雑想 2022年5月

      2024/07/10

疾走 湘南モノレール

先日、鎌倉の某所に行った。

目的の場所は、大船から湘南モノレールに乗り換えて数駅のところ。

湘南モノレールは、東京モノレール・羽田空港線の跨座式とは違い、懸垂式だ。

この構造ゆえのことではないとは思うのだが、いつも湘南モノレールに乗って感じることは、「揺れる」。
小さい頃から何度か乗っているモノレールだが、「揺れた」という記憶しかない。

湘南モノレールはどんなモノレールなのかというと、この「揺れる」という言葉ひとつに集約されるといっても過言ではない。

とにかく、揺れる。
めっちゃ揺れる。

車内の手すりや取っ手をつかんでいない人など、遠心力でよろめき、「おっとっとっと!」と私のほうに体当たりをしてくるほどだ。

おかげで、先日も、私に向かって横ステップを5回ほど踏んで私のところに倒れこんできたオジサンの白髪頭を思いきりわしづかみしてしまったではないか。

それほどまでに乗客を振り回す原因は、おそらく速度も大きいのではないかと。

調べてみると、千葉の懸垂式モノレールの速度は65km/hなのに対し、湘南モノレールは10キロも速い75km/hとのことだ。

特に、ぶっ飛ばしたままトンネルに突入していく様は、なかなかのスリルといえるかもしれない。

なんて書いていてYouTubeで動画を検索してみたら、あるではないか。

タイトルは、「【ノーカット版/大船駅→湘南江の島駅】東京近郊スペクタクルさんぽ GoPro動画vol.2.1 『もはやアトラクション!ジェットコースター気分が味わ……」

タイトルが長いので、「味わ」で文字が終了しているが、きっと「味わえる」なのだろう。

まさにタイトル通りなのかもしれない。
ジェットコースターは言い過ぎかもしれないが。

モノレール好きにはたまらない路線ともいえるが、特にモノレールに関心がなく、単なる移動手段としてしか見做していない人からしてみれば、「暴走ゆりかご」なのかもしれない。

そういえば、『サンダーバード』の第22話に「恐怖のモノレール」というエピソードがあったが、なかなか面白かった。

シンウルトラマン 感想

公開されて数日後、さっそく『シンウルトラマン』を観てきた。

庵野秀明総監督の特撮映画、そして「シン」がつくと、どうしても前作の『シンゴジラ』と比較する目線が芽生えてしまうものだが、『シンゴジラ』のドライさよりは、かなりウェットな作品になっていると感じた。

一言で言ってしまえば、『シンゴジラ』よりは「庵野色」が薄い。

そのあたりは、人によって評価がわかれるところなのかもしれないが、個人的には『シンゴジラ』の畳み掛けるような映像チェンジと、特には画面上を覆いつくすのではないかと思わんばかりのキャプション、つまり速度と情報量が非常に心地よく感じた身からしてみれば(既に5回以上は観ています)、少々物足りなさを感じてしまったものだが、まあ描きたいこと、伝えたいことに違いがあるのだろうから、そのあたりは致し方ないと思う。

まあそれもそのはず、帰りに買ったプログラムを見ると、監督など製作スタッフのインタビューはあるものの、総監督の庵野監督の「庵」の字すらも出てこないので、もちろん原案や編集には関わっているものの、制作の中心的存在ではなかったことが、このプログラムの誌面構成からも伺える。

とはいえ、『ラヴ&ポップ』で用いられた、「ヘンなアングル」から撮影された映像は随所にちりばめられており、こまかなところに庵野チックなテイストを垣間見ることはできる。

内容のほうはというと、『ウルトラQ』好きにとっても嬉しい冒頭だったし、いちばん最初(1966年放映)の『ウルトラマン』という子どもたちに「夢」を与える「空想特撮ファンタジー」作品に対してのリスペクトが随所に感じられたので、生まれる前からウルトラマンのファンである私にとってみれば、まあまあ満足のいく映像だった。
1966年に作られた『ウルトラマン』に庵野テイストが加味された(シンゴジラほどではないにせよ)、今風の『ウルトラマン』といっても良い内容ではないだろうか。

私は特に熱烈なファンというわけではないが、長澤まさみ好きにとっても嬉しいカットが(きっと)色々あるだろうと思うので(だってメフィラス星人が登場しますからね)、まあ楽しめる2時間弱を過ごすことが出来たと思う。

と、まだ観ていない方も多いでしょうから、ネタバレにならないように書いてみました(笑)。

それより、次の『シン仮面ライダー』が気になって仕方がない。

パンク風 ドナ・リー

パンク風?とタイトルには書いてあるけれども、ハードロック調?なリズムにあわせてフレットレス・ベースで弾かれる《ドナ・リー》。

これ、なにげに凄いと思う。

そして、今度は、なんとジャコの《スリー・ヴューズ・オブ・ア・シークレット》がウッドベースで。

タイトルは「ジャコパストリアスの名曲をウッドベースで玄関前で弾き倒す男」。

これもまた、ついつい見入ってしまう。

けっこう良い音で録音されていると思うし。

エアブラシ ハンドピース 分解洗浄

はじめてエアブラシを分解する人は、この動画に合わせて、分解・組み立てをすると良いと思う。

わかりやすい。

こちらもさらにわかりやすいです。
ハンドピースの組立ね。

宇喜多秀家 島流し

八丈島に島流し暮らし、およそ50年!

知らなかった……。

絶海の孤島で84歳で死去。
関ヶ原合戦に参加した武将ではもっとも長寿だったとのこと。

<辞世に見る武将の死にぎわ、宇喜多秀家の浮沈激しき生涯>

飲食店 トイレ臭

繁華街、というかターミナル駅などの近くにある飲み屋街や風俗街にあるチェーン店系のトイレは臭いし汚いところが多い。

特に、どことは言わないが、いくつかの中華料理系のチェーン店などは、店に入った瞬間、トイレの匂いがするところも少なくない。

利用者が多いことと、トイレの掃除が疎かなことが原因なのだろう。

トイレの匂いが漂う店内での食事は、ちょっと無理だよね。

いや、最近だと、そういうことは気にせず、「昼飲み」をしている高齢者も少なくないけど。

居酒屋より安いし、腹に溜まるし、仲間同士だと気軽に昼からビールを飲めるということや、「昼飲み」を推奨している店もあるので、昼から混んでいる中華料理店系チェーン店も少なくなく、彼らが利用したトイレの清掃にまでは、なかなか店員の手が回らないののかもしれないし、そういうところは外国人労働者が多いこともあり、そもそもトイレを清潔に保つという文化、習慣がないのかもしれない。

よく、トイレを綺麗にすれば商売繁盛と言われているが、それは少し違うと思う。

トイレさえ掃除をしておけば、商売が繁盛するのではなく、トイレが汚く店内もトイレ匂漂うような店は、お客が離れていくのだと思う。

どんなに、サービスを良くしても、あるいはメニューが充実していても、店内にトイレ臭が漂う飲食店は、なにをやってもダメなのではないかということ。

少なくとも、私のような客は二度と訪れない。
長い目で見て、じわじわと「損」が蓄積されていくのではないかと思うのだ。

いや、しかし、そんなことはないか。

先述通り、最近は高齢者の「昼飲み」で賑わっている店も多い。

案外、高齢者が中華系飲食チェーン店の売り上げを支えているのかもしれない。

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