雑想 2020年9月

2022-02-20

熱血グリフィンライヴ2枚組が新登場!

バイタリティあふれるテナーサックス奏者、ジョニー・グリフィン。

デンマークでもエネルギッシュなブロウを放つ!

ぶりぶりグリフィン。
ぐんぐんグリフィン。

渡欧後のグリフィンが、おなじみ「カフェモンマルトル」で繰り広げたライブ音源が『ハッシャ・バイ~コンプリート・モンマルトル・セッションズ』です。

レコードでは3枚に分散収録されていたものが、2枚組のCDに凝縮されて発売されました。

時は1967年3月。

リズムセクションは、これまたおなじみのケニー・ドリュー、ニールス・ペデルセン、アルバート・ヒースのピアノトリオ。

この勢い、もう誰にもとめられないというくらい、ぶいぶい吹きまくるグリフィンのパワーを浴びれば、日常生活の瑣末な出来事など吹き飛んでしまうこと間違いなしです。

モンクとファイヴスポットで演奏してた『イン・アクション』の《リズマニング》が好きな私としては、やっぱり《リズマニング》から聴いてしまう。

別テイクも収録されているしね。

こういうオーソドックスなコード進行(「B♭循環」といわれる《アイ・ガット・リズム》のコード進行)の上でこそ、グリフィンのモリモリパワーがストレートに伝わってきます。

豪快テナーサックス好きならば、最近再発されたデクスター・ゴードンの『モンマルトル・コレクション』とともに持っておきたい逸品です。

スタンリー・ジョーダンのタッピング奏法

スタンリー・ジョーダンは、タッピング奏法で一躍注目を浴びたギタリストだ。

多くのリスナーを驚かせたのが、彼のタッピング奏法。

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ピックで弦を弾かず、
ギターの指板の上から指で押弦する奏法だ。

タッピングは、主にヘヴィメタ系のギタリストが用いることの多いギターの奏法だが、
彼は、ロック系のギタリストがこの奏法で演奏していることを知らなかったという。

ジョーダンはギターに転向する前はピアノを弾いており、ピアノの奏法をギターに移植したらどうなるのかを研究、練習していたという。

その成果が、曲の最初から最後までオール・タッピングという奏法。

1984年、ニューヨークにて行われたクール・ジャズ・フェスティヴァルで、
ウイントン・マルサリス・グループの前座で彼ははじめてこのプレイを披露し、一躍注目を集めた。

そして、すぐに新生ブルーノートの専属アーティストとなったのだ。

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ジーン・クルーパはハスキー・ヴォイスがお好き?

(ジーン・クルーパの功績の第2は、)白人歌手として無名のアニタ・オデイを発掘してきて、アメリカ最大歌手の一人に仕立てたことでありましょう。アニタ・オデイは、柊二、最もマイクに不向きと思われていた、しわがれ声(ハスキー・ヴォイス)の持ち主でしたが、クルーパの指導と登用によって大人気を得、後年、ジューン・クリスティ、クリス・コナー、ヘレン・メリルといったハスキー・ヴォイスの持ち主のために道を開いたのであります。(油井正一『ジャズの歴史』より)

キャバ嬢同伴ジャズライブ

いくら、あなたがジャズマニアで、ジャズの知識を披露しようという下心などが働くからといって、キャバクラ嬢を連れての同伴出勤の場所は、狭いジャズクラブは選ばないほうが賢明。

以前、某ジャズのライブハウスに行った際、隣のテーブルには同伴出勤とおぼしきサラリーマンと、どうみても水商売風の若い女の子がいた。

ベースとギターのデュオなので、音量は低い。
というか、このフォーマットは、演奏中の私語はすごくよく店内に響く。

演奏がはじまった途端、キャバ嬢とおぼしき女の子が、
「あ、あたし、こーゆーの好きかも!」
演奏中盤では、
「こーゆーの、ムードあっていいね!」

もう、その声が店内に響き渡って、聞きたくなくても聞こえてしまうのだった。

ジャズ通とおぼしきサラリーマンは、周囲からの視線にバツが悪そうにしていた。

やはり、キャバ嬢同伴での店は、にぎやかな店のほうが良いにこしたことはないと思う。

Lee Konitz Satori

Satori。
悟り。

なにやら、宗教めいたものを感じてしまうし、辛気臭い内容を勝手に先入観でもってしまいそうだが、じつはスタンダード多めの聴きやすい内容のアルバムでもある。

ピアノはマーシャル・ソラールで、ベースがデイヴ・ホランド、ドラムスがジャック・ディジョネット。

▼収録曲
1. Just Friends
2. On Green Dolphin Street
3. Satori
4. Sometime Ago
5. What’s New
6. Hymn
7. Free Blues

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トミフラに駄盤なし

トミー・フラナガンに駄盤なし!だと思う。と同時に、彼がサイドマンをやっているものにも駄盤は少ないと思う。

それだけ、彼のピアノ力、というよりも音学力は優れているのだろう。

これは1996年に録音されたトミフラのリーダー作。
タイトルナンバーが良い。

しっとりとしながらも確かな存在感あふれるピアノ。
決して過剰な自己主張をしないが、それでいてきちんと説得力を音に持たせているところが素晴らしい。

ピーター・ワシントンのベースもルイス・ナッシュのドラミングも手堅くトミフラをサポート。
これは長く聴ける盤だ。

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