【三文日記】2021年2月
2024/06/06
2/1 (mon)
税務署に確定申告の書類を提出した後、『鬼滅の刃』を3回以上劇場に観に行っているという大正時代大好き女子と、MX4Dバージョンの『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観に行く。
べつのこのシーンでは無理して座席をガタゴト揺らさんでもいいんでは?と感じる箇所も無きにしもあらずだったし、顔にシュッとかけられる水は、なんとなくホームレスがたむろしている鉄道の高架下のような汗&垢くさい風呂にはいっていない人の衣服の匂いがしたりと、まあ、あんまり期待したほどではなかったけど、映画のテーマや内容によっては、このようなギミックがバッチリとハマる作品もあるんだろうけど、残念ながら『鬼滅』の場合は我妻善逸の雷の呼吸壱ノ型・霹靂一閃の時など、必殺技が繰り出される時のピカピカ以外はあまりMX4Dの必然性を感じなかったんだけど、たまたまファーストデイで安かったからまあいいか。
晩飯は近所の居酒屋にて、肉も魚も野菜も喰いまくり宵の口で眠くなってしまったという。
2/2 (tue)
タミヤの1/35 JS-3スターリン3型が完成した。
西島秀俊、佐々木蔵之介の『空母いぶき』(監督:若松節朗)を観るが、なんちゅうか腰くだけ。
晩飯は息子と近所の居酒屋にて。
2/3 (wed)
組みあがったタミヤのアップガンシードラゴンをラッカー系塗料で塗装してみるが、最初に思い描いていたイメージとは異なる風合いになってしまったため、もう少し退色して表面がガビガビした感じを出すために、後日水溶きアクリルで再塗装をしてみようと思う。
晩飯は白菜まるまる一個ぶんのキムチ鍋。
ブロックヘッドのプラモ完成動画をサクッと作ってアップしてみた。
2/4 (thu)
テレ東の『ゲキカラドウ』を何とはなしに第一話から見ているが、ストーリーや登場人物には何の興味もないかわりに、毎週登場する激辛メニューが食欲をそそりまくりますな。
特に今回のキャバ嬢御用達の激辛お好み焼き、これちょっとチャレンジしてみたくなるよね、自宅でもできそうだし。
立川談慶『ビジネスエリートがなぜか身につけている 教養としての落語』(サンマーク出版)読了。
2/5 (fri)
整体院で肩の筋肉ほぐしをするが、前回と比較すると、ほんの少しだけ腕の可動域が広がったような気がする。
タミヤ1/35クルッププロッツェ(クルップL2H143)の3.7cm対戦車砲牽引型を組み立てはじめる。
きなこラスクが期待していたよりもかなり旨かった。
2/6 (sat)
『ヴォイス』の制作チームによるドラマ、『レッドアイズ』には、犯人だったりDV夫だったりと「悪役」のキャスティングが、輪入道、般若、呂布カルマと、かつての『フリースタイルダンジョン』に登場したモンスター(あるいはラスボス)を積極的に起用しておりますね。
そういえば『ヴォイス』にも般若が登場していたし、これらドラマの系列ではないけれども、クリーピーナッツのR-指定は、『危険なヴィーナス』では妻夫木聡のお父さん役、『閻魔堂沙羅の推理奇譚 』ではコスい小悪党の役として登場していたことからも、最近のドラマは「フリースタイルダンジョン」のレギュラー出演者たちの進出が目立っている。
強襲揚陸兵車のアップガンシードラゴンが完成した。
2/7 (sun)
そういえば、数年前まではAIのことは「AI 人工知能」と表記されているものが多かったが、最近では「AI」の2文字表記になっているような気がする。
そういえば、先日『ジャズ批評』の2020年マイベストアルバムのゲラが届きチェックをしたが、いつも自分が書いた文字が誌面としてレイアウトされたものを見るのは妙な気分になるのはどうしたことか、自分が書いたものが活字化された嬉しさで何度も何度も見直したり、書店に行くたびに自分のページを眺めて嬉しい気分にひたっていたのは学生時代までで、それ以降はそのような感覚が麻痺してしまっているのか、それとも職業病なのか、淡々と他人が書いた文字を確認しているような気分、あるいは「自分の残骸」に接しているような気分にしかなれない(それは模型も同様で、作っているときは夢中になるのだが、完成してしまうと途端にいらなくなり、だからすぐにヤフオクに出品してしまうのかもしれない)。
樺沢紫苑『学び効率が最大化するインプット大全』 (サンクチュアリ出版)読了。
2/8 (mon)
タミヤの1/35クルッププロッツェの組み立て、いくつかの部品を破損しつつなんとか完了、やっぱり自分は細かな部品が多いジープ系(ソフトスキン)が苦手で、ロシアのKVやキング(ヤクト)タイガー(パンサー)のように細かな部品の数が少なく、のっぺりとした巨大な戦車作りの方が性に合っているようだ。
晩飯は近所の居酒屋にて。
朝日新聞将棋取材班『藤井聡太のいる時代』(朝日新聞出版)読了。
2/9 (tue)
