聴いた!珠玉のJAZZ名盤100』より
言われてみれば、たしかに!
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怒り 腰痛
最近、本当に思うのですが、自分がこの世に生まれてきた最大の理由は、ある修行をするためだと思うんですよね。
何の修行かというと、怒りを鎮めるための修行。
正直、前世とか来世とかあるかどうかはわかりませんが、比較的若い頃から自分にそう言い聞かせることによって、ある程度は怒りを鎮静化させてきました。
とはいえ、現在の私は、まだまだ瞬間湯沸かし器なところがあります。
よく怒りを覚えたら、6秒か7秒数えろといいますけど、そんなもんんじゃない。
どなたかが、「怒るまで3日待て」と言っていた(書いていた?)のを思い出したのですが、そういえば、3日待てば、いったい自分は何のために怒っているのかすら忘れてしまう。
その境地になりたいですわ、本当に。
とにかく、怒りを覚えたら、それを表明するまで、とにもかくにも3日は待つようにしようと頑張ろう。
アニメの一休さんのCM前の一コマに、「あわてない、あわてない、一休み、一休み」と、一休さんが言うセリフがあります。
これを自分に置き換えると、
「怒らない、怒らない、一休み、一休み」
ですね。
とにかく、怒りをぶちまける前には、一休み、一休みと、ひと呼吸を置くことが大切だと思うようにします。
これが、一番の腰痛対策かもしれない。
怒りが多い時期ほど、腰が痛くなるし、とほほ、なんですよ。
いやほんと、私が腰痛で悩む時期って、今振り返ってみると、いろいろな物事や人に対して複数の怒りを抱えている時が多いんですよね。
怒りと腰痛は(あくまで私の中では)関係があるのかもしれない。
腰が痛くなりたくなければ、まずは怒りを抑える、というか、怒りの状態に持っていかない人間関係と環境構築が必要、ということなのでしょうね。