整体院に行き、肩の奥の筋肉に電気ビリビリ、そして腰から下までマッサージ、この治療を数カ月の間、週2ペースで続けていると「痛い」も「痛気持ち良い」に変わってくるものだが、早く右肩奥のコリから解放されたい。
晩飯(いや、昼飯だな)は、近所の居酒屋にて。
ラッカー系で基本塗装、アクリル系で部分塗装、油彩でウェザリングをし、クルッププロッツェと3.7cm対戦車砲が完成した。
2/10 (wed)
タミヤの1/35パットン中戦車の足回りまで組み立てる。
晩飯は息子と『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』を観ながら鍋。
暖かくはないが、寒さが染みてこない比較的過ごしやすい陽気の一日だった。
break
2/11 (thu)
ビル・エヴァンスの《グロリアズ・ステップ》のいくつかのヴァージョンと、坂本龍一の《ライオット・イン・ラゴス》のいくつかのヴァージョンを交互に聴くと気持ちが良いので交互に聴きながらゴロゴロ芋焼酎。
晩飯は『南極料理人』を観ながらおでん。
この映画は地味に面白いので、既に5回以上は観ているんだけれども、今回気が付いたことは、堺雅人の娘役のちょっと生意気な女の子、最近どこかで見たなと思ったら、そうそう『親バカ青春白書』や『共演NG』で存在感を放っていた小野花梨だったのね、大人になっても存在感放ちまくりだなぁ。
2/12 (fri)
来月から16年ぶり(!!)に『ドラゴン桜』が日曜ドラマで放映されるようだえが、阿部寛以外、キャストが発表されておらず、かつての卒業生としてガッキーやヤマピーや長澤まさみが出るのか出ないのかと色々と予想している人も少なくないようだけれども、考えてみればドラマ版『ドラゴン桜』の生徒って、上記3人に加え中尾明慶に小池徹平と、5人とも中堅の役者として生き残ってますね。
タミヤ1/35パットン中戦車をのんびりと組み立てている。
接骨院で右肩マッサージ、少しずつ頑固に固いインナーマッスルが柔らかくなってきているそうだが、自分でも多少そのような自覚があり、やっぱり「冷え」が最大の原因なのかな、と。
2/13 (sat)
安かったので大量にネギトロを買い込み、丼に盛った2.5人前の熱々銀シャリの上に大胆にもガバッとのせて、ワサビ多めの醤油をかけて一気に食べてみた。
ネギもシソも使ってないこともあり、微妙にもわもわ~っと込み上げてきそうなタイミングで、目の前にある激辛熱々キムチ鍋を食すことで、緩と急のバランスが取れ、さらに、お湯で割った芋焼酎を要所要所で流し込むことで、ほろ酔い良い気分の出来上がり。
中野信子『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)読了。
2/14 (sun)
『空腹こそ最強の薬』読了。
少し前から様々なサイトや動画で紹介されているため、オートファジーについてや、16時間断食のやり方、効果は把握しており、ここ2ヵ月以上は週5回以上実践してはいるのだけれども、伝聞ではなく、ちゃんと読んでみようと思って読んだら、ほぼその内容は本要約系のYouTube動画で紹介された内容そのものだった。
今では、空腹時に食べるナッツの量も減ってきているし、ただし16時間過ぎた後は日々ドカ喰いしているけどね。
2/15 (mon)
先日受けたPCR検査の結果が郵送されてきたんだけど「低リスク」という診断結果、「陰性」ということなのか、それとも完全に「陰性」というわけではないのか、それとも医師じゃないと「陰性」と断言できないのか、そのあたりがよく分からない。
『かもめ食堂』を観ながらタミヤのマチルダを作り始める。
晩飯は息子と近所の居酒屋にて。
2/16 (tue)
WindowsのOSとオフィスのソフトもインストールされたiMacを中古で買った。
タミヤのパットンが完成した。
晩飯は息子と近所の居酒屋にて。
2/17 (wed)
モンクの未発表発掘音源の『パロ・アルト』は悪くはないのだけれども、全体的に「急いている」ような気がする。
ほとんどの曲が早めのミディアムかアップテンポで、それはそれでスリリングだったり、モンクの面白バッキングを楽しめる《ブルー・モンク》なども楽しめるのだが、じっくりと腰を据えて聴くというよりは、1968年の高校の講堂にいる自分を想像して純粋に「本当に演奏しにやってきたモンクのライヴ」を楽しむという感覚で聴いたほうが良いかもね。
とはいえ、聴きやすい演奏ばかりな上に、おなじみのモンクナンバーのオンパレードなので、モンク初心者にもおすすめしたい音源だと思う。
2/18 (thu)
タミヤ 1/35マチルダの組み立てが完了した。
晩飯は、パスタ、チゲ、マカロニ玉子サラダを手っ取り早くささっと作ってペロリと食べる。
なんだか最近『鬼滅の刃』ブームにあやかった「鬼滅本」がたくさん出ているように感じるが、その中の一冊、井島由佳『「鬼滅の刃」流 強い自分のつくり方』(アスコム)読了。
2/19 (fri)
1/35マチルダを塗装してみるが、思ったとおりの色味が出ず、なんだか泥をこねて作った半焼けの土器みたいになってしまったので、もう少し薄く明るい色を重ねてリベンジしてみよう。
そういえば、先日、近所の整体院で右肩から背中、腰を電気&マッサージをしてもらったが、以前と比較するとだいぶ回復してきた実感があり、実際、先生からも奥のほうの筋肉がだいぶ解れて独立して動くようになってきたと言われた。
晩飯は、鶏ももと鷹の爪を暴力的に入れまくった激辛(ちょい辛?)キムチ鍋。
2/20 (sat)
先日購入したiMacのiTunesに数千曲のファイルを流し込み、現在それをシャッフルして聴きながら、「聴きたくない曲」を間引く作業をしている。
ドラマ『レッドアイズ 監視捜査班』は、犯罪者や悪に人役に積極的に『フリースタイルダンジョン』のモンスターをキャスティングしているが(般若、輪入道、呂布カルマ、それとモンスターじゃないけどKZ)、今回のエピソードでは女子高生拉致監禁変態野郎役に崇勲が起用されていましたな。
マチルダ戦車を再塗装、昨日は泥オブジェ的な色味になってしまったが、今回はオレンジヨーグルトっぽい色になった。
2/21 (sun)
タミヤ1/35・歩兵戦車マークⅡマチルダが完成した。
蛍光オレンジやキャラクターフレッシュを隠し味に混ぜた塗装はケレン味たっぷり。
3月のような陽気で暖か涼しく気分爽快。
2/22 (mon)
配色がそこはかとなくユニークなHGUCのジムIIIを作りはじめるが、久々のガンプラ、なんだかレゴブロックを作っているような感覚。
某女性より「名前は忘れたけど『あぶない刑事』に出ていた舘ひろしさんじゃないほうのもう一人の刑事さんに似ていますね」と言われたが、それって「セクシー大下」の柴田恭兵っすか?それはありえないっしょと返したら、喋り方というか雰囲気が幼い頃になんとはなしに見ていた「あぶデカ」の大下勇次刑事を思い出したようだ。
晩飯は近所の居酒屋にて。
2/23 (tue)
HGUCのジムIII、頭部、胸部、腰部、バックアップまでを組み立てた。
最近アップロードをさぼっているYouTubeチャンネル「ジャズな話」だが、動画に寄せられたコメントがかなり溜まってきているので、まとめてお返事をしようと、夜はお酒を飲みながら一気にコメント返しの収録をしてしまう。
時間にして1時間40分強という、過去最高の尺の長さではあったけど、それほど長くは感じなかったですね。
2/24 (wed)
予想以上に冷え冷えな夕方⇒夜になってきたので、晩飯は白菜と肉団子の鍋。
日テレドラマの『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』のキャスティングは、『半分、青い。』の登場人物が多く感じるが、考えてみれば北川悦吏子脚本の作品はけっこうキャスティングの傾向がわかりやすい、というか、それは福田雄一作品も同様なんだけど、やっぱりファミリーというかチームみたいなものがあるのは、仕事もジャズもドラマも同様ですな、な豊川悦司登場。
昨年発売のジャズCDのベスト5枚をセレクトした原稿が掲載された『ジャズ批評』最新号の見本誌が届く。
2/25 (thu)
HGUCジムIIIの素組みが完成、余って使う予定のないクレオスの水性塗料で塗ることを目的に作りはじめたキットなので、現在はカラフルだけれども、今後は思いっきり地味なジムにしていく予定。
晩飯は納豆ご飯に豆腐チゲ。
大西康之『起業の天才!: 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』(東洋経済新報社)が猛烈に面白く、一気に読み倒してしまった。
2/26 (fri)
小林弘幸『「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?』(アスコム)読了。
「三文日記」をつけているからということからの興味だけで読んでみたんだけど、まあ、書かれている内容はまったくもってその通りだと思うし、私が以前上梓した本『超・音楽鑑賞術!』で書いた内容と、分野は違えど主張の根幹は一緒だと感じ、やはり「手書きの効用」というものは絶大なものがあると感じている。
晩飯はおでん。
2/27 (sat)
ジムIIIの下地塗装をした。
エナメル系じゃなくても、ラッカー系の場合でも、ちょっと多めに塗料を吹き付けると、ガンプラのプラ素材は柔らかいものが多いので、今回のジムも関節パーツがパキリと破損してしまった。
晩飯は『ゲキカラドウ』のアラビアータ編を観ながら湯豆腐と激辛アラビアータ。
2/28 (sun)
ジムIIIの基本塗装完了、今回は水溶きアクリルにて。
本当に大豆、肉じゃないのか?と思うくらいビーフジャーキーしている「大豆で作った(ビーフ?)ジャーキー」を食べてみるが、この甘しょっぱさはビール(あるいはウイスキー、というよりもバーボン)のつまみにもよく合い、ついつい進むので、食いすぎ注意、塩分とりすぎ注意報。
『エヴリバディ・ディグズ・ビル・エヴァンス』の中では、比較的スルーされがちな《ラッキー・トゥ・ビー・ミー》の繊細で硬質なピアニズムに聴き入る。